11月27日(火)。
週に1回、『先生』と呼ばれる日です。はい。
とはいっても、
<夜まわり先生>みたいに頼れる先生ではなく、
僕は、<悩める先生>です。
僕にできることは、ありのまま接することくらいです。
『それでもいいんだ』って想ってもらえて、
それぞれが自分自身の魅力に気づいてくれれば、それで良いのですから。
それはさておき、
朝、ちょっと早く着いたので、
学校近くのカフェに寄りました。
コーヒーをテイクアウトしようと思ったのです。
そして、それを持って学校へ行き、
ギターでも爪弾きながらコーヒーを飲んで、
おだやかな気持ちでみんなを迎えよう、なんて想っていたのです。
僕) 『ホットコーヒーを』
店員さん)『はい。ありがとうございます。160円です。』
あかお、小銭を集め、ちょうど渡す。
ほんとうは10円玉だけで160円分あったのだけど、
ちょっとはずかしかったので、100円玉と10円玉6枚にする。
店員さん)『おまたせしました。』
僕) (あ、、、。。。しまった。。。)『どーも。』
『テイクアウトで』って言うのを忘れていたのです。
ま、それだけのことで、
ここまで描写する必要はまったくなかったのですが。。。
前はね、独りでカフェに入り、コーヒーを飲み、
煙草をふかし、そうして過ごすことに、
なんの抵抗もなく、むしろ、大好きだったのです。
ところが、、、ね、
なんか、ダメになっちゃったのね。不思議とね。
♪やっぱり、僕はたいやきさ、少しコゲあるたいやきさ♪
なんて唄いたくなるね。
すると、じいさんが独り入ってきて、
なにやら若い女性に声をかけ、その女性に、
『あ、いや、けっこうです。持ってます。』と言われてました。
変なエロじいさんかな、なんて思ってたら、
そのじいさん、コーヒー持って僕のところに来まして、
『これいらない!?わしゃいらんけん』と言って渡されたのが、
ここのカフェの50円割引券でした。
付け足すように、『今月いっぱいだけど』だって。
とりあえずもらい、僕も独りでなんとなくさみしかったので、
『じいちゃん、いつも来るの?』と切り出すと、
『そこの紳士服の店にシャツを買いにきた』とのこと。
開店まで1時間くらいあるもんね。それでコーヒーか。
そーいや、僕のじいちゃんもやたら朝の行動が早かったなあ。
それから、なぜか、ふたりで話が盛り上がり、まるで角打ち。
まわりからみたら、天神の朝のカフェらしからぬ光景だったろーね。
山登りの話、今年の紅葉はきれいだという話、
僕もじいちゃんも軽自動車に乗っていて、
じいちゃんはターボ付きのミッション車でガンガン走り、
10数年乗っていて、18万kmをこえてるという話、
じいちゃんは70歳で、女遊びが大好きで、
今月は3回中州に行ったという話などなど、、、
気がつけば、授業開始時刻5分前、慌ててじいちゃんに、
『ごめんじいちゃん、あと1時間くらい話したかったけど、
僕、時間が無いっちゃん、またどっかで会おうねーっ!』
って言ったら、じいちゃん、ギターケース持ってるのみて、
『あんたギター弾くとね、好きなことおもいっきりせーよ!』
みたいなこと、
急いで店を出ようとしてた僕の背中に言ってくれたなあ。
なんか、うれしい朝だった。
授業はギリギリセーフ。
ポケットにはじいちゃんからもらった50円割引券が2枚。
授業でそれを話し、『券、いる?』って聞いたら、
まっつーとりゅうじくん(生徒です)『いる!』と言ったので、
それをあげたら、早速、休憩時間にふたりで行ってました(笑)
なあ〜んか、うれしーね!!
ひとり独りの人間が出逢うから、そこになにかが生まれるんだ。
それに気づき、<オモシロイ>って想うかどうかだよね。
そういう意味で、<ちっちゃなオトコ>でいたいな。
でも、今度はちゃんと、『テイクアウトで』って言おっと。