Jリーグは、来年度から国内移籍が完全自由化されることが決定的になったそうです。
サッカーは、世界的なスポーツであるから、なるべく国際基準に合わせようということでしょうか。
現在の国内移籍のルールは、
選手は、契約期間が満了しても元所属クラブに保有権が認められており、最大で年俸の10倍分の移籍金が発生します。
しかし、新ルールになると、
国際基準に従い、年齢に応じてJリーグが設定した移籍係数が撤廃され、契約満了選手は移籍金が発生しないようになります。
移籍可能期間も夏と冬の各1カ月と、国際基準に合わせます。
先月(2月)末にJリーグ事務局が各クラブに2010年度からのルール移行の趣旨を伝えたそうです。
このルールが、適用されると
選手は契約が切れる6カ月前から他クラブと交渉ができる事になります。
ほとんどの選手が翌年の1月31日まで契約を結んでいるため、今季限りで契約が切れる選手(ほとんどの選手が1年契約)は、今年8月から移籍交渉が可能となります。
選手の移籍が活発化して選手間の競争がさらに激しくなることから、プレーの質向上につながる可能性が高くなり、努力した分、年俸も保証される。
と、メリットをあげています。
しかし、どうなんでしょうか?
選手間格差はさらに開くでしょうね。
これは、プロ選手(技能の優劣だから)だから当たり前でしょう。
チーム間格差(資金面)はさらに開くでしょうね。
強いチーム、年棒の高い(支払い能力のある)チームはますます強くなることでしょう。
若い選手を育てて、高く売る(移籍金収入)チームは痛手でしょう。
8月から移籍交渉が可能ということは、シーズンの最中にライバルクラブと交渉できるということになります。
なんか、おかしな感じもします。
国内移籍自由化は、今月(3月)10日のJ実行委員会で各クラブの意見を募り、6月の理事会で承認される見込みだそうです。
まぁ、決まったらどんなに変わるか、見守るしかないですかね。
Jリーグファンとしては。
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