昔の話ですが、仲間三人で林道に行っていたときのこと…。当時良く行っていた林道は最後に急な下り坂があって、雨でできた深い轍とガレ場がおりなす当時の自分にはコケながら下るのがやっとな酷い場所だった。どちらかというと林道よりもトライアルに向いている場所だ。
なんとかコケずにいけるようになったぐらいから「今度は逆行してみよう」という話になり、ひたすらコケながらこんどは登りで楽しんでいたのだが、そんなある日、いつものように林道を走り抜け、今度は逆行しようと出口(入口?)で休憩していると、軽四のジープっぽいのが三台やってきて「この先車で行けますか?」と聞いてきた。
「バイクでも深い轍でコケたら、方向転換が無理なぐらい急な斜面やし、とてもじゃないけど無理ですよ」と言うと、その中の2〜3人が歩いて登って行き、10分後に三台ともに出発しだした。車の横には「○○○探検隊」のステッカー。まぁある程度は行けても車で登るのはほぼ不可能な段差が途中にあるし、そのうち諦めて戻ってくるやろう。と、そのまま休憩していた。
しばらくして、林道から一人の人が降りてきて「ちょっと助けてもらえませんか?」と言ってきた。三人「???」。
無理やろうと予想していた段差どころか歩いて一分もかからない場所あたりで一台が深い轍にハマって横転していた…。みんなで必死に頑張ったものの結局その軽は助けられなかった…。さすがに悪く思ったのか、「近くのホームセンターでパワーウインチを買ってくるんでもういいです。すいませんでした」と言ってきた。
その後どうなったか知らないけれど、「○○○探検隊」というステッカーを貼っていたということは、後に「あの時は大変やったよなぁ〜(笑)」って感じになってるんだと思う。しかし、第三者からみると、正直に「無理や」と言ったのに「行ける」と間違った判断で登ったその人達の自分勝手な行動は心底腹が立つものだった。
わざわざ自分達を窮地に追い込んでその窮地を乗り越えて達成感を得る…こんな部類の人間にはなりたくない。

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