あの時は短かったのですが、今回は長いです。
今回は156GTAに至るまでの紆余曲折を長々と書きたいと思います。
156GTAのデビューは2002年。
ですが、私が初めて見たのは2001年の東京モーターショー。
当時既に156TSオーナーだった私は、興味深く観察したのを覚えています。
でも、欲しいとはその時思いませんでした。
その後、実車に触れたのが2003年正月。

ディーラーに展示されたデイトナブルーの156GTA。
当時紺のアルトワークスに乗っていた私には、とっても魅力的に見えました。
青い車2台体制、憧れました。
で、指をくわえて見ていたのをセールスの方に目撃されて、売り込みの電話がかかってきたこともありました。
でも当時の私の収入ではとても買うことは出来ないシロモノでした。
そしてその5月、

FAJ広報車を使ってのディーラーの試乗会に参加。
初めてハンドルを握りました。
あの硬めの乗り味、溢れるばかりの大トルク、TSとは比較にならない剛性感。
全てが想像以上でした。
そんな156GTAを買うことを夢ではなく“目標”としたのはこの頃です。
ですが、その頃少し156GTAが嫌になった時期もありました。
アルファロメオディで156GTA乗りの集団が、途中の退場は出来ないと申し込み案内に記されていたのにもかかわらず、途中で会場からクルマを出したいとスタッフに難クセをつけているのを見てしまったからです。
あんな横暴な成金が好んで買う車はどうか、と思ってしまいました。
でも、その後すっかりGTA熱は冷めてしまいます。
TSに価値を見い出したからです。
それから数年が経ち156GTAもカタログ落ちします。
その頃、ディーラーではGTAのラストのキャンペーンが行われてました。
今回私が購入した156GTAもこの時に販売されたものです。
で、市場に新車の156GTAが見あたらなくなった頃に再び156GTA熱が発生しました。
当時はよく未登録車が在庫されていることがあり、アレーゼ信州(現在の
アルファロメオ信州)なんかでは、156TSのヌヴォラブルーがP3登場の頃まで在庫していたなんてこともありました。
そこで
この方にお願いして都内ディーラーの在庫を当たったこともありました。結局在庫はGTAセレスピードしかありませんでした。
で、2008年。ついに156TSを降りることを決断。
ですが1ヶ月後には147GTAを購入(爆)
つい爆安の極上147GTAに目がくらみ、手を出してしまいました。
私は今更ですが147GTAというクルマが好きではありません。
ハッチバックでドアが3枚しかないことの不便さ、今時軽トラくらいしか見かけない鍵式の燃料キャップ、前はにやけ顔・後ろは宇宙人顔のデザイン等々ですが、何故かあのはちゃめちゃな乗り味に惚れて買ってしまいました。
でも今にして思えば、これは156GTAへの布石であったと思います。
3.2Lの乗りこなし方、左ハンドル・6MTへの慣れ等学ぶことが多かったです。
そんな147GTAも1年半で2万キロ走破し、気付けば4万キロオーバー。
そして次の車検まで1年を切り、乗り倒すか買い替えるかの決断の時が近づいて来ました。
ですが昨年末よりの大不況。収入も激減し維持すら危ぶまれるところに来てました。
が、5月に職場の異動があり今の現場労働に。これで少し収入も回復してきました。
今回の乗り換え、真のきっかけはある事件からです。
この8月のお盆前、諏訪地方に大雨が降りました。
その時にいつもお世話になっているテンホウのUさんが156を水没させて廃車になってしまいました。
それで私は一時期ネットで156の中古車を探しておりました。
当然ネットで156を検索すれば156GTAも出てきます。
見ると一時期は300万を切るのが珍しいくらい高かった156GTAも相場は200万〜に。
中には200万円台前半で低走行の魅力的な個体もあります。
で、冷やかしにネットで見積もり依頼をしてみました。
すると、2002年車で2万キロ以下の走行のもの、価格は200万台前半でしたがタイベル交換をしていないので、それをするとコミコミ300万近くとの見積もりが。
あまり安くありません。
それと某ディーラーの中古在庫車で250万前後で、半年くらい全く動きのない個体があります。これも気になって外車販売のプロに問い合わせたところ、この個体は事故車であると判明。
つまり、安いのは安いなりであること。低年式は整備レベルに不安があること等。
そこで、あるクルマを思い出しました。
7月に
アルファロメオ信州で見たこの車。

2005年車でイモラナチュラル内装。
これを書いた頃は、「156GTA買うなら前期・モンテカルロブラック!」と決めつけていた私には、
う〜ん、微妙。
ですが、いろいろ2ヶ月くらい探した結果として、
・生産終了から時間が経っているので、良質な個体が少ない。
・安い個体はイジリが激しく将来が不安。
・あまりモデファイされていない個体は、距離走っていても高い。
つまりは、
結婚のようにいろいろ条件つけるといい相手に巡り会えない。
ということで、9月末にヨコタ松本店に行った時に、偶然会議で来ていた
アルファロメオ信州の勝本店長に聞いたらまだ車は残っているとのこと。
早速見積もりを依頼しました。
で、後日長野に行き見積もり結果を聞きます。
でもこの時は多分冷やかしと私も店長も思ってました。
こちらも厳しい財政状況なので、ローン充当分はこれくらいと目標を立てて交渉に臨みました。
当然1回目の提示は私の予算限度をオーバー。
で、難色を示したところ、
・147GTAの下取り額見直し
・車検整備項目の見直し(タイヤ交換・コーティング等)
・登録手続き上不要項目の削除(希望ナンバー等)
等を行ったところ、目標にかなり近い額に。
ですが、147GTAのローン残債が確認出来なかったので後日回答ということに。
で、その翌日に早速修正した見積もりがメールで送られて来ました。
見ると、見事に見積もり目標範囲内!
早速店長に連絡し購入意思を伝えました。
そしてついに10月初めに契約!
納車目標を女神湖ミーティングに定め、動き出しました。
が、問題がいくつか。
・今付いているタイヤが坊主→私がネットで手配。
・ETCが未装備→これも私が手配し取り付けを依頼。
あと私が気になっていたこと。
GTVカップカーホイールはF50キャリパーをクリア出来るか?
ということで147から大梅を外し、確認を依頼しました。
何故こんなことを思ったかといえば、

大梅のホイール内側に謎の溝が(赤矢印部)
干渉が問題となるF50キャリパーの取り付けボルトをクリアさせるためにあるような感じが気になりました。
ですが、偶然ディーラーに修理で入庫していた156が履いていた大梅にはこの溝がありませんでした。ひょっとするとカップカーホイールと最終型GTV TSのホイールは別モノかもしれません。
で、結論は、

問題なくクリア!
タイヤは
ここから買ったダンロップのディレッツァです。
ということで無事私のものになりました。
で、最後私は大きな勘違いをしていることに気付きました。
納車時、キーをひねって

え?こんなに走ってなかったっけ?
タイベル・ウォポン交換済みということだったので3万キロ近く走っていると思い込んでました。
実はこのクルマ、1.7万キロでウォーターポンプから水漏れしそのクレーム交換時に、タイベル・テンショナーも交換済みとのこと。
そして4月に検切れになったまま保管されていたので、今回車検を取ることになり、つまりは
あと2年くらいは何もしないで乗れる
非常に良質な個体だったんです。
今回の156GTA購入に際し、最大限協力していただいた勝本店長、そして今までも私に156GTA情報を流していただいた皆様、ホントにありがとうございました。


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