ビンディングペダルに変えた。
クランクブラーザーズのエッグビーター。
見てのとおり、名前のとおり、まるで「泡だて器」のような形状。
実にシンプルだ。
ビンディングに変えたもんで、
靴も専用のクリート(靴底固定金具)シューズに変更。
こちらは、マビックのクルーズ。
ビンディングペダル用のシューズってロード車用の「いかにも」な
デザインばっかな中、MTB用だとこんな感じで、
自転車下りて、そのまま歩いていてもおかしくない。
普通のスニーカー的デザイン(見た目)がナイス。
なぜ、これを選んだかというと、もうフィーリングだけです。
元adidasブランドだし、
なにより「M」のマークがいいじゃん。
僕の名前の頭文字だし。
その程度の理由です、はい。
実際、履き心地は普通のスニーカーと変わらないけれど、
やっぱ靴底はそれなりに硬い。
金具部分の周囲が盛り上がっているせいか、歩くとカックンカックン
土踏まずのちょい前辺りのポイントを基点に、
まるでシーソーのような踏み心地。
普通に歩けるシロモノではありませんね。
さて、本来の使い勝手はというと、とにかく、
靴底の金具をちゃんとハメるまでに手間取った。
「だいたいこの辺かな?」というアタリをつけて踏むのだが、
なかなかこう「カチッ」とこないのだ(笑)。
繰り返しているうちにだんだん位置がわかってきたものの
今度ははずす時にひと苦労。
足首を外側(または内側)に、クィッ!とひねるようにすると
外れる仕組みなんだけど、
同じ要領で行ってるはずだが、
はずれる時とはずれない時があるのだ。
そして、それが一体どういう差でそうなるのか
どうも感覚的にわからない。
変えてから昨日一昨日で、5.5回横にぶっ倒れた。
ま、僕が鈍クサいってのが一番の理由だが。
肘が痛いよぉ。膝から血が出るほど擦り剥いたよぉ。
打ち付けたハンドルの側面が傷だらけだよぉ。
代官山の路上、渋谷246の横断歩道、新宿靖国通り交差点等、
衆目の中激しく横転するおっさん。かっこわりー。
転んだ拍子に脱げた靴が
クランクにくっついたままのシュールな状態には
自分でも苦笑するしかなかった(涙目)。
そんな状態で
「大丈夫ですか?」と手を差し伸べられること3回。
見ず知らずの他者から、
手を差し伸べられた経験って今までなかったと思う。
世の中捨てたもんじゃないすね。
てか、ありがたいと思ったですよ。
あと、俺、たとえ行き倒れても
ひょっとして声を掛けて貰えるかも?、と、
ちょっと思った。
なんかそう思ったら、
ちょっと目先の不安が減ったように思う。
しかし、こんなに横転しながらも、このペダルとシューズを
変えようと思わないのは、やっぱ「漕ぎ方」と、その概念が
今までとまるで別次元なところにあることがわかったから。
ペダルというものは「踏む」ものだとばかり思っていた。
だが、トゥクリップ、そしてビンディングに変えてから
「ペダルは引っ張るもの」という概念が追加された。
そうやって「押し」「引き」しながら
クランクを「回す」ことが
自転車を前へ進ませることなのだと気づいた。
この「引き」の概念が体験として追加されたことにより、
自転車との関わり方が大きく変わってしまった…。

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