2006/11/21

お葉見  おもうこと





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◇山崎川沿いの桜である。
見事にまっかっかだ。
まっかっかなのは葉っぱであるのだが、ほほお〜っと散歩の足を止めて見入ってしまう。
桜はお花見だけでわなかったのか、と。


   *****


ここはほぼおいらん家の前なんじゃが、ずううっと、11月のほとんどが常に出張中だったわけで、この時期、この辺にいることはここに来て8年、初めての事なのである。

あの桜並木がこんなんに。
ていうか、日々、小刻みに変化していく季節の様が、現実としてちゃあんと認識できている不思議。
だって、ちょっと前まで、自分の季節感なんてもんわ実にちゃらんぽらんで、習慣(例えば、11月なのでセーターを出して、みたいに)としての認識ぐらいでしかなかったのに、だ。

ま、いろいろあるなあと、シャッターを切りながら、はなみずをすするおいらであった。


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2006/9/21

ありきたりな話ですんません  おもうこと


◇ずっと思っていた。
世の働く大人たちの皆と同じように、自分の時間が欲しいぞ、と。

でも、今にして、その「自分の時間」と言う定義が、おそらくはまったく曖昧だったような気がするのだ。


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   ラリーんちのシンディーくん

例えば、出張中に好きなライブがあっても行けない。
例えば、仕事が忙しくて温泉に、ダウンヒルに、映画に、芝居に、買い物に、花火大会に、お花見に、習い事に(ぷぷ)、などなど、「ほとんど」行けない。
本を読む時間だって「ほとんど」ない。
ああ、だから「自分の時間」が欲しいよお、って。

そんなもんだ。

ま、早い話、塾に行かにゃあならんのでテレビゲームをする時間がすくないよお、ってな感じ。
考えるまでもなく、おいらは親に言われていやいや塾通いを始めたわけではないし、ゲームが「ほとんど」出来ないだけで、まったく出来なくなってしまったわけでもない。
まさしく、ないものねだりをする子供の如き振る舞いが日々の心情になっていたようだ。


おいらはこの仕事が本当に好きで始めた。
時間や体力的に厳しいのは比較対象の問題で、おいら以上に厳しい仕事をこなしている大人はいっぱいいる。
いや、人に限った事でわない。
例えば皇帝ペンギンはどうだ?
極寒の中、ずううっと、子育てと餌集めだけだ。
花火大会を観にいっている奴など、まずいない。
ううむ。
皇帝のくせして、皇帝ペンギンのほうがまったく厳しそうだ。

その点、おいらは紛れもなく代表的庶民だし、ましてや好きで始めた仕事である。
なんの不満があろうことか。

なのに、いつの間にやら、仕事での第一義とする達成感は、そこにまつわる二次的な義務感や環境から生まれる必然的なプレッシャーによって熱を奪われ、幾重にも幾重にもまるで氷の層に包まれるかのように氷結していったのでわあるまいか?
そして、その中心で凍っていたそれは、それこそが、本当の意味での「自分の時間」だったのでわあるまいか?

図らずとも、今回、長い間ずっとお世話になった方々ひとりひとりにお礼や挨拶をしていくことで、幾重にも層を成していた氷のような義務感やプレッシャーは溶け出した。
それは不思議な現象であった。
少なくとも、それを意識できる事が、自分にとって、とても不思議な思いであった。
いろいろな場面を思うと全てが楽しかったと思える、その不思議さとも重なる不思議。

そして、現地ですべての仕事が済んだ今、あんなにも欲しかった「自分の時間」は皮肉にも、全ての時間の流れの中心にあったんだって、理解した。
んで、不思議と思えたのわ、実は、あるべくものが解りえなかった違和感にすぎなかったのだ。


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 デイトン飛行場で長年出張を共にしたばっぐくん


おいらはちゃあんと「自分の時間」を持っていた。
いや、誰よりもずっとずっと十分に持っていた。
ただ、それに気づいていなかっただけだった。
まあ、それに気づかず、たとえ願っていた「自分の時間」が幻だったとわいえ、それが希望として存在していた事実を思えば、まったく救われないわけでもないのだが。


生きるとはまた、こおいうことの繰り返しなのかも知れない。

いつだって本当のことは見えにくい。
解り得にくい。
違和感の連続。
それを不思議と捕らえる思い。
日常となればなるほど、その中心にあるものは、見えていなかったりするわけで。

ん?ありきたりといえばありきたりの話だなあ。
まあよい。
要はここからの話だ。

流れ行くここからの新たな時間において、それが、短かろうが長かろうが、再び大切な何かを覆被してしまうような事のないように。ああ、絶対にそんな事のないように。
現実の中のほんとうの希望が見出せるように。
なんとしてでも。
じっちゃんの名にかけて。


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  (帰りは何とか順調で、珍しくすいていたノースの機内)


2006/9/18

フリーマーケットな日常の区切り  おもうこと


◇スプリング・フィールド(オハイオ)のフリーマーケットで仕入れ。
10年間以上通っている馴染みの場所だ。

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毎月定期的に開催されているのだけれど、9月は年に3回のでかいマーケットで、金曜日から3日間の日程になっている。
なんだけど、毎回毎回、3日間のうちどこかで雨に降られる。
会場は土のグラウンドなので雨が降ると足場はぐちゃぐちゃだ。もう、服から商品まで
べちょべちょ。
最近のように、スタッフが一緒に来るようになってからずいぶん楽になったけど、それ以前はずっと一人でまわっていたわけで、それはもう、なかなかなエキサイティングな日々を過ごしたっけ。


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そして、今回、3日間すべて、雨は降らなかった。

実は今回の仕入れで、おいらのバイヤー生活は一区切りにする。

もともと、「バイヤーを辞めようと思っていた時期」とほとんど変わらないわけなのだが、おいらがバイヤーを辞めると、なるほど、必然的に営業の仕入れが成り立たなくなって、会社そのものの運営が出来なくなる。
実に簡単明瞭な仕組みで、まったくもって、いいかげんな会社なのである。

というわけで、おいらの卸会社は今年いっぱいで、終わることに。
その後の予定はまだ決まっていない。
とりあえず、ひと段落ってわけ。

そおいう思いを抱えて会場を回っていると、なんだか、ちょっと、くるのである。
うううっ、って。

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おまけに、久しぶりの仕入れなので、馴染みの業者が皆、どうしてた?元気してたか?って声をかけてくれたりするものだから、そんなもんだから、なんだか、ますます、くるのである。

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気合を入れて、いちばん最後の仕入れアイティムはなんにしようかって探したけれど、結局、50セントのプラスティックフィギュアで終わっちゃった。

しょぼいけど、これは、記念に売らないで持っていよう。

いろいろあって、いろいろ、いろいろあったけど、ああ、この仕事をしていてよかったって思う。

ほんとうに、どの場面を思い出しても、ああ、楽しかったって、そう、思えるからだ。
ほんとうに、そう思えるから、なんだか、それはそれで、ふふ、ちょっと不思議であるのだけれど。

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(ラリーとみんなと)

2006/7/28

健康オタク  おもうこと



◇かも?
ま、そりわそりで大いに結構だけど。
もともとがのめり込む性質(たち)なので、こおいうパターンもある程度、想定内、だ。
で、オタクである以上、そこそこ、らしくなったのか?
いろいろ検証してみる。


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@この場合のオタク、これといってコスプレは、ないな。
「ハダカでエプロン」? いや、ちがうだろお。男だし。いや、男、とかじゃあなく、根本がちまう。
しいて言えば「不健康そうな面構え」か?
(だいたい自然食のお店に元気はつらつっ!って店主を見たことが無い)
そこで、鏡のおいら。
不健康そうといえば、まあそうだし、ひげが薄い、といえば、まあ薄いし、不細工と言えば、まあ不細工だし、う〜ん、この際、そのへんでOKということか?(か?)
あ、コスプレじゃないけど、夏でも絹の5本指ソックスは?
寝る時も脱がない。その上に綿の2枚重ね。ど?オタク度、アップ?


A「にんじんジュースで手のひら、黄色」
うんうん、こりわ難なくくりああ〜〜〜
ここんとこ、量をアップ!多い日は1りっとるの生にんじんジュースだでね。ぷぷぷ
10キロの通販にんじんが1週間でなくなりますぞん。馬かて


B「はやねはやおき」
ここ。問題は、ここ。
いやあ〜ここをつかれると、ちと、辛い。
いやね、夏場はさ、夜のお出かけが多いじゃない?花火大会とかさ、野球観戦とかさ、さまあらいぶとかさ。
んで、今までほとんど夏場に遊んだこと無いんで、おいら。ついつい、調子にのっちゃってる。
お出かけしたくなっちゃうわけ。
そおすっと、帰りが、ほれ、遅くなっちゃうわけさ。
で、ついつい、就寝時間が、これまた、遅れてしまうわけさ。
健康オタクたるもの、遅くても夜の10時にはグースカピーと寝入っておらんといかんわなあ。
んで、朝はやっぱ、遅くても6時起きだわなあ。
あ〜あかんあかん。2時間以上の誤差がああ。
ここんとこ、あかん。


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(ねぼすけサラちゃん。ほぼ一日寝ておる。健康なのか?)


C「禁煙・禁煙スピーカー」
自らの禁煙はもとより、最近は禁煙スピーカーなる『チョイおせ(っかい)オヤジ』禁煙班だ。
ここもしっかりくりあ〜。

チョイおせオヤジは夏の風物詩、チョイおせオババのように、おせっかいをやく。
(夏のチョイおせオババとは、街頭の浴衣姿の若い娘を見つけるや否や、ちゃちゃっと近寄って、帯やらあわせやらえもんやらをちゃちゃちゃといじって、ふんとにもお〜とかゆうて鼻息荒く立ち去ってゆく、あの、オババだ。)
チョイおせオヤジ(禁煙班)とてまったく同様のおせっかいに違いない。

知人が目の前でタバコを咥えようものならば、すわ!ごちゃごちゃ言い出す。
ほれ、おいらみたいになっちまうぞ、とか、うんうん、気持ちわわかる、とか、いや、絶対にやめれるって、とか、脅したりすかしたり、挙句、「外で吸っても7メートルは煙の害が拡がるんだぞ」「おいら、あっちに行くわ」と、すたすたその場を離れてゆく。

真剣に禁煙を唱えれば唱えるほど、チョイおせオヤジ度は高まる様相だ。


Dウオーキング(散歩)・気功なんかの呼吸系実践
ちおっと、まだまだって感じか?
ここんとこ朝寝坊なのと、雨続きで、なかなか散歩が出来ていない。
気功も手抜きだ。
でも、できるだけ、歩いてはいるのだけれど。
例えば、自転車でヤマダでんき(坂道あり)通いの折、呼吸を気功法でやるっていうのは反則か?
そおいう反則技も裏を返せばオタク技かも?ぷぷ


E「玄米菜食」「粗食のすすめ」「禁こおら」「禁けえき」「禁寝る前のらあめん」「禁寝る前の餃子」「禁寝る前のすいか1玉食い」「禁寝る前のその他、なんちゃら食い一般」
くりあ〜


F「サプリメント」
こりわどうなんかなあ
一応知識は入れたけど、あんま、全般に興味ない。
帯津病院で直感による選択!ってことで一種類、あと、もう一種。んだけ。
通常、健康オタクってば、この部分を指すことも多いようだけど、基本はお食事、って考え方のほうが理に適っているような気がするので。




あと、なんだろお?
なんだか「なんちゃらバトン」みたくなってきた。


例えばGお風呂は生ミントの46度、足湯もばっちりとか、H歯磨き一日10回とか、I健康サンダルひと月に一足履きつぶすとか、J赤信号、みんなで渡れば事故多発、とか、いろいろ足して「健康オタクバトン」やる?




2006/4/23

麗し、かたくり〜!  おもうこと




◇土曜日、高山でサイモントン治療のカウンセリングを受けた。
こうみえても、やっぱ、どうしても不安はあるでね。

おいらは自慢じゃないがカウンセリングとか悩み相談とかの類とは一切無縁な生活を送ってきた。
自分の事で誰かにアドバイスされるのが一番うっとおしいことだったからだ。
この場合の自分の事って、自分の進むべき道とか、そおいう次元の自分。
ガキの頃からそおいう環境だったし、ま、早い話がただのわがままなんだけど。

今でも基本的にはその考え方だ。
でも、かって、このシチュエーションを持ってして考えたことの無い自分本来の死生観となると、やっぱ、じぶんでぐるぐるするのは得策でわないようだ。

そおいうわけで生まれて初めてのカウンセリング。
1時間だけだったけど、信頼のおける人からのカウンセリングって良いなあと思った。
ああ、そこなんだよ、そこそこ。みたいな。

不安はいっぺんにきれいさっぱりなくならないけど、こうしてこうして、って方法論に納得する。
体の冷えてたとこがちょっとずつ、暖かくなる。


◇帰り道、樹齢100年以上の一本桜を拝みに。
あまり有名では無いけれど、下呂温泉から30分くらい高山方面に向かうと四美という綺麗な里がある。
そこに4箇所、立派なしだれ桜があるのだ。
共に一本桜。
おいらは始めてみたのだけれど、本当に立派だ。
おいらはほかにあんまし知らないのでこれこそ、日本一だって思った。


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ひととおり感激しているとその根元に気になる葉っぱ。
実は先日、この里に在住の知人に教えてもらったばかりのかたくりの葉っぱだ。
その時はあいにく花は咲いておらず、山の斜面を滑り落ちながら蕾を一個発見しただけで
終わったのだが、なんとこの場所、桜の根元ったら、あちこち、花をつけたかたくりじゃあないの!


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かたくりなんてちょいと前まで、一体全体それがなんなのかも知らなかったおいら。
こうして自分でそいつを見分けて発見できた喜びは、実に喜ばしい。

喜ばしいことって、世の中、ちゃあんと見ていればまだまだまだまだいっくらでも想像に絶するほど、きっと、そりわ、在るのだ。

そうして、そりわ、ほんとうに嬉しくて、そんで、とても良いのだ。



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