食事の介助、食介というものがある。自分の力では食事が満足にできない。もしくはまったくできない人に対して、そのお手伝いをするというものだ。
既にホームヘルパー2級の資格を取ってから8ヶ月、デイサービスセンターに就職してから5ヶ月と21日も経っているので、ある程度の方に対する食介はしたことがあるのだが、本日は自分ではまったく食事をすることができないというか、自分では意思表示すらできず、ほぼずっと寝ているようにしか見えない方の食介をしてみた。
……食べさせ始めから終了まで2時間かかってしまった。
なぜって、むせるから途中で休憩挟みつつ食介してたらそうなってしまったのだ。
ちなみにその人に対する食事は、主食のご飯はおじや、副食はすべて刻み、汁物も含めた飲み物はすべてとろみ付である。
そして、おじやと副食ととろみが付いた汁物を混ぜてからすりつぶし、どろっとした状態のものをスプーンで少量すくって、それを口の中にタイミングよく放り込むのだ。
こう書くと簡単そうに思えるかもしれないが、声かけをしても口を開かない。口に食べ物を入れてもすぐには飲み込まないのだ。本当にタイミングを見計らうのが難しい。
しかもフロアリーダーの人が途中で気がついたのだが、汁物のとろみが不十分で水っぽかったから、その人にとっては飲み込みにくくてむせたのだそうだ。
確かにとろみを足して、よりどろっとした状態にしてからの飲み込みは良く、むせも少なくなった。
私は既にとろみが付けてある汁物を持ってきただけなのであり、そのとろみ加減にした人は私ではないのだが、状態を見てこれでは不十分であるという判断ができなかったのは失敗だった。
介護の世界は奥が深い。というか各個人に対する対応の仕方が細分化しすぎている。これはもっと基本を勉強しないと駄目だろうなあ。
何事も基本が大事ですね。