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Ride on! Motorcycle

2010/11/16

インテークの容量について  吸気チャンバー(YEIS)

[1] イケピー [PC] 2007/04/18 23:51:12 [削除]

終わったと思いきや・・・

エアクリの容量の大きさについて、なーんで容積が大きいほど良いのか、いろいろ調べて考えてみました。

先日流体の脈動について考えていたんですが、エンジンの吸気脈動って良く聞きますよね。

エンジンの吸気って、連続したものではありません。
息を吸うみたいにスーっとではなくって、ピストンのサイクルにあわせて
2気筒のRZの場合は、交互にパカパカリードバルブが開いて吸う訳です。

エアクリはボックス形状ですから、エンジンが吸気を行うと、一瞬ですが内部の圧力が下がります。
下がるけど、エアクリーナーエレメントを通して、川の流れのように空気が流れてくる。
すると、圧力が元に戻る。
このような圧力の変動が脈動です。

ここで、「一瞬圧力が下がる」というのが肝なんですね。

低回転では、このサイクルが遅いので、圧力が戻るまでの余裕があり、そんなに容量には左右されにくいということがあると思います。


でもサイクルが早くなってくると(回転数が上がってくると)、
極端な話、まだ吸気直後の圧力が元に戻っていない状態で
次の吸気が始まってしまう。
いわば負圧状態のボックスから吸気せざるを得ない。

さらに言えば、ジェットが固定のキャブにとって、吸入圧力が安定しないということは
セッティングが決まらないということですよね。

でもエアクリーナーの容量が大きいと、圧力変化が少なくて済みます。
小さな容量だと、圧力がどーんと下がりますが、大きな容量だとそれがずいぶんと緩和される・・・。

手桶でバケツから水をくみ出すのと、風呂桶から水をくみ出すので比較すれば、イメージがつかめると思います。

もちろんバケツは容量の小さなエアクリです。

電源回路に大きな容量のコンデンサーを入れるほど、変動が少なくなるようなものでしょうか。

回転馬力を狙うスーパースポーツほど大きな容量を備えているのも納得できますよね(多分)

で、その位置はキャブに近いほど良いです。
遠かったら今度はタイムラグが発生してしまいますし。

なので、キャブ直前に容量の大きな部屋があると良いのですが、今回はスペースの都合で、エアクリ上部になりました。

RZは今時のスーパースポーツに比べれば、低回転型??なので、そんなに悪くはないのでしょうが
キャブ直前の容量拡大も狙いたいところです。

実現できれば、クリーンエアで圧倒的な低中速トルクも確保したまま
ファンネル並みの高回転効率も実現!!

でもスペースが・・・


インテークチャンバーの機能も、こんなロジックで斬りたいと思っているのですが、少しは近づいてきたかなぁ


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[20] イケピー [PC] 2007/05/10 23:42:37 [削除]

GWは乗ってばかりいて、なにもできませんでした。(反省)

クリックすると元のサイズで表示します
インテークチャンバー各排気量ごとにゲットしましたので、いろんな角度で調査に入っていきます。


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[19] みんなのボヂオ [PC] 2007/04/27 07:31:16 [削除]

>容量は片側シリンダー分なんですか。

容量は2気筒分で250cc弱です。
当時は500ccの缶ってなかったかもしれませんし・・・。
某所からお借りしてきた画像ですが、こんな感じでしょうか?

クリックすると元のサイズで表示します
コックの逃げ側は本当は側面からニョキっと出ている感じです。
(でもこれって強制開閉キャブもOKなモデル?)


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[18] イケピー [PC] 2007/04/27 00:12:22 [削除]
スゴイ!!
レアな資料をお持ちですね。

容量は片側シリンダー分なんですか。
パイプの長さが随分と細かい数字ですね。
3000rpmから効き始めるというのは、トルクがアップするような感じなんでしょうかね。
なるほど・・・。
私も解体屋に行って中古を買ってみようかと思っています。


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[17] みんなのボヂオ [PC] 2007/04/26 23:58:39 [削除]

エアクリの容量の大きさについて、なーんで容積が大きいほど良い

>プルトップを引かずに、穴あけて中身を出してあとはパイプをどうやって繋ぐか?です。

えっと、手元にモーターサイクリスト'81年11月号があるのですが、そこに初期型RZ250に自作YEISを作る記事が出ています。

それによると、「パイプ長を5.755cmでYEISの容量247.32ccで、YEISは3000rpmから効きはじめる。・・・」といったことが書いてあり、イラストでは波うったトマトジュース缶の片方を切り、オイル缶の両方の蓋を切り取って、「中仕切り」と「切り取った部分」の蓋にし、インテークパイプをぶった切り、コックの逃げのためずらして付け、エポキシ接着剤で止める。といった感じです。

接着部分にはクラックが入るから、その上にKE45かバスボンドを塗るとさらによいようだ。とも書いてありました。
左右別室なんでしょうかね、この当時の考え方は・・・。


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[16] イケピー [PC] 2007/04/26 00:09:28 [削除]

>インテークチャンバーや連結パイプって
>効果が体感で解りずらいですよね。
>ユ−ゾーさんは「マニホの穴を塞いでしまいましょう。」とか
>書いてたし。

そうですね。
確か塞ぐと高回転で良くなるってありました。
あの位の小さな径だと、大量の混合気が流れ込む
高回転域では、意味を成さないのか、邪魔になるだけなのか・・・


>メ−カが綿密に設計されたものにのみ
>効果がある事なのでしょうね。

そこなんですよね。
売ってるパーツって、パワーアップとか燃費向上とか書いてあるものが多数ですけど、根拠が無い・・・

なんだか、「この壷買うと、とにかく幸せになれますよ」みたいな(笑)
でいろいろ調べて紐解いていくと、パーツの設計って、いろんな理論や計算、レース等のフィードバックで成り立っていることが分かってくるんですよね。

そこを理解したうえで、さらに機能を向上させる。
脱小僧カスタムみたいなところを目指せたらいいなと。
お金がもったいないのが一番ですけど(笑)

でも、所詮シロウトですから、失敗も大いにあるでしょうね(汗)


>RZRエンジンの場合マニホの穴が決まっているだけに困難かと。

何通りか方法を模索しています。
穴を拡大してパイプを突っ込んで、径を太くするとか。

その前に現物調査で、排気量や回転数による容量やホース等のディメンジョンに、相関があるのか調べてみたいと思っています。
ボヂオさんに貴重なデータもいただきましたので。


>表板でもスレッド立ててみます?

マニアックそうなので、引かれちゃう可能性ありということで、今は様子を見たいと思いますが、どうでしょう。


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[15] インテークチャンバー
ストラト [PC] 2007/04/25 01:51:51 [削除]

インテークチャンバーや連結パイプって効果が体感で解りずらいですよね。
ユ−ゾーさんは「マニホの穴を塞いでしまいましょう。」とか書いてたし。
メ−カが綿密に設計されたものにのみ効果がある事なのでしょうね。
RZRエンジンの場合マニホの穴が決まっているだけに困難かと。
表板でもスレッド立ててみます?


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[14] イケピー [PC] 2007/04/25 00:34:17 [削除]

ふと思ったのですが、インテークチャンバーの最適容量を出すのがムヅカシそうな気がしてきました。

容量が小さすぎると、すぐにサチレートして、吸気の流れが継続しないでしょうし。
しかしその反対のデメリットって何でしょね??
でも、高回転域まできっちり生かすには、やはりオーバースペックにならない程度に、極力容量の大きなものになるのでしょうかね。

狙いのエンジンの回転数を決めて、次のリードバルブが開くまでの間、混合気の流れを維持できる容量と、ホース径なんでしょうけど、そんな計算方法わからんです。

それと、純粋にYEISとして機能させるのであれば、連結させる必要って無いですよね。


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[12] イケピー [PC] 2007/04/25 00:12:36 [削除]

>ちなみにTZR(1KT)では左右の
>マニホールドを連結してあるだけです。

ストックのRZと同じあの方式の機能は、何なんでしょうね?
片側の休んでいるキャブを、パイプでマニホルドを連結させて、使おう(生かそう)としているのか、キャブとリードバルブの間の空間を、チャンバとして使おうとしているのか・・・。

ボヂオさんが教えてくださった、純正のYEISのチャンバ容量を見ると、350ccクラスだと、市販のインテークチャンバですと、容量が足らないような気がします。

接続ホースが結構太いですね。
YSR50のYEISホースも、50ccの割には結構太かった覚えがあります。

YEISの機能として使うには、あの太さ(内径)くらいないと、キャブの負圧維持として使うには、意味がないのかもしれませんね。
そうすると、RZの連結パイプは他の目的なのかもしれませんね。
例えば、単純に吸気脈動の低減とか・・・

だから、市販のポン付けのインテークチャンバーは、YEISの機能では無く、脈動の低減なのかもしれませんね。

そうすると、大きなメリットって何なのか、分からなくなってきてしまいました(><)


>500ccだとコ−ラあたりのアルミ缶という手もありますが それら
>しく作れるかな?
>結構大きなインテークチャンバーですね

>プルトップを引かずに、穴あけて中身を
>出してあとはパイプをどうやって繋ぐか?です。

そうですね。なかなか難しそうです。
容量を稼ぐには、干渉の問題で円筒ですと厳しそうですし

R1Z用とか、他車種の改造流用ができれば、良さげな気もします。

コーラも良しですが、ビールも良しかもですね。
多分そのまま酔っ払って作業中断が濃厚ですが(笑)


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[11] 500cc??
ストラト [PC] 2007/04/24 23:31:02 [削除]

500ccだとコ−ラあたりのアルミ缶という手もありますが それらしく作れるかな?
結構大きなインテークチャンバーですね

プルトップを引かずに、穴あけて中身を
出してあとはパイプをどうやって繋ぐか?です。


10] みんなのボヂオ [PC] 2007/04/23 07:13:18 [削除]

>R1-ZのYEISは、どのように・・・

クリックすると元のサイズで表示します
初期型RZ及びRZRと比べてですが、マニホールドの形状が異なります。
左右のマニホールドの内側でT字型に連結、上側に長方形の箱が付いています。
ボクの場合はYPVSや配管の取り回しの問題で、YEISは取り外してありまして、その連結部からGコック用の負圧を取るようにしております。

ちなみにTZR(1KT)では左右のマニホールドを連結してあるだけです。


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[7] イケピー [PC] 2007/04/21 00:57:02 [削除]

ところで、R1ZのYEISは、どのように配管してあるのでしょうか?

タンクは一つで、それぞれのマニホールドから
一つのタンクにまとまって配管してあるのでしょうか。
一つのタンクを二つのシリンダーで共有しているのでしょうか。


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[6] イケピー [PC] 2007/04/21 00:53:18 [削除]

ストラトさん、お久しぶりです。
バイクの調子、絶好調です。
あまりに気持ちよく伸びていくので、久しぶりに鳥肌立っちゃいました。


今日真空引きのポンプをいじくっていたのですが、真空引きしているとき圧力計見てると、引き始めはリニアなのですが、サチレートしてくると剛性の低いキャリパーの制動トルクのように、だんだん気圧のカーブが寝てくるんですね。
勿論、対象の容積によってサチるまでの時間は変わってきました。

そんなこと考えれば分かるんでしょうが、圧力計見て観察してたら面白かったです。

違う目的のことだったんですが、頭の片隅にはエアクリネタがそっと鎮座してました(笑)

既出のYEISのタンク容量ですが、きっとエンジン行程での要求吸入量と、タンク内気圧(負圧)がサチレートしない十分な最適容量があるはずと思いました。

恐らく最低容量は確保して、あとはレイアウトとコストなどの関係かな???

理論値の計算はどうやってよいのか、わからんのですがボヂオさんに頂いた情報より

>YEIS(インテークチャンバー)は、320ccだそうです

250ccで360ccなので、単純比例計算で、350だと「504cc」ですね。

ちょうどコーラの0.5Lペットボトル1本分。
実験するには丁度良いかも(笑)


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[5] あれ?
ストラト [PC] 2007/04/20 22:21:25 [削除]

>終わったと思いきや・・・

高回転域の改善も果たせてOKかなと思っていたのですが...
ツ−リングなど行かれた事ですし。
その後調子はいかがですか?


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[4] イケピー [PC] 2007/04/19 23:16:10 [削除]

ボヂオさん、こんにちは。
情報頂き感謝します。

>エアクリーナー容量は3.9L

なんだかRZ系と似通ってますね。
そのくらいの数値が、排気量や最高回転数を考慮すると最適値なんでしょうかね。

YEIS、以前所有していたYSR50にも付いていました。
YEISはエアクリナー側でなく、エンジン側でしたよね。

確かYEISの主目的はリードバルブが閉じたときに、次のエンジン吸気までの間に、サブタンクに吸気させて、キャブのベンチュリ部の流れを継続させる。
結果的に、ベンチュリ部に常に流れが生じているので、トルクの谷をなくし、レスポンス・トルクを向上させるものでしたよね。

と、整理していたらインテークチャンバーの機能がなんとなく分かってきました。
うーん、そうするとどちらが効果的なのか、一度整理した方がよさそうですね。

ボヂオさんのおかげで、なんだか進展の気配です。


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[3] みんなのボヂオ [PC] 2007/04/19 07:01:27 [削除]

参考になるか分かりませんが、R1-Z(3XC)及びTZR250(1KT)のエアクリーナー容量は3.9Lとなっております。(Sマニュアルにて確認)

ちなみにR1-ZのYEIS(インテークチャンバー)は、320ccだそうです。
ボクのRZ改はYEISは取り外していますし、リヤショック下に小さいBOXがあるだけです。


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[2] イケピー [PC] 2007/04/18 23:57:52 [削除]

パワーアップとの関係ですが、高回転域で「安定した常圧での吸気」ができることにより、燃焼効率が上がり、(より多くの混合気を吸えることで)パワーアップするということです。

チャンバータンクを設置してホースで繋ぐというアイデアもあるのですが、「太く短い」格好良い男の生き様みたいなホースレイアウトの取れるシステムにしたいところです。

2010/11/16

突然の書き込み失礼します  吸気チャンバー(YEIS)

[1] JP [PC] 大阪 2007/04/29 20:38:52 [削除]

はじめましてR1−Z乗りのJPといいます

R1−Zに1KTキャブパワフィル仕様のセッティングデータを探している最中にたどり着きました

インテークチャンバーですけど自分のR1−Zは取り外してバイパスも塞いでます ノーマルでは有りのほうがいいのか無しの方がいいのかわかりませんがパワフィルに交換した場合は無しのほうが高回転の立ち上がりが物凄くいいです
ノーマルキャブでパワフィルのセッティングしてた時ですが高回転で中々セッティングが決まらずドツボだったときにふと「左右の吸入流速と脈動が悪い意タイミングで干渉しあいお互い吸気の邪魔してるんじゃなかな?」と考えまずチャンバーのみ外してみたら若干マシになったような?気がして今度はバイパスを塞いでみたら物凄く調子よくなりました

ノーマルの吸気流速ではいいのかもしれませんがカスタムするとバランスが狂ったのかな?と考えております
実際に流速を測って吸気タイミングとか調べた訳じゃないので詳しくはわかりませんが・・・

左右独立のインテークチャンバーだとひょっとしたらいいのかな?
R1−Zの左右をバイパスしたタイプは無いほうが調子いいです(自分はですが)

話変わりますが1KTキャブの吸気側の真鍮の蓋を取りチョッキャブセッティングもしくはパワフィルでセッティング出してる方いませんか?
パイロットジェットについてお聞きしたいことが・・・

いきなり色々発言してすいませんでした


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[2] イケピー [PC] 2007/05/10 23:37:14 [削除]

JPさん、はじめましてこんにちは。
インテークの実験のお話、参考になりました。
ありがとうございます。
yuzoのマニュアルにも、RZの場合バイパスチューブを撤去すると高回転で良くなる(どのようにかは不明)とありました。
今後いろいろと調べてみようと思っていますので、又何かありましたらぜひご助言くださいね。



2010/11/16

振り返りと実機耐久結果  エアクリーナーの容量他

[1] ストラト [PC] 2007/04/02 20:16:55 [削除]

イケピーさんも好結果が残せたようで一安心です。
何より一番の課題であった、高回転の伸びがかなり改善できたようで何よりです。
イケピーさんから容量比較などの詳しいデータの提供があったからこそ、改善すべき点も明確になり、具体的に考える事ができた訳です。

>5000rpm付近に軽い谷
私もそれは感じました。350Rの実力が発揮出来る環境が整ったのでしょう。
私が、PWK28を使用しているため、より明確に感じとれたのかもしれません。
レスポンスに関しては、キャブやチャンバー、電装(私は3HM)の相違点もあり

フィーリングの違いがあるのは当然かもしれません。
私も安易にパワフィルに逃げるのは好みではありませんでしたし。
エアクリは必要と考えており、なんとか目標を達成できたのは嬉しい限りです。
1度、イケピ−さんが、かさ上げを提案された時、すぐに受け入れることが出来なかったのは心残りではあります。
当たり前のことですが、体積って面積x高さなんですよね。

今シ−ズンは楽しく走れそうですね。
おたがいの苦労が実って、よい方向に向かい何よりだったと思います。

近くであったならば、お互いのRZ乗り比べしたいものです。


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[4] イケピー [PC] 神奈川 2010/06/14 02:31:01 [削除]

遅ればせながらセッティングに関しての実機耐久試験ができましたので、報告します。

要は、これまで散々いじったみたいだけど、セッティングの検証してるの?
焼きつかないの?

ということに対してなのですが、以下条件で一番トラブルが起きやすい、スロットル全開連続走行と、全開からの急閉を散発的に行う方法です。



  ---☆試験条件・仕様☆---

・気 温:20℃前後
・湿 度:61%〜
・気 圧:1012hPa前後
・車 両:初期型RZ350
・エンジン:RZ350RR (29K)
・整備状態:クランクまで分解整備組上げ後慣らし1000km
      試験時ノンOHで11000km走行中のもの
・排気管:SAO製SUSチャンバー
・レシオ
  エンジン:ストック(6速:0.888)
  ドライブ:17T
  ドリブン:41T
  参照URL
  http://homepage3.nifty.com/ikepi30/rz350brgkoukan.htm.htm
・チェーン:530XWリングチェーン
・タイヤ:TT100GP
・燃 料:ハイオク
・エンジンオイル:広島高潤製 KZ フォーミュラ2
  焼きつき防止剤KZ HEAT Cut は敢えて不使用のため
  併用では高マージンが得られると推測。 
・エアクリーナー:初期型RZ350
  ボックス上下ジョント部拡径、デイトナターボフィルター
  大気側クリーナーボックス容量拡大
・キャブレター:RZ250R用強制開閉パワージェット(以下PJ)付き
  セッティングはPJを除き(250Rのまま)RZ350RRストック



  ---☆方法☆---

通常走行モード(実走換算80km程度)よりフル加速
ミッション6速まで加速し、全開維持
途中回数は失念しましたしたが、前閉⇔全開繰り返しの
いじわる試験実施(チト怖かった)
実走行換算で約50kmを全開走行(約16分)
東名高速でいうと、横浜町田→御殿場 相当
TT100タイヤ外径での試験時計算速度は191km/h
消費燃料からの計算燃費:約10km/L



  ---☆結果☆---

・試験完了後エンジン故障一切なし
 (異音、パワーダウンその他)
・途中燃料切れで、流路切替の間失速状態になるも燃料追加で走行状態のまま再起動し
 その後異状なし
・水温異状なし
・排気系異状なし
・全開時サチレート回転数:9000〜9500rpm
 下りこう配相当の負荷減少ではレッドゾーン入り
・吹けあがり状態
 トルク谷間や高回転域での如実な頭打ちは、6速全開
 最高速度域到達までは一切なし



  ---☆所管☆---

パワージェットは、全開高回転域での希薄燃焼による温度上昇のリスク低減を狙いたかったので、装着したままでの検討を行っていましたが、結果的に成功することができました。

プロジェクト途中ではReiZの方々のおかげで、シャシダイナモ計測の機会を得ることができ、結果を実走行で検証しデータを取得していけたのも、成果につながったと思っています。

改善を行う上でのアプローチはPJの趣旨に完全合致とはいかないですが、ストックのキャブセッティングを崩さず、ボトルネックを明確にして、解消することで改善がするという、貴重な経験値を得ることができました。

情報を下さった友人知人の方々の、ご協力なしにはできなかったと思っています。
共同で実施頂いたストラトさんをはじめ、多数の方々にこの場を持って御礼申し上げます。

2010/11/15

タンクの防錆 2ターム目  錆と戦う

[1] イケピー [PC] 神奈川 2010/10/18 00:35:08 [削除]

前回は亜鉛投入の有用性について検討と実践を行いました。
投入後、6〜7000km程度は走りこみましたので状態の観察を行おうと思っています。

防錆方法として1ターム目は「水が存在してもさびない」という目的で、亜鉛の犠牲防食を利用したお手軽案を結論としました。
今回2ターム目では「タンクに水が入らない」、「水が入っても残留しない」というアプローチで、我々サンメカにもできる方法を検討をしていきたいと思います。
検証方法に必要な知識の取り込みや、部品・機材の金銭的都合で、他のプロジェクトと並行して進行させていくのが効率が良いとわかりましたので、飛び石的な進行となってしまいますが、長い目で(笑)お付き合いいただければ幸いです。


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[4] イケピー [PC] 2010/10/20 23:02:54 [削除]

ガス欠(リザーブでもコックから燃料が落ちない状態)した状態で、本当にタンク底に燃料や水分が残ってしまうものなのか、寸法測定を行ってみました。

クリックすると元のサイズで表示します
タンクの板厚は測定器がなくて測ることができなかったので推定するしかないのですが、見た目1oは確実にないでしょう。
甘く見積もって0.8mmとしておきます。
コックのフィルター部の通過性のない部分の高さですが、ここは4mm程度。

するとタンク内には3mm高さの段差があり、ガソリンに溶けずかつ重い水は、リザーブに切り替えても抜けきらずに溜まってしまう・・・
当然コックは一番低い位置に設計するものでしょうから、コックの周囲に液体は集まると思われ、RZの持病であるコック周りの腐れ発生の原因になると考えられます。

穴をあけてみれば?・・・そうすると異物がなぁ


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[2] イケピー [PC] 2010/10/19 01:05:01 [削除]

タンクに入った水がスムースに抜けてくれれば、タンクの底が醜く錆びることは防げるのではと思います。
しかしRZの場合、と言うよりもほとんどの車種がコックをリザーブに切り替えても、燃料は抜けきれないと言います。

一つにはタンクの形状によるもの、2つ目はコックの形状によるものが考えられます。
タンクの形状については変更のしようがありませんので、コック部分について考えてみたいと思います。

クリックすると元のサイズで表示します
コックはフィルターも兼ねており、網目を通して見ると、コックON時の流路用の背の高いパイプが
リザーブ用の直抜きの穴が開いています。

しかしフィルター部分の強度的な問題と思われるガソリンの流れない土台の部分がせり出しており、この高さ分燃料が残ってしまうと思われます。

確かにコックの周りに穴が開くことが多いので、この部分の改善だけでも変わってくるのではと思っています。

2010/11/15

最終的にバイクへ応用  錆と戦う

[1] イケピー [PC] 神奈川 2008/05/23 02:12:02 [削除]

長々と、だらだらと??続けてまいりましたガソリンタンクの防錆方法探究ですが、最終的な機能確認が終わりましたので、実際に僕のRZで実践することにしました。

クリックすると元のサイズで表示します
亜鉛は実験で使っても余るほどありますから、通常さびて穴のあく、ガソリンタンクの、進行方向左側に行き届くように、アルミ箔でガイドを作成して投入しました。

これでタンクの永続性が実現できるのかと思います。
今後は実際に使用しながら、投入した亜鉛の消耗具合確認方法を、考えていきたいと思います。


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[4] イケピー [PC] 2010/10/28 00:25:33 [削除]

亜鉛投入後に2年経過しました。
投入後の走行距離は約6000kmです。
時間の流れは結構早いですね(汗)

クリックすると元のサイズで表示します
コック側はレンズが入らず、タンクの右側の状況での経過観察です。

確認項目ごとに観察を行いました。
撮影したタンク内部の写真をアップします。

1.防錆効果の有無
 亜鉛が存在している部分に錆はない
 亜鉛の不在部分の鉄板合わせ部分にに若干の発錆が見られる。

2.亜鉛の消耗具合
 外観上消耗は見られない。
 また摩耗粉なども見られない。

3.鉄板への攻撃性
 鉄板表面は平滑であり、打痕や有害なキズは見られない。


まとめ
 タンクへの亜鉛投入は防錆効果があり、有害な副作用は現時点で見られない。


今後の課題
 一層の効果を得るために亜鉛がまんべんなく散乱するように、投入量を増やすのが良いと思われますが、タンク形状的に量を増やしても難しいかもしれません。

よって水が入った場合の対策はこれで良しとして、水が入らないようにすることに加え、抜けやすくする対策を講じることで、一層のタンク延命が図れると思われます。



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[3] イケピー [PC] 2010/06/07 00:21:35 [削除]

ボジオさん、遅レスで申し訳ございません。

本対策はコーティングしていないタンクで実施しています。

理由はコーティングしているタンクですと、金属部と亜鉛がコーティング膜で電気的に絶縁されてしまい、これまで実験してきました鉄と亜鉛の犠牲防食の条件である、電気的な接続がされないためです。


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[2] 質問!
みんなのボヂオ [PC] 広島 2008/07/30 23:15:47 [削除]

このタンクはコーティングを施してある物でテストされているのでしょうか?

2010/11/15

最終アイデアの検証2  錆と戦う

[1] イケピー [PC] 2008/02/02 19:24:43 [削除]

「最終アイデアの決定と検証方法」の実験において、電気の不導体の石油中では、鉄板-亜鉛-水間に電気回路が形成できず、防錆効果が見られませんでした。

なので単純に燃料タンクに、大きな亜鉛塊をひとつ、また数個レベルの亜鉛塊では、不導体の石油に絶縁されてしまうため、亜鉛の犠牲防食効果は期待できません。

しかし、これだけで結論を出してしまうのは勿体無いですから、もうひとつの方法を考えてみました。
それは物量作戦!!
試薬の亜鉛塊程度のおおきさの亜鉛を、無数に入れてみたらどうなるのか、水滴と水が直接触れる確立が上がれば、防食効果が期待できるのではないか?と

丁度実験用に購入した鉄板も一枚余っていますから、早速実験してみることにします。
クリックすると元のサイズで表示します


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[4] イケピー [PC] 2008/02/07 00:41:58 [削除]

76hr経過しました。
クリックすると元のサイズで表示します
亜鉛なしの方は、青い水滴の部分に発錆が見られます。
亜鉛ありの方は、錆は見られません。

亜鉛に接している水滴部分に錆が見られないのは、過去行ってきた実験結果通りですが、注目する部分として、亜鉛に直接接していない水滴部分にも錆が見られないと言うことです。


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[2] イケピー [PC] 2008/02/02 19:45:18 [削除]

試験を開始します。
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水色に見えるのが石油中に沈んだ水道水です。
亜鉛塊有と無での比較試験とします。

2010/11/15

防錆・追加実験2  錆と戦う

[1] イケピー [PC] 2007/09/09 23:34:27 [削除]

ここまでの実験で、理論通りに回路形成した場合の電気防錆と亜鉛のイオン化電池による犠牲腐食が効果があることが分かりました。

この時点でどちらに絞り込むかを考えてみたのですが、電気防錆方は腐食生成の問題や保管時の電力消費によるバッテリー上がり等の問題で、亜鉛の犠牲腐食による防錆を最終案としたいと思います。

元々タンクの鉄板は亜鉛メッキしてあるので、同じ亜鉛が使えるのであれば、不具合の検証もしなくて済むことですし。
それに車体については、水中で無い限り、電気防錆と、イオン電池による方法は使えませんので、一番オーナーの悩みが多い、タンクのみに有効な方法を絞り込んだ方が、対策案を出すのも早そうです。


方法については、どうやって接続するかで非常に悩みましたが、機能的に考えると亜鉛と鉄板が電気的に繋がっていれば良いことなので、特に電線は使用する必要も無いと思い、鉄板に亜鉛粒をただ乗せたままとしてみます。

これを実際に使用するイメージは、タンクに中に亜鉛粒をそのまま入れるということです。
簡単で良いでしょ。
これで効果があれば、インチキ商品化できるかも!!
「錆を防ぐ魔法の粒」とか(笑)

懸念されることは、亜鉛粒表面にできる酸化亜鉛の膜が絶縁体にならないのかな?
なったらその時点で効果が無くなる??
でもバイクの振動で適度に踊ることで表面はクリーニングされるかも、という安易な期待も持っています(笑)

では実験材料を仕入れます。
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今回は試薬用の亜鉛粒と、防錆処理が何もしていない生鉄板を使用します。
これをビーカーにて真水に浸漬させて、方や亜鉛粒を乗せたもの、もう一方は生鉄板を何もせず、そのままという塩梅です。


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[9] イケピー [PC] 2007/09/17 00:33:22 [削除]

最終報告です。
実験開始から2週間が経過しました。
これで試験は中止します。

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写真の通り、亜鉛粒を鉄板の上においただけでも、十分に電池が形成され、鉄板の防錆に著しい効果があることが確認できました。

これがガソリンタンク内で発揮できれば、安価かつ工数のかからない、すばらしい対策になるのではと思います。

ただし効果のほうは確認できましたが、実際のガソリンタンク内と、今回の実験では、環境に相違がありますから、次回は実際の環境に近い方法での最終確認をしたく思います。
これが確認できれば、ほぼ問題なく実行できると思います。


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[8] イケピー [PC] 2007/09/13 00:49:23 [削除]

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5日が経過しました。
相変わらずと言っては何ですが、鉄板のみの方の錆は、日に日に進行しています。
錆こぶ状のものもできてきました。
錆こぶができると、その下では局部電池ができて、著しく錆が進行するので鉄板の表面は、えぐられた様にあばたになるそうです。
数週間ではそこまで行かないとは思いますが・・・

亜鉛の方はというと、全く変化がありません。
錆らしきものは皆無です。
驚くほどの効果です。

ようやく購入した錆の本を1冊読破しました。
明日から2冊目です。
この調子だと4冊読み終わるのは、年末になるそうな予感(汗)


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[7] イケピー [PC] 2007/09/11 00:37:20 [削除]

同じく3日目の、亜鉛粒を乗せただけの鉄板です。
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驚くことに錆が発生していません。
亜鉛は消耗しているようで、白っぽくなっていますが、肝心の鉄板は無傷です。
益々今後の展開が楽しみになってきます。


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[5] イケピー [PC] 2007/09/11 00:33:18 [削除]

3日目の何もしていない鉄板クローズアップです。
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早くも表面は厚い錆に覆われてしまいました。


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[4] イケピー [PC] 2007/09/11 00:29:53 [削除]

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放置3日目です。
試験液の色の違いが分かりますよね。


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[3] イケピー [PC] 2007/09/09 23:39:40 [削除]

クリックすると元のサイズで表示しますこのような感じで、亜鉛粒を真水に浸漬した鉄板の上に、ぱらぱらと乗せてみます。

本当は鉄板の表面積と、亜鉛の表面積だかイオンやら電子やらの関係で最適な量があるようなのですが、計算が難しいので適当です(笑)



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