ユベントス、スクデット獲得
本当におめでとうございます。
これは決して皮肉ではなく、素直な気持ちです。
今季のユベントスの総合力はミランを上回って
いました。
その証左に今季ユベントスは第1節から
1回も首位の座を他チームに渡さなかった
こと。2連敗と2引分がそれぞれ1回あった
のみで、それ以外では連続して勝ちを落と
さなかった安定感。
スクデットを獲るに相応しいチームでした。
くやしいけれども、心から敬意を表したいと
思います。
☆
さて…第37節ミランvsパレルモ戦を視聴しました。
この試合が3−3に終わったため、前日に
書いた「引き分け以下なら自動的に」という
形でユベントスの優勝が決まったわけです。
経過を振り返ります。
ミランは下のメンバー表をご覧いただければ
わかるように、大幅にレギュラーを変えて
臨みました。「いつもの」メンバーで先発した
のはトマソン、クレスポ、セルジーニョ、
ルイ・コスタ各選手の4人。
後は「総入替え」と言ってもよいと思います。
とりわけDFで先発したマルゾラッティ選手は
19歳、後半交代で入ったペルティコーネ選手
は18歳。いずれもミランのプリマヴェーラ
(ユース)からの選手とのこと(スカパー!実況からの情報です)
前半8分、パレルモDFのクリアミスにトマソン、
クレスポ両選手が絡み、最後はセルジーニョ選手
が押し込んで先制1−0。
ところがその直後の9分、コスタクルタ選手の
ヘッドでGKアッビアーティ選手に送った
バックパスがGKを越えてゴールネットへ。
オウンゴールで1−1。
前半16分、クレスポ選手とのワンツーで
斬り込んだセルジーニョ選手が落ち着いて
ゴールを決めて2−1。
さらに32分、右サイドからのブロッキ選手の
クロスをトマソン選手がボレーで決めて3−1。
そして、前半終了。
Shots on goalはミラン6−1パレルモ、
ボール支配は17:35−14:25。
後半は徐々にパレルモの攻撃がやや長くなる
ものの、両者膠着した攻防の時間が続きます。
試合が動いたのは後半32分。
ミランDF陣のもたつきを見逃さなかった
パレルモのザウリ選手がGKと1対1になり
アッビアーティ選手が倒して止めたためPK。
これをトーニ選手が決めて3−2。
そして……それから間もなくの34分。
またもや混戦となりミランDF陣が必死に
抑えようとするもマークを振り切った
パレルモのバローネ選手が押し込んで3−3。
その後、どちらも決定機のないまま試合終了。
Shots on goalはミラン7−4パレルモですから
後半だけでいえばミランは、たった1本。
ボール支配は30:42−32:37で後半逆転されました。
さて…試合の感想ですが、まだ私自身のなかで
整理ができていないというか…迷っている、
そんな感じです。
というのも、誰の目にも明らかな
「極端な選手起用」の是非
これに尽きると思います。
おそらく来週のCL決勝に備えて、中心選手を
温存させてくるだろうという予測は私もして
いました。とくに怪我を抱えている選手に大事を
とらせるのは尚更です。
しかし、DFはカフー、ネスタ、スタム、
マルディーニ、カラーゼ、MFではカカ、
ピルロ、ガットゥーゾ、セードルフの各選手、
しかもGKのジーダ選手まで欠場という、本当に
徹底した采配をアンチェロッティ監督が採った
わけです。これが私が前述した「もやもや」の
最大の原因です。
「結果論」だけで物事を論じれば簡単な話です。
批判的に言ってしまえば「パレルモを嘗めていた」
あるいは「スクデットを完全に諦めたのか?」
などという意見を出せばそれでいいわけです。
また当然、CLの結果によって大きく評価が
変わりうるものでもあります。
これまた「結果論」ですが、
ビッグイヤーを獲得すれは「あそこで主力選手を
温存した監督の決断が功を奏した」という意見が
趨勢を占めるでしょう。
逆に(縁起でもない話ですが)ビッグイヤーを逃せば、
「34節以来CLも含めて●●△△と4戦も勝星から
遠ざかって、ムードを落としたまま決勝に臨まざる
をえなかった原因はパレルモ戦の采配にある」
なんていう声も聞こえてきかねないと思います。
…とここまで書いて「お前はどう思うのか?」と自問
しても、正直言ってわかりません。
非常に想いが揺れ動いています(苦笑)
今は、とにかくCLに完全に気持ちを切り替えて
攻勢が予想されるリバプールを逆に押し返して
残る一冠、これを確実に手にしてほしい。
ただそれだけです。
【セリエA・第37節】
ミラン 3 (前2-1/後0-2) 3 パレルモ
得点
前半8分:セルジーニョ(ミラン)
前半9分:オウンゴール(パレルモ)
前半16分:セルジーニョ(ミラン)
前半32分:トマソン(ミラン)
後半32分:トーニ(パレルモ)
後半34分:バローネ(パレルモ)
警告
39分:ルイ・コスタ
59分:コスタクルタ
GK(17)クリスティアン・アッビアーティ(イタリア)
DF(46)ルイノ・マルゾラッティ(→73分)
DF(14)ダリオ・シミッチ(クロアチア)
DF( 5)アレッサンドロ・コスタクルタ(イタリア)
DF(26)ジュゼッペ・パンカーロ(イタリア)
MF(32)クリスティアン・ブロッキ(イタリア)
MF(24)ビカシュ・ドラソー(フランス)
MF(10)マヌエル・ルイ・コスタ(ポルトガル)
MF(27)セルジーニョ(ブラジル)
FW(11)エルナン・クレスポ(アルゼンチン)(→64分)
FW(15)ヨン・ダール・トマソン(デンマーク)
FW( 9)フィリッポ・インザーギ(イタリア)(←11)
DF(47)ロマノ・ペルティコーネ(←46)
※警告とメンバーはミランのみです。
手入力のため、誤記があるかもしれません。ご了承ください。
マルゾラッティ、ペルティコーネ各選手は…調べましたが
国籍などのデータが見当たりません