一度でもカツラを使った人なら経験することだが、どんなに精巧で高価なカツラでも、長時間つけていると蒸れてくる。また、自分の頭髪ほど頻繁には洗わないので、不潔にもなりやすい。さらに頭皮を圧迫し、
脱毛部位を拡大する。また、着用した直後なら、きちんと定位置におさまっていても、時間の経過とともに、だんだんずれてくることもままある。
一方、現在におけるカツラの需要の大半は部分カツラであろう。カツラメーカーはまだ脱毛部位が小さなうちから部分カツラを着用すれば、周囲の人に気付かれずに済むからといって部分カツラの早期着用をすすめている。
しかし、この部分カツラは当人の髪と同様なものを調整し、個別にオーダーするという理由のもとに、価格はそう安くないのである。さらに耐久性に関していえば、長期間の使用に耐えることは無理であって、多くの場合一〜二年で作り変えるという。
最近では、新しいタイプのカツラも種々開発され、これをつければ
脱毛の悩みなど雲散霧消と喧伝されているが、いかに蒸れない、あるいは抗菌、さらに形状記憶などと並べたててみたところで、毛髪は体の一部であって他の何かで代用するとなれば、思わぬ不都合さえつきまとうのである。
育毛剤の評価

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