国の根幹は「広く細かく」税金を集め、政府への「怒り」を集中させないように「国民的な範囲」での納得を得られるように説得できるかどうかだと、よく言われてはいる。
いわば誰からも差別なく「取り立てて」おりますよ、ですから「差別なく」広く使えるように、その税収を回します、と強調する。
なるほどな、上手いこと言うもんだなといつも納得させられる事が多い。
でも、今回は〜。
<たばこ税>長妻厚労相が増税強調、「欧州並みの金額必要」
11月2日0時50分配信 毎日新聞
長妻昭厚生労働相は1日、フジテレビの番組で、厚労省が来年度の税制改正要望で増税を盛り込んでいるたばこ税について「健康の問題もあり、欧州並みの金額にする必要がある」と述べ、増税の必要性を改めて強調した。
長妻氏は番組出演後、記者団に「(たばこの価格は)諸外国は日本と比べて高い国も多い。そういう価格も参考にしながら、議論を進める」と述べた。
同省が10月30日に示した税制改正要望では具体的な増税額は明記されていないが、長浜博行副厚労相は公表の際、たばこ1箱の価格について「イギリスでは850円、フランスでは550円、ドイツでは466円、イタリアでは441円」などと例示した。【塙和也】
今更「諸外国値段」との比較で列島愛煙家を説得しようとする論理が、今は吸わない僕にはよく理解できない。
税収が大幅に減少する流れで政策を組んでいかなければならない「鳩山政権」。各大臣の関係省庁も大変だろう。
タバコは、労働厚生省管轄だと言うことは、初めて知った。
僕は「タバコの葉」を作るのは、農家。だから農林省管轄かなと思っていた。それでも、輸入する「葉タバコ」などは、どこの管轄かは知らなかった。
外国との比較といっても、その国のタバコ生産諸関係が、その国の「税金」と「タバコ値段」を決めるのであって、他国での関係は考えられない。ここに「後進国的な被害妄想」がありありと見える。先進国との比較で自国民を説得する官僚お得意の筋書きだ。
僕は、長妻氏は苦労していると思う。
農業関係の大臣や官僚の組合などの論理が、我が物顔に浮き出した政策。
その中で、税収増加を「タバコ価格」に押し付けられたとしか見えてこない。
社会保険庁の「仕事のでたらめ」なども、状況があいまいなままに進んでいる。
大分などの教育現場での教員免許を巡る人事権などもあいまいなままだ。
僕は、体力的に弱くなり、タバコが吸えなくなった。
健康に悪いとか、どうのこうのという理屈は、つけたくない。
タバコ喫煙は、ゆったりとした時間の流れの中での「文化」だと今も確信している。
酒も「百薬の〜」と言うではないか。身体を悪くするために飲むのではないだろう。
他の様々な「税金」をかき集められるものでも、たとえば「酒税」などは、新政権にすれば「怖くて」手をつけたくない分野だろう。
世の中の「分けのわからない健康ブーム」に便乗した政策だとすれば、この政権は「恐ろしい」心根を持つ。時代を間違えた方向に、つまりは世間の風にあわせただけの「お調子者」政権だな、とこの発言から、僕は直感的に感じてしまった。
こんな「感じ」を打ち消すような「まっとうな政策」の登場を待ちたい。
喫煙愛好家は、価格の「範囲」での条件闘争にかまけて、政策の持つ意味を見失うならば、後は「値段の無限地獄」に陥り、気がつけば、「価格と財布」の闘争に混乱させられ、「文化としてのタバコ」と言う意味すら失うであろうと、吸わない僕は、高尚に語っておきたい。

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