叩くような雨の音で目が覚めた。まだ薄暗いが、次第に雨音は大きくなり、昨日種をまいたそばの畑が気にかかる。のぞいてみるとほぼ冠水状態。排水をしようにも用水からどんどん逆流している。あわてても仕方のないことと腹をきめ、小降りになるまでじっと我慢する以外手だてがない。
用水は流れが悪い。いたるところでサブタをかけていることと、ボックスカルバートにしているからでもあるのだが、そもそも勾配差がもともと少ない市街化の宿命なのか
それと以前は田や畑がたくさんあり、それが雨の一時的な貯水地の役割を果たしてもいたのですが、いまでは宅地になり少なくなってきているせいでもある。
倉敷のアメダスを見るのがいいのか、高梁のアメダスを参考にするのが本当なのかわかりませんが、今日午前中の雨量は40ミリぐらい??だったのか
昼前にほぼ止んだ。冠水だったそば畑も一気に排水され水がひいた。やれやれ、そばが全滅になるかと気をもんだ。
こんな雨の日は読書。

購入してから30ページほど読んでほったらかしていたが、今日は一気に最後まで読みとおした。
読売新聞の女性記者が600日にわたり取材した記事を中心に書かれたものです。取材が中心の文章ですから現場のほとばしるリアリティーがひしひしと感じられます。
なぜ財政再建団体になったのか、なぜ一時借入金が632億円にも膨らんだのか、なぜその莫大な一借りが発覚しなかったのか、あらゆる疑問に答えるだけの内容となっています。夕張市の最大の不幸は炭坑の閉鎖に尽きる。国のエネルギー施策の転換から物語が始まった。炭坑から観光への大リストラクチャリングの見込み違いと中田市長の6期24年間のワンマンな市政が招いた不幸な結末となった。
夕張を去ることができる人はまだいい、離れることができない1万2000人の市民がいることも見逃すことはできない。財政再建団体になった自治体は厳しくつらい。働ける世代は夕張から離れ、残されたなかに高齢者が多い。しかし、まだ18年間の再建計画は始まったばかりです、聞こえてくるのは暗いニュースばかりですが、市民病院再建のためにやってきた村上智彦医師をはじめ、市民の「コミセン」自主管理の話、花火大会、自前の成人式など市民の力が見えてきます。まだまだ夕張を見捨てない方が多くいます。がんばれば必ず春が来のでしょう。
夕張はメロンと 幸せの黄色いハンカチ
高倉健、倍賞千恵子、桃井かおり、もう一度見て見たい映画でもあります。最後に感動を与えてくれた山田洋次監督。思い出は多い。
総社市が”第2の夕張になる”と大騒ぎした市民がいます。本当にその言葉は適切な言葉だったのか。意味のない不安を駆り立てただけではなかったのか。
そんな市民の方にこの限界自治「夕張検証」をささげたいと思います。