ラストゲーム野村監督、両チーム選手らが胴上げ
2時から終わる5時44分までねっころがったり、たったままだったりで時間が過ぎた。
一点差のままに、お互いのチームが「持ち駒」のやり繰りをしながら悪戦苦闘するはらはらドキドキを楽しませてもらった。
それでも、なんとなく「すっきりしない」感覚が残るのは、どうしたことだろう。
今の野球の進め方に、僕はもうついていけないタイプのフアンになったことだろう、と思う。
野球は、単純だ。実に判りやすい。
攻撃と守備の組み合わせだけだ。
そして、どうあれ「三人」アウトにすれば、攻守交替になる。
勝っていても、守るときは不安だろう。
負けていても、逆転できるという熱はあるだろう。
お互いに「不安と熱」。不安は冷気だ。冷気は固まる。熱は暖房だ。暖房は膨張する。
お互いに「収縮と膨張」を交互にやっていく厳しい戦いだ。
集団でも、選手一人でも、交互に収縮したり、膨張したりといそがしい。
この間合いが取れる選手が、きっと優秀なプロというのだろう。
僕らは、世間でさまざまな暮らしを送る。
暮らしのリズムを、結構長いスパンで送る。よい時期も、悪い時期もある。いわば収縮と膨張だろう。
野球という職業をプロとして選択したオトコ達。
一年間、試合のたびに「収縮と膨張」に集中しなければならない。エンジン部分の磨耗は早いだろう。よく選手寿命が、、、と記事になる。
僕らは、企業に勤めていれば、定年を迎えるまで、これ名馬という暮らしをする。自分を冷やしたり、熱くさせたりと言う長い道のりをたどる。
自由業というのだろうか、芸能人家業というのだろうか、先日「加藤和彦」が62歳で急速冷凍への道を選択された。
列島の政治業界のトップの座についた方も、62歳。何かと62歳辺りの方がそれぞれの業界の上位に座る時代になったのだろう。
日本ハムの選手もなかなか「いなせじゃ」ないか。
今期で監督業を、楽天から去る野村監督を、楽天選手と一緒に胴上げするとは、見上げたものだ。


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