2007/2/24

砂漠のダイヤでちょい盛り  



◇最近、仕事がらみで出遭ったバイヤー社長さんの言うことにゃあ。
タイの飲み屋で怪しげなダイヤを買わんかと持ちかけられたそうな。

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なんでも、サウジアラビアの砂漠で拾ったダイヤだと。
そこでわ月夜の晩、目を凝らすとキラキラ輝くダイヤの原石が拾えるんだとか。
いずれにせよ、くずダイヤ(?)、でも、でかいのは小指の先ほどあったとも。

ううむう。ダイヤの原石ってそこそこガラス質って感じだけど、いろんなタイプがあるからおいらが見せられてもきっとわからんだろうなあ。
というよりも、なによりも、そんな夢みたいな話、ホンマにあるんかいな?
いや、あるかも。
うむう、きっと、あるに違いない。
なんたって不思議王国サウジアラビアだ。
ちょいと前まで観光ビザさえ出してなかった、ある種、鎖国な王国だったわけで。
空飛ぶジュータンだって実わ飛んでそう。

とにもかくにも
月夜の晩にきらめく砂漠のダイヤ!
ああ〜そそられる。
サザエやアワビどころでわない。
二枚貝の化石どころでわない。
(そおいや、サウジの砂漠でわ、化石も丸ごと落ちているって話、なんかの科学雑誌で読んだことあるし。)

どきどきどき。
ああ〜もうあかん。
サウジ、いきてえ〜〜

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(きらきらきら。でも、これ、砂漠じゃないのだ。山形蔵王の雪景色なのだ。↑)

などと、仕事の話より、おいら、勝手に盛り上がりまして。
すわ、帰宅早々、調べてみますれば。

ちぇ、やっぱ、いんちき半分、って話で。
ダイヤはダイヤでも砂漠ダイヤ、デザートダイヤ、サウジダイヤなどと呼び名はあるものの、実わ水晶の類の石なのだそうな。
原石は写真で見る限り、ころっとした薄ピンクで、ガラス質でわあるが曇っている。
故に、本物のダイヤのような炭素結晶体でわなく、従って、月夜の晩にキラキラ、って話は無理がある。
ただし、砂漠ダイヤ、カットしてそれなりに磨くと、本物のダイヤのようになっちまうらしい。
硬度こそダイヤの10に比べ7.5程度だがその特異ともいえる石質は、非常に透明度が高く、内部構造が安定しているとのこと。
つまり、なかなかダイヤと見分けがつかない、ちゅうことらしい。
そこそこ雑にカットして、おまけにそこそこ研磨しとけば、ホンモンダイヤの原石みたいなんだろう。
ううむう。
これだな、きっと。
この状態の砂漠ダイヤを見せられたんだろうなあ。
んで、さらに!
加工はタイに送られて仕上げられるそうで、件の話の舞台はタイ、まさしく、絵に描いたようである。

ま、ダイヤじゃないからお値段も安くて、サウジでわ、ごろごろ拾えるそうな。
いろんな意味で、日本ではほとんど無名な石、っていうのもうなづける。
ちょっとおもしろいのは、砂漠ダイヤ狩り(ダイヤ拾いのことだけど)、月夜の晩でわなく、明け方、太陽の光を利用するんだって。
キラキラするわけではないけれど、それなりに薄暗い光を発するらしい。


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いやはや、インチキ話なりに、やっぱ、そこそこそそられるでわないか。
異文化のイスラム圏にはずっと昔、パキスタンへブリキのオモチャを探しに、てきと〜に出かけた。
はちゃめちゃで、えきさいてぃんぐで、死にかけるわ、楽しいわ、怖いわ、楽しいわ、とんでもない旅であった。
でも、そんときも、それなりの成果はあって、実わ、まいっかい、イスラム圏、それも、ううう、サウジ、うう〜てきと〜に、い・き・て・え〜〜〜〜


◇最近は関空から直行便もあるそうな。
誰か、夜明けの砂漠ダイヤ、一緒に拾いにいきまへんか?ぷぷぷ


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(宇宙家族ロビンソンのセットみたいだ。↑怪しげな山形蔵王、山頂の景観。サウジはどうだ?)



2007/2/10

こおいう場所で原点回帰?@  



◇骨董の市場(いちば)、いわゆる、業者の競り市である。

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一般のオークション(競り市)とわ違って、業者(骨董や)さんがいろいろ商品を持ち寄って、売ったり買ったりする、あれ、である。
ただ、最近でわ一般のお客さんも出入りできる入札会とか交換会という市場もある。
写真の市場も、どちらかといえば交換会的な和やかな市場である。

普通、業者だけの本格的な市場となると、当たり前だけど、かなり、ぴりぴりしている。
んで、良いものだけしか扱わない屈指な市場、となれば、そりゃあもう、最初はそこにいるだけで胃がきりきりする。声を出す(競りに参加する事)なんて、到底、無理。
ま、なんでもそうだけど、そこだけのしきたり、っていうのが見えてくるまでにわそこそこ時間がかかるもんだし、それに順ぜずあれこれできるって世界でもない。

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◇おいらが競り市に通っていたのはもう随分昔の話。
アメリカとかからアンティークの仕入れをするようになる、もっとずっと前だ。
ようするに古いものを扱う商いを始めた駆け出しの頃ね。
もともとはブリキのオモチャにせよ、お人形にせよ、ガラスにせよ、おいらは古い日本製のものが好きだったので、どっちかっていえば、アンティークというより、骨董やさん的な方向性だったんだよなあ〜

で、久々も久々、久々の久々ぐらい久々に市場に行った。

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嗚呼、懐かしき場の空気!
いやね、おいら、最近目指しているのが、じつわ、内緒だけど、ここだけの話、『原点回帰』なんですぅ。あ、そこ、笑わないで。
げんてんかいき。
ううう、ええひびきじゃあ〜〜
ま、そのへんのややこしい話わさておき、ある意味、ひとつのおいらの原点を髣髴させるかのような、懐かしき場の空気と、久々、出合っちゃったわけですのさ。


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(いやはや、なんでもある。↑水晶もあるし、化石だってある。)

いや、とわいえね、おいら、今回の市場参戦、ともかく倉庫整理中のなんやかや、あれこれ残っている商品をアストロ号(おいらのバンです)ぱんぱんにして、もお、いくらでもええんでこうておくれや、って持ち込んだわけで、よおしぃ!いっちょ、買うぞおおおお〜〜!!って、当時の交感神経露出系な発進シチュエーションって感じじゃないんだけど、そんでも、やっぱ、その場の空気は、なかなかどうして、体に馴染んだ良い混合比の原点酸素だったりしたわけで。


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(Aにつづくのだ。なんか、だらだら長いのだ。↓)

2007/2/10

こおいう場所で原点回帰?A  

◇最初に書いたように、この市場は和やかな市場である。
そして、いわゆるその会の主、会主さんわ、昔からの骨董仲間で、集まっている面々も久しぶりとわいえ、顔馴染みが多い。
お世辞にも美術品や高額商品が競りにかけられる、そおいう市場とわ言えないし、100円、200円の上乗せで競られるものさえあるほどだ。

普通、こおいう市場での売り手は売るときに儲けを出すなんて全然考えていない。
基本的には売って損をする。売れば売るほど、損をする。
ただし、売り手は買い手にもなって、今度は他の人が損をして売る商品を買うことが出来る。
つまり、売る時は損をして、買う時は得をするので、競売が一回りすると、皆、そこそこ、安い元手でそれなりの商品を手に入れている寸法だ。
言い換えれば、自分でわ売りあぐんでいた商品が新しく売れる可能性のある別の商品に入れ替わったわけである。

この仕組みは実に優れていると思う。
商いの基本はギブとテイクだ。
おいらは絶対、そうでなければいけないと思う。
取引をする両者に、今回はこちらが無理を聞くけど、次回はそちらが無理を聞いてくださいね、という基本理念が根底にあれば、どんな契約書より確実に良い商いができるものと、おいらは信じている。
もっといっちゃえば、人としての基本理念でもあるんだと思っているかもしれない。

この市場において、皆が一回損をして、それを受けて皆が同様に徳も得る。
そおいうギブとテイクの姿勢、精神、が、なるほど、自然体で身につくのが、この競り市の素晴らしいところなのだ。
ね?
この互助会システム、実によく出来ていると思わん?


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◇世の中、とかく、損だ、徳だ、だけで、一時の終結をみる。
ならば、自分は絶対、なにがなんでも損をしないようにしよう、損をするのは負けだ、バカだ、って風潮がまかりとおる。
長年、卸売りの会社をやってきて、しかし、まったく嘆かわしく思ったのは、そこのところだ。

損の全てを問屋サイドに押し付けてくる小売店の多いこと、この上ない。
いや、クレームや値切りは正当な商いの手だてでわないか?そのどこがいけない?
という切り口にわ、あえて、無視だ。

いつも値切る。先回も値切れたから、また、値切る。いつも値切れるから、また、値切ろう。
無理なクレームが通る。先回も通ったからまたクレームする。次も絶対、クレームしよう。
支払は遅らせるだけ遅らす。出来れば支払わないのが一番お得。
いやはや、だ。

とにもかくにも、その根底にある『自分だけが徳を』という思いのさもしさが哀しいのである。
あ〜やだやだ。
商いがどうのこうだのという、さらにずっと以前にある、そのさもしさが、もう、いやなのだ。

商売はシビアなものだ。
でも、決して自分だけが徳をし続けることでわ、絶対にないぞ。


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◇で、今回。
おいらはどうだったか、っていえば、車満載の荷物わ損してすべて完売!
で、その分、お得な仕入れは?
いまは、会社の整理してるんで、今更、仕入れはなし。
え?じゃあ、損だけ?
いやいや、好きな化石をいくつかお安く買って、懐かしい場の空気は十二分なお得感だったし、とりあえず、物は生き、いつかどこかで売られるわけで。
そおして、こんな感じで、事は一時の事でわなく、廻り回って、損だとか、徳だとか、適当に時を経て、なんとなくバランスがとれていくのだろう。
きっと、そおいうものだろう。
ああ、そお思うと、なんだか、とても、ゆったりとした気持ちになって、ほれ、もう、バランスが取れているじゃないか。








2007/2/6

Lord of the Lies で豆  



◇大阪公演の初日わ、おりしもの節分。
鬼とくれば、そりゃあ、もう、豆、である。



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『朧の森に棲む鬼』(Lord of the Lies)特製、大入の福豆なのだ↑

何回かのカーテンコールのあと、役者さんがこの豆を舞台からまいた。
「たかだか豆なんで」
豆をまく前、皆が必死で奪い合わないよう、市川染五郎さんはそう注意し、笑かして、会場は和んだ。良い配慮だと思った。

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待ってました!劇団☆新感線!!今回はいのうえ歌舞伎、第五弾だ。
初日だったからかどうか知らないけれど、ロビーでいのうえひでのり氏がうろうろ。

う。
げ。

にしても、誰も側に寄っていかんでわないか。
おいらはドキドキして挨拶して(むこうは知らんでも、おいらわよく知っとるでね。いちおう、挨拶しとかんとね)一緒に写真、いいですか?ってきいたら、写真わちょっと、って、断られました。
うう。

んでも、握手はしたし、ちょっとだけお話も出来たので、大もうけだったのだ。


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お芝居の内容は言うまでもありません。
おいらわ何一つ、文句なし!!
ああ、たのしかったあ〜〜

んで、次回はTOMMYで、それは多分、観なくて、んで、その次が『犬顔家の一族の陰謀』だって。うううう〜なんか、たまらん感じだ。たまらんく観たいぞ、犬顔家。

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*****


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そして、次の日、大阪城の梅など堪能いたしましての、大満足な大阪・新感線(往・復とも近鉄だけど。ぷぷ)ツアーでございました。

(おお。なんか、日記だ!日記。しょうもないオヤジ日記だ!)



2007/2/5

朧の森に棲む熊  




◇あ、すいません。
パクリです。
熊です。くま。
新感染じゃなくて。
(そりわ、また、こんど。)


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はい、いまちゃんの最新作、『クマズロ』です。
名前の由来はまだ未定のアウトフィットにあるとか。
ふむふむ、はて、なんでしょお?

さて、この『クマズロ』ちゃん、フェイスをいまちゃんが担当して、ボディと縫製わ、いまちゃんと親交の深い某お人形作家(カントリー系)さんが参加されたそうです。いわゆる、こらぼですな。
まだ、試作段階なんですが、なかなかどうして、かわよいでせう?


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(首、腕、足は可動。全長15センチ。)

最初のうちは完全予約の販売とか。
ご興味のある方はふるってご連絡くださいませ。
(近々、いまちゃんのHPも開設されます。)


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(KEANEとも相性ばっちりな『クマズロ』)



2007/2/3

ああ、旅情の回転扉  




◇旅情である。

帯津良一先生の今年のテーマは旅情だそうな。
旅情はそして、また、人生の旅情をも感じ得る、ってな具合らしい。

そのへんわモームのコスモポリタンズにいろいろヒントがあるという。
おいらも読んだけど、なるほど、なかなか、どんずばり、である。
80年から前のお話にあれど、ひとのこころっちゅうもんわ、しかし、80年やそこらの歳月でその本質たるや、なんが変わろうか?
ああ、旅路においての、あの、なんとも言い知れぬしみじみとした感情が、人生の無常をなぞる。
自己の記憶のずっとずっと奥底にある、生命記憶をして、その命の太古からの旅路を鑑みるかの如くの想い。

ま、そおいうのが、好きか、嫌いか、って、ところからだと思うんだけど、おいらわ、かなり、好きなのである。旅情。

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◇深夜のラジヲ。
午前零時の時報。そして、ジェット機の飛び立つ音。
「ミスター・ロンリー」のテーマで始まる「ジェットストリーム」には、居乍らにして旅情を感じさせる、独特な雰囲気があった。
パーソナリティーの城達也さんの語り。
 

『遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、
遥か雲海の上を音も無く流れ去る気流は、
たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、
夜のしじまの何と饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていった遥かな地平線も瞼に浮かんでまいります。』

そうなのだ。饒舌なのだ、夜のしじまわ。
当時、夜のしじまと朝のしじみも区別できるやもなく、果たして、それが何たるかも知りもせず、でも、そう思ったものだ。
おいらわラジヲの前で、いったことのない世界中に思いを馳せ、そして、知る由しもない未来の時間を重ね、そこにうかぶ出来事をまるで、過去の体験のように、想い、しばし、旅情に浸った。

時間の不思議。
想いの不思議。
旅情の不思議。


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◇名古屋〜東京を新幹線・こだま号を利用すると、かなりお得な料金の個人ツアーがある。
片道¥7,900。
で、楽しいのは飲み物チケットが一枚付いてくる。
そのチケットで車内販売のびいるでもコーヒーでも一杯飲める。
さらに、貸しきり車両の如くなグリーン車利用にしても¥1,000増しでOK。

仕事以外で上京することが増えた最近わ、ひたすらこれを利用している。

ただし、こだま号は片道で3時間弱かかるわけで、時間優先の方にはむかないけれど。
つまりわ、旅情優先のツアーだ。
旅情にはこの3時間弱、というのが実に良いのだ。
のぞみ号の1時間半でわ、どうあがいても旅情どころでわない。
せいぜい、朝のしじみ、といったところだ。(ところか?)

さて、このこだま号、停車駅(各駅停車)でわ5〜6分間停車するのでその気になれば好きな駅の駅弁も余裕で買える。
立ち食いソバだっていけるかもしれぬ。
飯を食い、びいるを飲み、一眠りして本を読む。
かように時間を一切気にせずして、電車に乗っているっていうのがいかに贅沢で雅やかな旅か、おいら、この歳まで垣間見ることすらなかったわけで、自らの時の移り変わりに、嗚呼ありがたや。



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◇はてさて、なんとも言い知れぬしみじみとした感情がひときわ際立つこの名古屋〜東京・すきまツアー(おいら命名)にも、じつわ、ひとつの落とし穴があった。
3時間弱の旅、びいるも飲む、そこそこおしっこもしたくなる、そおいう落とし穴だ。

新幹線にわ男子、おしっこ用トイレがある。
ドアは飛行機のそれと同じく、端っこを手前に引くと反対の端っこの途中が折れ曲がり、くの字型になる、あれである。
つまり、中側からはドアを体で押せば簡単にそのドアにそって外へ出られる仕組みだ。
ひょいと背中で押せば、勢いで体はくるりと回転するくらい、である。
そして、おしっこは、ドアを背にして、する。
こだま号はしょっちゅう停車するので、駅に入るときはおおきく傾いたりする。
そんなタイミングの中、おいらはおしっこをしていた、そおいう落とし穴だ。
たまたまジャージのパンツをはいていたおいらはおしっこに2本の手を必要としていた、そおいう落とし穴だ。
電車が傾くと、おっとっとっとっと、と、うしろによろけて、そこにはドアがあって、それは見事に回転した。

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旅情はどこでどうドリフのコントにかわるやもしれぬ、そんな一説である。(わきゃない)





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