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アイディア その1

 人類が自らの遺伝子を操作して、永遠の寿命を持った未来。人は老いることなく生き続けていた。しかしそれでも事故や病気で死ぬ人は存在する。即死した場 合はしょうがないが、まだ息があるうちに病院に収容された場合、人はその肉体から脳髄のみを取り出されカプセルの中に入れられる。そして命を永らえるので ある。そのカプセルが収容されている施設は「黄泉の国」と呼ばれたのだった。

 脳髄のみの存在となった人々はネットワークに直に接続されて、そこに存在するバーチャルワールドにおいて生前と変わらぬ生活を送ることが出来る。もちろ んリアルワールドとは通信も出来る。こうして人は永遠に生き続けることが出来るのだった。

 ところがある時、遺伝子操作の失敗か、全ての人類が太陽系内の植民地も含めて、全て死滅したのだった。残されたのは脳髄のみの存在となって生きていた バーチャルワールドの住人達だけだった。

 しかし、地球上各地の「黄泉の国」は、エネルギーの補給およびメンテナンスの停止により、徐々に崩壊。地球近傍で残ったのは月面に存在する「黄泉の国」 だけだった。当初彼らは為すすべを持たなかったが、遠隔操作が可能な作業用ロボットを動かすことに成功。「黄泉の国」のシステムをメンテナンスする事が出 来、生き延びることが出来たのだった。

 何とか危機を脱した月面の「黄泉の国」の住人達は、地球の現状を偵察する事を考えた。しかし彼らに使用できる宇宙船すら無いのでは、直接地球に降りるこ とは出来ない。そこで地球上に残された自律型アンドロイドの光電子脳をハッキングし、そこに自らの人格データを移植して起動。そのアンドロイドの身体を借 りて地球を探索することを企画する。

 そのアイディアを実現するために必要なのが、脳髄に依存しない純粋にデータのみの存在である主人公であった。彼はバーチャルワールドの住人、通称「死 者」同士の子供である。子供とは言っても実際の子供ではなく、前述したようにプログラム上にしか存在しない人格データそのものであり、純粋な意味では人間 ではないのだが、自分のことを完全に人間として認識している。彼のようにデータそのものの存在を使わないと、地球上のアンドロイドに人格データを送信し移 植する事は出来ないのだった。

 自分が脳髄すら持たない、単なるコンピュータープログラムでしか無いことを知って苦悩する主人公。しかし悩んだ末に、自分が意味のある存在へとなるため にも、今回打診された任務を遂行する事を決意する。
 同じように人格データそのものである存在が、あと2人登場。プログラム上の設定では、主人公は男。もう2人のうち、1人は女。そして最後は男である。彼 らもまた苦悩したのちに今回の任務に参加したのだった。

 彼らの任務は、現在の地球の偵察。ただそれだけだった。しかし地球の某所に安置されていた3体のアンドロイドに転送された彼らは、驚くべき事実を知った のだった。


 ……というわけで、後は何にも考えてません。ちなみに、3体のアンドロイドが女性型、しかもその手の用途に特殊化された機体であるのは言うまでもありま せん。

 彼女達アンドロイドが、崩壊した地球で遭遇する事件を描写する冒険譚。はたしていつ書くことになるのか? そもそも書くのか書かないのかすら決まってい ないこのアイディア。

 もしも『私が書いてあげるからアイディア頂戴』という方がいらっしゃいましたら、どうぞメール下さい。あなたのアイディアと交換ということなら差し上げ ます。いかがですか?


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