プリント基板などに設置された部品の導通と固定の為にはんだが用いられているのだが、そのはんだの成分が数年前から変わってきている。
従来のはんだは錫(Sn)と鉛(Pb)の合金で融点は183℃なのだが、これが今では別の合金が用いられるようになっている。
これはRoHS指令に基づくもので、環境汚染物質の使用を制限する事を目的とするものなのだが、その中で指定された物質の中に鉛が含まれている。
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/committee/h/04/h04_ap03_3.pdf
その鉛がはんだの主要成分の一つであった為、代替金属として鉛を使わないはんだを使わなければならない。
鉛を含まないはんだ(鉛フリーはんだ)として現在流通しいているのは錫に微量の銀と銅を加えたタイプと、銅を加えたタイプの2種類。
Sn-Ag-Cuタイプのものは融点が217℃、Sn-Cuタイプの融点は227℃と、従来の鉛を使ったものよりも40℃前後高温になる。
これにより部品の接合には従来のはんだよりも高温を加えなければ確実な接合が出来なくなってしまう。
そしてこれは、従来と同じ設計思想では高温によってプリント基板そのものがダメージを受ける可能性を表している。
またこの鉛フリーはんだは従来のはんだと比較して硬度が高くなっている。
つまり素材としての強度は上がるが、同時に靭性が失われる為に脆くなってしまう。
この脆さが電気、電子部品に使用する上で鉛はんだよりも信頼性が低くなっている。
そして鉛フリーはんだにおけるもう一つの問題点として『銅くわれ』がある。
銅の融点ははんだよりも遥かに高い1083.4℃なのだが、そこに溶けたはんだ(溶融状態)が接する事で、融点よりも低い温度であるにもかかわらず溶融した金属に溶け出す『溶解現象』が発生する場合がある。
これは鉛はんだでも発生する現象なのだが、鉛フリーはんだの方が遥かに発生し易い。
つまり状況によっては基板上に鉛フリーはんだを用いてはんだ付けされた部品は、熱による樹脂の変質や銅くわれによってその信頼性が著しく低くなる可能性を持っている事になる。
現在ではどの電気、電子部品や製品でも鉛フリーはんだが用いられており、特に鉛はんだを使った製品はEU諸国向けの製品としては一切輸出出来ない。
ただし例外が一つ。
アメリカ向けの軍需製品に関しては100%鉛はんだが使われている。
これは鉛フリーはんだによる製品が信頼されていない為である。
また某社が****の*******ショー向けに鉛フリーはんだを用いた***照明装置付きの****用スコープを試作したところ、数発の試射でことごとく基板上のはんだ付けが剥がれて(以下自主規制)
さて、811SHの事。
私の携帯のコネクタが壊れたのは私が手を滑らせてケーブルが差し込まれた状態で落としたからだ、それはいい。
(と言っても落ちた高さはせいぜい10センチ程度、それもティッシュの箱の上にだ)
しかし同じ811SHが落としたりしていない、普通に使っていただけなのにコネクタから充電出来なくなったりしている端末が出ているのはどういう意味だろうか?

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