Kong:Skull Island
前作で一番面白かったのが、島において色んな生物が襲ってくるシーンだった。主役のコングよりもあのシーンがサスペンスいっぱいで面白く、迫力があった程だ。で、この新作では髑髏島そのものが舞台であり、前作の中盤のあのシーンで展開する、いわばあの拡大版という認識でいたのだが、実際はそうではなかった。何でもピーター・ジャクソンの前作とは製作会社が違うらしく、前作とは全く関係が無いとの事。ようするに、続編でなくリブートなんですな。
まぁコンセプトとしては、その線で合っているのだが、前作に登場した程の生物=怪物が出て来なかったのが惜しかったところで、ワタシとしては残念でしたね。まぁ、その分ストーリーが単純明快で、ストレートな展開というのが良かった点でもありましたね。
見ものはエンディング後、即ちエンド・タイトル後ですな。画面に映る象形文字のようなものをバックに「キングなのはコングだけではない」というセリフで結ばれるのだが、嬉しいですな。そう来ましたか。公開は2年後だとか。さらにその後は「コングVSゴジラ」だとか。これはあと5年ぐらいは死ねませんな。(★★★1/2)
★ワーナー配給/カラー/2.35/ドルビー・アトモス/118分
●TOHOシネマ梅田・シアター3/ネット先売券(¥1100)/18:45からの4回目(約2/3)

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