2008/11/30

薪ストーブの温もり  

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 こんな寒い冬の時期、ふつうのパン屋さんは生地をうまく発酵させるのにドウコンという機械を使うのだけれど、うちみたいなビンボーなパン屋さんは、これまでダルマストーブをがんがん焚いて、なんとか作業場の温度を25度前後に保っていた。

 でもこのダルマ、しごく燃料を食うのだ。原油の高騰がいささか落ち着いてきたとはいえ、それでも月に2万程度の灯油代がかかる。パンの原材料費も値上がりしたままなので、なんとかこの燃料費を抑えたいと思っていた。

 そんな時、偶然国産の安価な薪ストーブに出会った。これまで薪ストーブというと、ノルウェーやカナダなど北欧・北米からの高価な輸入品のイメージがあり、「どうせ、ビンボーな我が家には買えっこないや」と思っていたんだけど、この国産品、なんと煙突こみで合計金額2万円とのこと。安っつ!!(ちなみにこのメーカーのHPはこちらhttp://www.honma-seisakusyo.co.jp/ )

 で、早速ネットで購入し(なんとベンリな時代だ、ありがたやありがたや)、作業場に設置。薪を入れ、火を熾す。焚口は耐火ガラスになってるので、外から火の状態が見える。ゆらゆらゆらゆら火が燃える。最初は少しカナケ臭かったけど、じわじわと温かさが作業場内に広がっていく。うわう、あったけ〜〜!!

 で、家の中にもほしいと思い、またまたネットで購入(なんとベンリなことよ!)。2日後には届き、火事にならないよう注意深く煙突を設置し、入り口の横の土間に置く。着火材の代わりに、嫁さんが取ってきた杉の葉っぱを敷き、その上に細い薪を入れ、火をつける。パチパチと杉が弾け、火が回る。
 10分もすると、家中がほんわり温かくなってくる。(こんな時は、家が狭くてよかったなあ〜としみじみ思う。)特に寒い朝なんかは、温かいだけで幸せな感じがする。
おかげで、いつもならこの時期しもやけが始まる妻も娘も、今年はまだ指先・足先が元気だ。

 ちなみに薪はほんとなら樫などの堅木がよいのだけど、あんまり手に入らないので、近くの杉の加工場から出る(本来なら産廃物になる)コッパを軽トラに山ほど貰ってきて、それを使っている。石窯ももちろんこのコッパで焼いているので、頻繁に取りに行かなければならないのが玉に瑕だけど、それくらいのキズで灯油代が浮くならお安い御用だ。(でも代わりに焼酎代がかかるのよね、と妻の声。)

 ともあれ、寒い冬をお過ごしのあなた。一家に一台、薪ストーブはいかがですか?
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