本態性振戦(ほんたいせいしんせん)とは、
速く、細かい
ふるえです。
本態性振戦は成人期の初期に多く発症しますが、どの年齢層でも起こります。
ふるえは徐々に目立つようになり、高齢者ではより顕著に現れます。
このタイプの振戦は60歳以上の人に多くみられるために、以前は老年性振戦と呼ばれていました。同じ家族に多発するタイプの本態性振戦は、家族性振戦{遺伝性振戦)と呼ばれることがありますが、
原因は不明です。
通常は
本態性振戦は軽度のままで重大な病気ではありませんが、ふるえは煩わしくて恥ずかしいだけでなく、手がふるえて字を書きづらい、道具をうまく扱えないなどといった不便が生じます。
通常は
本態性振戦は腕に起こりますが、まれに脚に起こることもあります。
安静にしているときには起こりませんが、手足を伸ばすとふるえが始まり、無理な体勢を取るとふるえが悪化します。
本態性振戦は体の左右両側に起こりますが、一方の側により強く症状が現れます。頭部に起きると頭がふるえて上下に揺れ、声帯に起きると声がふるえます。
本態性振戦は病気ではありません。
「体質」と言ったほうがいいでしょう。

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