渋谷シネマヴェーラでやっている『特殊学園Q』に今日も元気にドカンを決めたら、洋ラン(革ジャン)背負ってリーゼント(寝グセ)で行ってまいりました。本日の授業は「暴力学園大革命」と「偽大学生」の2時限立て。『母ちゃん、そんなに心配すんなよ。勉強嫌いな俺だけどさ、人にはそれぞれ合った道ってもんがあるんだよ』とばかりにきっちり勉強してきました。
始終、妙なセリフや展開が気になってしかたがない「暴力学園大革命」。「男組」「キンキンのルンペン大将」でもお馴染みの星正一のデビュー作であるとともに、岩城晃一デビュー作でもあります(暴走族時代のクールスもともに出演!)。東映お得意の力技によるキャスティングで学園モノなのに誰一人学生に見えません。女性陣も全て場末のホステスにしか見えません。酔っ払った時の不良少女・由加のセリフはただのアエ(アヘ)ギ声にしか聞こえないし。ラストでのタイマンとか古き良き不良が描かれていて、良い作品でしたよ。
続いて早弁しながら「偽大学生」を受講。原作が大江健三郎、監督が増村保造。とにかく主演のジェリー藤尾の気持ち悪い演技は、「日常に1つ狂気が起こるとたちまちギャグになる。」そんなある漫画家の言葉を思い出すようで最高! 人権など唱えながら活動する学生運動家たちが自分達の将来や保身のために嘘をつき正当化しようと四苦八苦。偽大学生を演じていたジェリー藤尾が発狂し、本物の学生だと信じ込んで精神病院へ放り込まれてしまうという奥深い内容です。未見の人はあさってがラスト上映だそうで、仏恥義理で観に行くことをおすすめします。
