00年代邦楽ベストアルバム10選  雑文

卓球さん伯爵がなんか面白そうなことやってたので、自分もちょっと乗っかってみました。
思いついたのから順番にピックアップしてるので、多分あとからこれ入れればよかったとかアレ入れればよかったとか言いそうだけどまあそのへんはご愛嬌ってことで。

ということで興味ある方は「続きを読む」をクリック一発!



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「THE LIVING DEAD」 BUMP OF CHICKEN
00年代に10代だった人の多くにとって、間違いなくバンプの名前は大きな意味を持っていると思う。
その中で一枚をあげろと言われたら、これを選ぶ人がかなりいるんじゃないだろうか。
私的には最強のコンセプトアルバムにして、優しくて強くて美しい、珠玉の物語が詰まった宝箱のような作品。
ひとつひとつの曲が物語としてあることを強く意識したのは、このアルバムが初めてだったように思う。
「K」を聞いて、こんな風に死ねたら、と思った高校生の頃の僕、そして「続・くだらない歌」を聞いてふと進んできた道を振り返る現在の僕。
あるいはいまだに「グロリアスレボリューション」に励まされ続ける僕。いつ聞いたって素晴らしい物語は力を与えてくれる。

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「TEAM ROCK」 くるり
00年代邦楽ロックの原点というか、大きな流れを作ったのはやっぱりくるりかなあ、とかなんとか。
まあそんなことはどうでもよくて、このアルバムがくるりのアルバムの中では一番大好き。
「ワンダーフォーゲル」のすれ違いながらそれでも時間は進んで行く、というコンセプト。あるいは「カレーの歌」に込められた優しさ。そして、「ばらの花」に詰め込まれた心地いい孤独感と距離間と憂鬱。
全部が大好き。

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「TRICERATOPS GREATEST 1997-2001」 TRICERATOPS
90年代のJ-POP全盛から少しずつ移り変わっていくようなポップからロックへの変遷と言うか、そういうものが詰まっている気がする一枚。
トライセラ自体は後追いで聴き始めたのだけど、00年代の音楽に馴染んだ自分に、90年代の曲も多く詰まったこのアルバムが心地よく聞こえたのは、やはり共通するコンセプトがあるからなんだろうな、と。
「Going To The Moon」の飛翔するような感覚も、「Pretty Wings」に込められた優しさも、「ロケットに乗って」の切なさも、全部後につながっていると思う。

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「ソルファ」 ASIAN KUNG-FU GENERATION
私的00年代ベストアルバムにして、生涯ベストアルバムを選ぶとしても間違いなくトップで食い込んでくるであろう一枚。
このアルバムとの出会いなくして、ロックを意識して聞くことは無かっただろうし、そうでなければ間違いなく今の自分はいなかっただろう。
繋がらない孤独は、いつかきっと繋がることで喜びに変わると信じさせてくれたこのアルバムの力は本当にすごいと思う。
「振動覚」に込められた音楽への思い。「リライト」のままならない現実への焦燥。「君の街まで」の距離感。あるいは、「24時」の真夜中に感じる孤独感。
それを全部が全部包み込んで、弱い魔法を積み上げて、君と僕で繋がる未来へ向かう、と歌ってみせた「ループ&ループ」。
それぞれの歌詞に、音に込められた思いがいつ聞いても最高過ぎて言葉を失う。

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「P.O.A. 〜POP ON ARRIVAL」 BEAT CRUSADERS
もう一枚、自分のロックへの意識を強くさせたのがこのアルバム。
ビークルらしいおふざけ(いい意味で)に満ちた小品「〜NAMPLA〜」「〜SASQUATCH〜」、遊び心に満ちたサウンドや歌詞が耳に心地いい「BLOCKBASTERD」「JAPANESE GIRL」。
そして何よりも、「音楽の楽しさ」をこれでもかって詰め込んだ私的に最強だと思う神曲、「HIT IN THE USA」の存在は忘れられない。
お面かぶったオッサンが、こうまで楽しそうにキラキラした曲を演奏してるってのがまた凄い、と思うのだが。音楽の楽しさはいつまでたっても死にやしない。

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「ELEVEN FIRE CRACKERS」 ELLEGARDEN
ELLEGARDEN最後のオリジナルアルバム。しかしながら、そこにあるのはエルレの全アルバムの中で一番強い「攻め」の姿勢だと思う。
うなるようなオープニングから、スターマインの連打のごとき「Fire Crackers」、宇宙にすら突っ込んで行く意志が見える「Space Sonic」、音を銃弾に変えて撃ちまくるような「Gunpowder Valentine」、そして、超攻撃的に噛み付いてくる「Salamander」。これだけ攻撃的でありながら、その次に来るのは「高架線」から「Marie」に続く、何とも言えない優しさと切なさを込めたメロディなのが本当にエルレらしい。

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「MY FOOT」 the pillows
ピロウズのひとつの集大成というのは間違いなく「Little Busters」にあると思うんだけど、それと同じくらいにピロウズらしいアルバムだとおもうこの一枚。
たとえストレンジャーであるとしても、前に進んでいくという「MY FOOT」に込められた意志。神曲「Lemon Drops」にも通じる、ロックへの限りない愛を込めた「Rockn'roll Sinners」。もっと光を、と叫ぶ「MARCH OF THE GOD」。
自分たちが世界に受け入れられないとしても、自分たちの姿勢を崩さないと言うあり方が、やはりピロウズのコンセプトだと思うし、00年代のピロウズのなかではそれが色濃く、そしてポジティブな方向に出た名盤ではないだろうか。

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「Me and Your Borderline」LAST ALLIANCE
ラスアラの楽曲は空のイメージが全体にあるのだけれども、曇り空とそれを切り開く晴れ間の存在の大きさを一番感じたのがこのアルバム。
「Break a Mirror」「エイミーシンドローム」の閉塞感とそれを打開しようともがくあり方。その答えとして提示されているかのように、前に進む意志をこれでもかと歌う「疾走」。
そしてその先に見える空はどこでも同じ、と歌い上げる「シェアリングスカイ」。そんな世界を受け入れていこうという「浄化」。
00年代の音楽を象徴するワードは、「閉塞」とそれをいかにして「打開」するかということなのだと勝手に思っているのだけど、そういう意味で実に00年代らしい一枚。

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「アルトコロニーの定理」RADWIMPS
2ndアルバム以降少しずつ芽を出していた、ラッドらしい「優しさ」がここにきて結実したな、という印象。
「おしゃかしゃま」「ソクラティックラブ」でどれだけ「人」はどうしようもない生き物だ、と歌ってみても、「謎謎」「One Man Live」で歌われるのはどこまでいっても「君」に向けられる優しい視線と愛情なのだから。
そして何よりも「オーダーメイド」。強い人より優しい人に、なれるように、なれますように、なんて歌ってしまう。どれだけこんな世界が嫌だと叫んでも、尚それを構成するひとりひとりは素晴らしくかけがえのない存在なのだ、と。

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「andymori」andymori
最後は00年代から、その向こうの10年代につながっていくだろう一枚としてこちらをチョイス。
00年代の憂鬱や寂しさはいまだ糸を引いているのは確かで、それは決してなくならないんだろうと「モンゴロイドブルース」や「誰にも見つけられない星になれたら」を聞くと感じてしまう。
それでも、「Life is party」って歌える強さは00年代より確実に大きくなっていくんだろうと思う。
なによりも、「everything is my guitar」に込められた変わらないロックへの愛と、これから始まるだろう物語への期待感は、新しい世界を切り開く鍵になってくれるんじゃないかと思わず期待してしまう。
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