2009/11/23 19:54
『名探偵の掟』 東野圭吾 ■読書
「東野圭吾」の『名探偵の掟』を読みました。

久しぶりに愉しむ読書の再会。
選んだのは、やっぱり「東野圭吾」作品です。
-----story-------------
完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。
フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵「天下一大五郎」。
すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?
本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。
-----------------------
本格推理小説の定番トリックや約束事を痛烈に風刺したミステリ連作です。
■プロローグ
■第一章 密室宣言 - トリックの王様
■第二章 意外な犯人 - フーダニット
■第三章 屋敷を孤立させる理由(わけ) - 閉ざされた空間
■第四章 最後の一言 - ダイイングメッセージ
■第五章 アリバイ宣言 - 時刻表トリック
■第六章 『花のOL湯けむり温泉殺人事件』論 - 二時間ドラマ
■第七章 切断の理由 - バラバラ死体
■第八章 トリックの正体 - ???
■第九章 殺すなら今 - 童謡殺人
■第十章 アンフェアの見本 - ミステリのルール
■第十一章 禁句 - 首なし死体
■第十二章 凶器の話 - 殺人手段
■エピローグ
■最後の選択 - 名探偵のその後
いやぁ… 楽しく読めました。
電車の中で笑いを堪えるのが大変でしたね。
イチバン笑えたのは『第一章 密室宣言 - トリックの王様』かな。
ブラックユーモアが利いていてエンディングが気に入ったのは『■第九章 殺すなら今 - 童謡殺人』ですね。
タイトルの理由が最後の最後で判明するところが、いかにも「東野圭吾」作品らしい。
でも、風刺され批判されているのは、作品を世に送り出す作家だけではなく、その作品を愉しんでいる、読み手側も同様。
「作品中の探偵のように論理的に犯人を当てようとする読者など、皆無に等しいからである。大部分の読者は、直感と経験で犯人を見破ろうとする。」
(第二章 意外な犯人 - フーダニット)
「推理なんかしないんだ。主人公が推理していくのを、漫然と眺めているだけさ。だから疲れない。最後の謎解きを聞いて、なんとなくわかったような気になれば満足なんだ。」
(第五章 アリバイ宣言 - 時刻表トリック)
「現実には、図面を見て読者が謎を推理することなんてないと思うな。」
(第八章 トリックの正体 - ???)
うーーーん、確かに読み手の心理を適切に指摘してあります。
そうなんですよね、ミステリーって、推理することを愉しむというより、主人公が推理する過程を愉しんでいる感じで、あまり自分で謎解きをしようとしていないのが実際だと思います。
でも、個人的には、、、
愉しい時間を過ごすことができるなら、それでイイと思うんですけどね。
そういった意味でも、とても楽しめた作品でした。
そして、「東野圭吾」の≪本格推理≫への愛情を感じた作品でしたね。
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久しぶりに愉しむ読書の再会。
選んだのは、やっぱり「東野圭吾」作品です。
-----story-------------
完全密室、時刻表トリック、バラバラ死体に童謡殺人。
フーダニットからハウダニットまで、12の難事件に挑む名探偵「天下一大五郎」。
すべてのトリックを鮮やかに解き明かした名探偵が辿り着いた、恐るべき「ミステリ界の謎」とは?
本格推理の様々な“お約束”を破った、業界騒然・話題満載の痛快傑作ミステリ。
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本格推理小説の定番トリックや約束事を痛烈に風刺したミステリ連作です。
■プロローグ
■第一章 密室宣言 - トリックの王様
■第二章 意外な犯人 - フーダニット
■第三章 屋敷を孤立させる理由(わけ) - 閉ざされた空間
■第四章 最後の一言 - ダイイングメッセージ
■第五章 アリバイ宣言 - 時刻表トリック
■第六章 『花のOL湯けむり温泉殺人事件』論 - 二時間ドラマ
■第七章 切断の理由 - バラバラ死体
■第八章 トリックの正体 - ???
■第九章 殺すなら今 - 童謡殺人
■第十章 アンフェアの見本 - ミステリのルール
■第十一章 禁句 - 首なし死体
■第十二章 凶器の話 - 殺人手段
■エピローグ
■最後の選択 - 名探偵のその後
いやぁ… 楽しく読めました。
電車の中で笑いを堪えるのが大変でしたね。
イチバン笑えたのは『第一章 密室宣言 - トリックの王様』かな。
ブラックユーモアが利いていてエンディングが気に入ったのは『■第九章 殺すなら今 - 童謡殺人』ですね。
タイトルの理由が最後の最後で判明するところが、いかにも「東野圭吾」作品らしい。
でも、風刺され批判されているのは、作品を世に送り出す作家だけではなく、その作品を愉しんでいる、読み手側も同様。
「作品中の探偵のように論理的に犯人を当てようとする読者など、皆無に等しいからである。大部分の読者は、直感と経験で犯人を見破ろうとする。」
(第二章 意外な犯人 - フーダニット)
「推理なんかしないんだ。主人公が推理していくのを、漫然と眺めているだけさ。だから疲れない。最後の謎解きを聞いて、なんとなくわかったような気になれば満足なんだ。」
(第五章 アリバイ宣言 - 時刻表トリック)
「現実には、図面を見て読者が謎を推理することなんてないと思うな。」
(第八章 トリックの正体 - ???)
うーーーん、確かに読み手の心理を適切に指摘してあります。
そうなんですよね、ミステリーって、推理することを愉しむというより、主人公が推理する過程を愉しんでいる感じで、あまり自分で謎解きをしようとしていないのが実際だと思います。
でも、個人的には、、、
愉しい時間を過ごすことができるなら、それでイイと思うんですけどね。
そういった意味でも、とても楽しめた作品でした。
そして、「東野圭吾」の≪本格推理≫への愛情を感じた作品でしたね。
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