夕刊紙のゲンダイを読まなくなったのは、いつ頃かは思い出せない。きっと仕事で東京にいない時期が始まってからだと思う。
でも、今はどこにいてもゲンダイネットを読めるようになり、面白い視点が楽しみだ。
でも、全部が読めないので、不満だが、財布を考えれば致し方ないだろう。
この記事も、この分量しか読めなかった。でも、編集部が優秀なのか、それとも「政権をとる前の政党の勝手な言い方と、現在の落差を」知っていれば、これだけからでも、面白さや「政治の身勝手」が見えてくるから、本当に面白い。
ゲンダイネットより引用。
ゲンダイネット2009年11月06日 掲載
ふざけるな!また「公約違反」官房機密費一転使途公表せず
平野官房長官が、官房機密費の使途を公表しないと明言した。民主党は過去に、機密費の使途公開を義務付ける法案を提案し、党政策集にも盛り込んでいる。それなのに官房長官になったとたんに手のひらを返し、使途を明らかにしないとは国民をバカにするにも程がある。機密費の使途を公開できないというのは、自民党政権と同じく私的に使おうとしているとみられても仕方がない。
官房長官の名前は、失礼ながら「失念」しても、官房機密費をめぐる自民党時代の怪しげな報道や、当時の野党(大昔の社会党や民社党の幹部とのマージャン費、負けと称しての政治的な取引裏金の報道などにも面白みを感じていた)の裏と表でのやり取りなども、面白かった。なるほど「金は」こうして「生きた金」になるのかと「政治世間」での使われ方には大いに関心したものだった。
民主党が野党としての声高き非難にも、そういう背景からすれば「そうだ、そうだ。やってくれ」と声援していたこともあった。政治腐敗の一つだろうと世間では見ていた。いや、そういう立派なものでもなかっただろうとも、思える。と言うのは、世間にも「裏金」の暗黙の流れはあり、効果を発揮する場合が多いのも事実だからだが。
自分の関係する業界ではなく「他人様の庭」でおこなわれるあれこれには厳しい規範を求める列島の習性は、常に存在する。
ましてや、世間からの税金で、使っても使っても「金庫の中には」二桁の億円が補充され続け、領収書がいらない、となれば誰もが「うらやましい」と言う気持ちと「極端な清潔」の両面で眺めているのも当たり前だ。
残念ながら、政権を執る前の政党は、かなりの部分で「世間の両面」に沿いながらも「極端な清潔」を売りになさっていたような節がある。それが、政党の「倫理」だろうと世間では、常識的に「思って」いたと、考えるのが「世間の常識」だと思う。
君子豹変と言う難しい四字熟語とは、漢文の高校生的な時代から、すでに離れて長い。
でも、漠然とは思い出される程度だが、ボケてはいない。
同じことを報道した一般紙にはこんな記事もあった。
機密費「すべて公表すべきものでない」鳩山首相
鳩山首相は5日夜、官房機密費(内閣報償費)の使途の透明化について、「国民にすべてをオープンにすべき筋合いのものとは思っていない」との認識を示した。
そのうえで、取り扱いを平野長官に一任する考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
平野長官は同日午前の記者会見で、官房機密費の使途について「オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公表しない考えを表明した。
また、平野長官は9月16日の就任前後に麻生内閣の河村建夫前官房長官から機密費に関する引き継ぎを受けたことを認めたが、その際の金額については答えなかった。
今後の取り扱いについて、平野長官は「国民から疑念を持たれないように私が使途に責任をもって使っていく。信頼いただきたい。会計検査院でもチェックを受けている」と強調した。
民主党は野党当時、機密費の透明性を高めるよう求めてきた経緯があり、2001年には支払い記録の作成と公表を求める法案を衆院に提出している。
(2009年11月5日20時33分 読売新聞)
官房機密費「オープン考えてない」…官房長官
平野官房長官は5日午前の記者会見で、官房機密費(内閣報償費)の使途の透明化について、「報償費という性格上、少なくとも相手があることだし、オープンにしていくことは考えていない」と述べ、公表しない考えを明らかにした。
民主党は野党当時、機密費の透明性を高めるよう求めてきた経緯があり、2001年には支払い記録の作成と公表を求める法案を衆院に提出した。
平野長官は9月16日の就任前後に麻生内閣の河村建夫前官房長官から機密費に関する引き継ぎを受けたことは認めた。ただ、その際の金額については答えず、「国民から疑念を持たれないように私が使途に責任をもって使っていく。信頼いただきたい。会計検査院でもチェックを受けている」と強調した。
(2009年11月5日15時15分 読売新聞)
僕たちは「報償費」というコトバをはじめて知った。
そういえば、ちょっと前には「組合活動」での「裏金騒動」なども大いに騒がれたものだが、今はどこへ消えたのか、とんと聞こえない。それとも「報償費」なので組合活動の裏金もオープンにはできないと、どこかの組合が発表したのだろうか。よくは知らないが。

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