BBSへの書き込み、メール、電話等、たくさんのメッセージ本当にありがとうございます。ご指摘もあったので日記書きます。←もはや日記ではない・・・。
5月に撤退してから約3ヶ月になりますが、復活についての具体的なアナウンスはしていないので、期待されている皆様にとってはどーなってんの?と思っていらっしゃる方も多いかと思います。
店が撤退してからのオレは、再びハコを作るためにいろいろと奔走しております。それと平行してレコーディングやPAなどやってました。現在のところ店がないため自宅を仮拠点としています。なんだかんだ忙しい毎日です。
その間にいろいろ考えた。
いいことも悪いことも・・・。
実際、メイカーズが無くなったことで、ウチを使って精力的に動きたかった人たちには迷惑をかけてしまったと思う。また、今年の活躍に向けて頑張っていた人達もいただろうし、バンド活動(練習・ライブ問わず)やイベント企画が暗礁に乗り上げてしまった人達もいると思う。
そんな人達の話を耳にすると、メイカーズという存在が思いのほか新庄・最上または山形県において意味のあるものだったんだなと感じる。
でも、新たにスタートする以上、以前よりもいい環境にしたい。ならばどうすればいいのか?また、『いい環境』ってのはどんな環境なんだろう?それは誰のためのものなんだろう?・・・難しい問題だ。
ぶっちゃけいうと、オレはアングラが大好きなの。
現在主流の和気あいあいなライブハウスの雰囲気よりも、なんか独特の雰囲気があって入口とかにこわそーなニーチャン達がタムロしててなかなか入りづらくて、ビビりながら中に入ってみたら中はもっとヤバイ雰囲気が漂ってるんだけど、バンドの演奏が始まったら一体感あって・・・楽〜し-い!って思ってたらいきなり隣の人に殴られた、みたいな(笑)ま、80'sのあたりまえの雰囲気だな。そーいう『なんかヤべーんだけど最高!』みたいな怖いもの見たさ的なのがホントにやりたいハコ像なんだけど、それはオレが嬉しいだけだから、新庄に於いては受け入れられないだろうし、だいたいいまはそーゆー時代じゃない。ってことは商売にならない。ってことはすぐ潰れる。だめじゃん(笑)
ロックが好きな人もいればハウスやテクノが好きな人もいる。アコースティックが好きな人もいればヒップホップが好きな人もいる。都心からのUターンの人達にも楽しんでもらいたいけど中途半端なものはそんな人たちには通用しない。新庄近郊にはライブハウスもクラブも無いし、新たに始めようとする人もなかなかいないだろう。
だからメイカーズはそんな音楽好きの人たちのためにもこの新庄という街に存在していかなければならないと思う。人口が少ないから店のジャンルを絞込むことはできない。オールマイティに使えるスペースでなければならない。たくさんのジャンルや年齢層をカバーしなければならないのは宿命のようなもんだ。
しかし、閉鎖的でズルい連中が力をもつこの狭い街で、市民権を得るのはなかなか難しい。なぜならそんなシーンは日常生活においては必要ないものだと考える人のほうが圧倒的に多いから。同じ音楽でも新庄囃子をウルサイと思うひとは少ないけど。(オレは新庄囃子好き派です)ま、一部の人間が楽しむために他人に迷惑をかけるのは許されることではないけど、こと若年層が好む音楽やそれにまつわる環境に対しては風当たりは強いんだな、ジッサイ。
以前、メイカーズにきたお客さんの店外におけるマナーが悪いとよく指摘されていた。でもよくよく観察してみると、ひどいのは飲み屋街で酔っ払って騒いで歩いている連中だった。奴等なんてその辺の物は壊すわ、大声で叫び続けるわ、ゴミは撒き散らすわ、側溝にションベンするわでマナーもへったくれも無い。ウチの客なんてカワイイもんだ。ただ人数が多いというだけで・・・。
でも気持ちはわかるのよ。
話がそれるけど、ちょっと前までオレはかなりというか相当ウルサいクルマに乗ってた(ほぼ直管のハチロク。超大好き!)メイカーズを始めてからは送迎とかの関係でメインは別の静かなクルマになったけど。
で、当時、店の前が銀行だったからみんな路駐してATMにいくんだよね。
そのなかにいつも決まった時間に来るすげーうるせークルマが一台いた。でエンジン切らないからずーっとボォーーーーーって響き渡る。ある日そのクルマのドライバーにあんまりウルサイからとうとう文句言っちゃった。でもそのときに『あ、オレもこうだったんだな』って気がついた。
きっとライブハウスやクラブもこんなかんじなんじゃないかな。
自分が気持ちいい、楽しいって思うことでも知らず知らずに他人に不快感を与えてることってあると思う。ライブやイベントのときなんか店先についついタムロしたくなる。それもライブやイベントの楽しい要素の一つだから。てかオレも大好き(笑)
でもそれを良く思わない人たちもきっといるんだよね。少なからずゴミとかも出るし。オレはイベント終了後は必ず近隣を掃除していた。たかがゴミかもしれないけど、ゴミ程度でウチのお客さんを蔑んで見られたくなかったから。それでも次の日の朝まわりを見渡すと見覚えのない別のゴミが落ちてるんだけど・・・。
ま、結局なにが言いたいのかと言うと、いくつかの項目に於いて公約数的なものを見つけて、いろんな意味でのバランスをどのあたりの設定するのかを考え、実行していかなければならないってこと。必ずしも健全にじゃなくてね。だって健全なだけの音楽シーンに魅力はないから。アブナさも必要!でも社会に存在する以上、ルールは守らなければならない。アウトローが許されるのは時と場合による。
それは店側だけでできることではないし、お客さんも巻き込んでの行動をしないといけないと思う。オレは新庄のシーンを20年見てきたけどいつもそのバランスが悪くてイイ流れがあっても潰れてきた。いいかげんそういうのはやめたい。文句を言う前に逆に相手に文句を言わせない行動をしなければ子供が駄々をこねているのと一緒だ。もちろんオレもそうならなければならない。
復活に向けて、オレ的にクリアしなければならないことはまだ山積みなんだけど、復活後はそんなオレの戯言もどこか心の片隅にいれておいて欲しい。そーでないとまた繰り返しになると思うから。これから新庄で暮らしていく人達がココにいて良かったと思えるようなシーンができたらいいな。
もっと人口が多ければ、とかもっと賃金が高ければとか社会的な不満はたくさんあるんだけど、今すぐどうにかなる問題でもないし、今の行政や有力者の方々がなにかをしてくれるとは思えない(すべての人とは言わない。すばらしい人もいます)。ハッキリいってこのまま荒んでいくと思う。経済や商業が発展しそうな要素や策があまりにも見当たらなさ過ぎる。ならせめて個人的な楽しみくらいは無くならない様にしなきゃな。
それにオレも現役バンドマン!でもウチのバンド(コラプションね)のメンバーに『ライブハウスを復活させるまでは謹慎です!!』って言われてっからマジで早く店を復活させないとバンドやれないんだよ。コラプションも動けないんだよ!それじゃ何の為にバカみたいに音楽やり続けてきたのかわかんない。だから、絶対に最高の形で復活してやる!!なによりも自分のために!
最後に・・・。
7/8のレキシントンでのライブでFUCK-A-ROCKのマサトがMCでいった言葉。
『何も無いから出て行くんじゃなく、何も無いから俺らが創っていくんだ』
オレはマジで涙がでた。