「Rufus does Judy at Carnegie Hall」
ポップ
ルーファス・ウェインライトの最新ライブアルバム、
Rufus does Judy at Carnegie Hall (Geffin)を買いました。
ルーファス・ウェインライトは90年代からアメリカのポップ・シーンを追っている人なら知っている、オペラとミュージカルの伝統を現代のポップにしちゃいました、な自作自演歌手。
エイミー・マンやフィオナ・アップルを手がけたジョン・ブライオンやビョークの片腕マリウス・デ・ヴリースと一緒に仕事をしています。
そして、乙女な男性である、と言うところもまた重要でありましょう。
ジュディ・ガーランドのコンサートまるごと再現、というこのアルバムにも、その乙女心がびしびしと効いています。
ガーランドといえば、「虹の彼方に」ですけども、これは同性愛解放運動のテーマソングにもなっているそうです。ほかの代表曲「ザッツ・エンターテインメント」や「スワニー」もやっているし、
あんまり歌詞付きで聞かないような(ジャズのインスト曲としてはよく聞く)、"How long has this been going on"や"You go to my head"を聞けるのが個人的にはとっても新鮮。
"Just You, Just Me"の出だしを間違えてやり直す、という心置けない一幕も。
ルーファスは音楽一家の出身ですが、いつものようにお母さん(ケイト・マクギャリグル)と妹(マーサ・ウェインライト)がゲストに来ています。
リズムギターの人、と言う認識だったベテラン、バッキー・ピザレリがソロを取ってもかっこいい、というのも楽しい。
惜しむらくは、輸入盤にはよくあることながら、歌詞が載ってないこと。
ポップス好きなら買って損なし、な作品です。

0