自民党の郵政造反組の復党問題がマスコミに批判的に取り上げられているが、
そもそもあの郵政解散とはなんだったのか?
800億円もの血税を使っておこなわれた選挙に本当に大義があったのか?
という原点にたちかえった論議がなされない限り、問題の本質は見失われてしまうだろう。
昨年の”コイズミばか踊り選挙”でコイズミは、
”郵政民営化賛成か?反対か?””改革か?利権守旧か?”と、
問題を単純二元論に歪曲し、自らが問題の本質を事実誤認していることは棚に上げ、
勝手に自己陶酔しながら、
”改革のためなら私は殺されてもいい”と、
”命を懸けて悪の利権派と戦うヒーロー”を演じてきた。
多くの国民(特にB層)は、
”まさか総理大臣を勤める還暦を過ぎた人物が、そんなバカではないだろう”
という常識的感覚で、コイズミ劇場の単純二元論にまんまと嵌まりこみ、
正義の味方を応援する気になって、コイズミに大勝利を与えてしまった。
(総投票数では、反コイズミの票の方が多かったが)
しかし、冷静に振り返って見たとき、あの時の”コイズミ劇場”に、
ボクシングの”亀田劇場”と同じ臭いを感じる人は多いはずだ。
一言で言って、”恥の文化”を持つ本来の日本人では到底できない、
”恥ずかしいほどのインチキ感動劇”。
”自分の思い込みで、被害妄想に陥っているだけなのに、勝手に火病を発生し、
悲壮感を抱きつつ逆境に立ち向かう、悪と戦うヒーローを演じながら、自己に陶酔する”
どこかの国の反日活動家とそっくりの、お目出度いほどの”おれ様”メンタリティだということがよくわかる。
そんな半島気質のわがまま自己陶酔劇場のために、選挙費用の800億が露と消えたんだということを改めて再認識するべきだ。
※
冷静に思考能力を維持していた人々には、周知の事実だが、
あの郵政政局の造反組は、必ずしも郵政改革反対派ではなかった。
情報操作によって当時さかんに刷り込まれていた”造反組=利権擁護のための抵抗勢力”というのは、
実は亀田ヤラセ劇場の”対戦相手=海外ランキング保持の強敵”と同じくらい虚構の構図だった。
しかし、火病を発生したコイズミの
”殺されてもいい!私は改革つぶしと戦う!”
と絶叫する的外れの感情発露のレッテル張りにほだされ、
”縁故入社が増え無能化したマスコミ”が”沈黙し、世論誘導の間接的共犯者になったおかげで、
多くの国民は、事実誤認をさせられたまま投票日を迎えることとなった。
(いまだにその事実誤認がとけていないB太郎やB子さんが少なくないようだが)
だからこそ、憲政史上最低のばかげた選挙といえる去年の郵政選挙が実際はどうだったか?
ということは、改めて問いなおすべきテーマだと思う。
当時は、コイズミバカ踊り劇場のもとで、
”利権屋”、”改革抵抗勢力”のレッテルを張られた造反組だが、
改革反対派というよりは、法案修正派で、じっくり審議し、今ある郵政法案の問題点を修正すべきという立場だった。
その意味では、国や国民の未来よりも、自己保身を優先して
、法案の問題点に見て見ぬフリをして、コイズミに追従した連中と比べたら、
郵政法案の修正を求め、造反したわけだから、はるかにまともだったといえる。
(もっとも最終的には保身のためコイズムに平伏するために変節するようだが)
※
郵政法案は修正するべき問題点が多いという認識は、当時から自民党内の多くの人が共有するものだった。
それは、当時の賛成派の中でも
”法の完全実施まで時間の余裕があるから、とりあえず法案を通しておいてから、後で見直せばいい”
という発言が公然となされていた事実を見れば明白だろう。
(郵政マネー運用のインサイダーを仕込んでいる売国連中は法案修正絶対反対だろうが・・郵政踏み絵をやたら要求する”あいつ”とか)
郵政法案の問題点は、いろんなブログで詳細に指摘されていたので、改めて見直すべきだと思うが、
当ブログでも、過去記事で大枠の問題提起はしてきたので、参考にしてほしい。
参考過去記事
改革詐欺を暴いた桜井よし子
郵政マネー民営化の本音
とくに”財政赤字の削減”と”ユニバーサルサービス”の両立という
わかりやすいポイントに限ってだけ言及すると、
ユニバーサルサービスを維持する郵便事業の赤字の補填を担ってきた、
郵貯・簡保という黒字の金融部門を分離するということは、
その金融部門の収益を民営化で欲豚のえさにする一方で、
ユニバーサルサービスのための赤字補填に、新たな財政支出を必要とすることとなる。
つまり、あの郵政法案の”財政赤字の削減”という大義はインチキで、
実は、本当の狙いが、”金融部門の民営化=欲豚への郵政マネー供与””欲豚への利益供与”にあることを露呈させている。
当時”法案成立のためには、殺されてもいい!”と絶叫したコイズミだが、
そうした亡国的中身を、理解する知能はもちあわせていなかっただろう。
彼の頭の中には”悲願の郵政民営化を成し遂げ、改革の金字塔を打ち立てる”
という思い込みしかなかったのだと思う。
陶酔モードに入ったコイズミは、周囲の売国工作員の”法案修正=法案骨抜き”というすりこみに支配され、
”よりよい修正”提案を求める声すら、”抵抗勢力の骨抜き工作”としかとらえられなくなった。
結果的に、売国工作員どもは、”無修正の法案成立”という、コイズミの自己陶酔バカのこだわりを利用し、
800億という巨額の選挙費用を要する解散=総選挙に踏み切らせ、
亡国的な中身を無修正なまま、法案を成立させることにまんまと成功した。
復党問題にからんで、売国奴どもは、郵政問題はもう済んだことというスタンスで、
修正論議の再燃をさかんにけん制しているが、国民財産のよりよい運営を追及する論議に打ち止めはありえない。
欲豚への利益供与でインサイダー利益をえようとする売国奴の野望は未然に打ち砕かなくてはならない。
※
その意味で、造反組復党の前提として、郵政法案の問題点の修正論議を持ってくるべきだと思う。
某売国工作員は、造反組に”郵政踏み絵”を要求しているが、
それだと、郵政法案の問題点を闇に封印し、
欲豚への郵政マネー運用の利益供与を既定路線とすることになりかねない。
法案修正を求めた造反組の議論を再評価する一方で、
改革つぶしと思い込んで、バカ騒ぎしてしまったコイズミの断罪と、
売国工作員の一掃というかたちで、政策に基づいて仕切り直しするというのがもっとも正当なありかたではないかと思う。
幸い、大部分の自民議員は本音では、修正すべきという意見が多かったし、
郵政解散の前の段階では、安部総理は降格状態だったし、
現政権の顔となってる中川(昭)政調会長、麻生外務大臣、伊吹文部大臣などは、
最後まで郵政解散に反対したわけだから、
竹中郵政法案の問題点修正という前向きな仕切り直しなら、変節といわれることもないだろう。
シュウチョクなんかは工作員が収集したスキャンダルをばらすぞと脅しをかけてくるかもしれないが
逆にあいつのスキャンダルを再燃させて失脚させたほうが、すっきりしていいんじゃないかと思う。
いつまでも過去のあだ花にすぎない、コイズミ自己陶酔劇場に花を持たせ続ける必要はない。
いいかげんコイズミバカ踊りの余韻に終止符を打ち、本来の日本にふさわしい日の丸のこころある政治を再構築すべきだ。
多くの国民はようやくコイズミのバカな本質に気づいてきた。
いつまでもコイズミ時代との整合性にこだわるのはやめ、
バカと、バカを利用して私腹を肥やした悪党は、さっさと切り捨てるべきだ。