「ISAAC HAYES」
最近この人の事ばかりかいてるけど、
本当にこの人に夢中だ。
確実に学生時代だったら見向きもしなかっただろうし、
かといって少し前でも好きになってないだろう。
どっちかというと、大好きな人って、
今の時代少ない気がする。
アイザックヘイズ大好きなんだよね〜、
全部もってるよ、
見たいな人ってね。
だけどね、俺は久しぶりにまじで、
はまれる人を見つけたというか、
どっちかっていうと、
どうしてこんなにはまってるのか良くわからない。
音楽はかなり長いし、
歌もうまくない。
かといって何か特徴だって、
これがすごいみたいなこともない。
だけどなんでこんなに惹かれるんだろう。
それはきっと存在感が全てのような気がする。
やっぱり全てはホットバタードソウル、
あのCDの話を読んでからだろう。
それ以前にも、サムアンドデイブや、
オーティスレディングのサウンドを、
作り上げていたようで、
どちらかというと裏方に徹していた人が、
初めて前面に自分を押し出して、
自分で歌を歌ったアルバム。
それは本当に泥臭くて終わりが見えなくて、
どうして4曲でこんなにダルダルしたアルバムが、
こんなにたくさん売れたんだろう。
そのたくさん売れた事実が俺は、
凄く気になってしょうがなくて。
で、レコードで探しても全然無いし、
CDでもアマゾンじゃなきゃ買えなかった。
こんなのなかなかないよね。
大抵売れたものは、レコードがたくさんあるし、
CDもたくさんあるはず。
それでCDを聴いてみるといやねぇ、
ドツボにはまっちゃってねぇ。
輪廻転生みたいに、死んでは生き返るみたいに、
何度も何度も聴いているうちに、
下手な歌が耳から離れなくなり、
聴いているだけで周りの空気が変わった。
シャフトという映画をこないだ見たけど、
さっきなんとなく評価みたいなものを、
調べてみていたら、
凄く低かった(笑)
余りにも単純で面白みが無いと。
だけど俺には凄く胸に残るものがあったんだよなぁ。
映画そのものの雰囲気、
寒い仲革ジャンを着て白い息を吐きながら、
肩に身を寄せて歩いているところに、
アイザックヘイズの歌が入ってくる。
コーヒーショップでの一幕、
バーで一幕、
ニューヨークの街並み。
家の中での出来事。
さりげなく流れるBGMは、
もう枠なんか無くてどっちかっていうと、
ワールドミュージックって感じだ。
ジャズもソウルもファンクもブルースもロックも、
そう、もう全部もってきて、
彼なりの一度消化したものを、
彼のものにして吐き出していく。
その吐き出されたものに俺はもう虜になっちゃって、
そう、きっと長いジャズをも聴くようになり、
短いパンクをも聞いていたから、
多分その間くらいの彼の存在が、
本当に今は心地よく楽しめるのかもしれない。
幅が広がったというか、
広がったものの中で見渡して見ても、
今の俺の中心にどかんと入り込んできてしまった。
シャフトのサントラを聞きながら、
一人心地よい寒さを感じながら道を歩いてると、
いつの間にか目の前がニューヨーク
になってしまったみたいでびっくりしてしまう。
あの時もしMP3プレーヤーを、
ニューヨークという町にもって行き、
シャフトのサントラなんか聞いてたら、
俺はもうそのまま死んでもよかったかもしれない。
それくらいこの空気感、存在感が、
大好きでたまらない。
音楽っていうのは音を聴いて、
空想できるところが一番素晴らしいところだと思う。
映画は想像するものが決められてしまっているし、
絵にしても固定されてしまっている。
それに比べると音楽は音を聴きながら、
色々なことに思いを馳せ、また、
今までに考えもしないことを考えたりもする。
そう俺は聴狂いピエロ。
音楽聴きながらそのまま死んでしまいたいと思うことが、
最近よくあります。
いやぁ、コーヒーがうまいなぁ。