画像は、先日観た映画「女競輪王」。
1956年新東宝 主演/前田通子
毎朝、仕入れの市場への往復で自転車に乗っていることから
「脚力なら誰にも負けない。」と思っている主人公美樹。
結婚を迫る婚約者の健一に突如、
「わたし競輪選手になる!」と打ち明ける…。
(説明かなりテキトー)
チリンチリンッ!!
背後からベル音。
…と思って間もなく、俺の右脇をすり抜けていく赤い影。
いや、最初に見えたのは“白い網カゴ”だった。
ショートヘアーをなびかせ、まさに颯爽と俺を抜いて行く
赤いママチャリ!!
って
ママチャリかよっ!!!
一瞬伺えた強気な横顔。柴咲コウ的30代の女性だ。
彼女はみるみる俺との距離を広げる。
タイトスカートの中で上下する優雅なラインが、
あっという間に小さくなっていった。
おいおい、なんちゅう速さだ!
サイコンの速度を見ると33キロ!それ以上の速さでの疾走(笑)。
なだらかな下り坂とはいえ、
ママチャリにブチ斬られますたよ俺(笑)。
きっとタイムカードがある会社なんだろうなぁ、と思い
あくまでマイペースでペダルを漕ぐ俺。
…往復40キロちょいの自転車通勤が、
もはや「普段の生活の一部」になってきた。
シングルギアが楽しい。
乗ってみてわかることだが、信号、横断歩道の多い都内では、
時速40キロ以上を出してもあまり意味がないかも…なのだ。
どうせ信号で捕まるのだから、身体に負荷を掛けずに、
30キロちょいのスピードで巡行でき、
上り坂に対応できるギア比であれば良いことがわかった。
現在、48T/18T。
実際これまでに、
埼玉〜東京〜川崎の一般道で上れなかった坂はない。
いわゆる立ち漕ぎをしたこともない。
正直、たいした脚力もないのに、
グイグイ上って行く車体に驚く。
てゆーか、なぜガキの頃あんなに立ち漕ぎをしていたのか、
もはやわからん状態。
つまり、しっかりと力を伝えられるポジションを作り出せれば、
無駄な態勢や余剰な力を使わずに漕げることがわかった。
自転車を漕ぎだしてから(少しだけだが)、
哲学的な物の考え方とその裾野が拡がったように思う。
哲学とは、論理、技術、感情、そして身体、
つまり「脳と身体」の二つの車輪がバランス良く回っている時こそ、
深く学べるように思う。
マジでおっさんこそ、自転車に乗れよって感じ。
乗りながら、
鈍りつつある五感を取り戻している感覚が、
強いせいかもしれないけれどね…。
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