1日遅れでコンフェデ杯の録画を観ました。
日本1−0ギリシャで日本代表の勝利。
決勝T進出に可能性を残す結果となりました。
さて今回、日本代表のフォーメーションは
4−4−2。
メキシコ戦で両サイドのMFを務めた
加地&三都主の両選手がそのまま下がって
DFとなり、2列目を右・小笠原選手、
左・中村選手。FWは玉田&柳沢両選手の
2トップという布陣で臨みました。
私としては、メキシコ戦の感想で述べた
ように、両サイドMFの不安定さを懸念して
いましたので、この布陣はある意味面白い
と思いました。事実、試合が始まって
序盤から効果的な動きが随所にみられました。
ボランチの中田英選手を司令塔に、両翼の
2人が前線やバックとの距離を間延びさせ
ないよう運動量をキープしていました。
空中戦では分が悪いことを十分承知していた
日本。速い球回しと立て続けのスルーパスで
相手の裏を突く作戦に徹したこともプラスです。
これがギリシャのDFのラインコントロールの
ミスを誘い、前半だけでも数え切れないほどの
チャンスを玉田&柳沢両選手に供給することが
できました。
……しかし得点ならず。前半は0−0。
ここまで観ての私の感想メモ。
「FW2人が不調すぎる。幾度得点機があった
ことか。柳沢選手、シュート打つのに一瞬の躊躇が
みられる。玉田選手、右足で蹴られないの痛い」
とりわけ玉田選手はスピードと突破力はある
ものの、左利きですからどうしても左足での
シュートが中心になります(前半12分、
右足で打ちましたが、勢い弱くGKにキャッチ)
…右カーブを軽くかけてシュートを打てば
頂き!というシーンが結構あっただけに、
彼に右足でのシュートを打てというのは
ちょっと厳しいのでしょうか。
後半途中で大黒選手に交代したのは仕方なかった
です。彼は玉田選手に比して突破力はやや劣る
ものの、飛び出しの鋭さと左右自在に打てる
能力は高いものがあります。この展開での投入は
作戦上、至極当然だったようにみえました。
さて後半。ギリシャは高めのクロスを武器に
攻めていけばチャンスをつくれそうなものの
日本のDF陣の巧みな守りにあって、ちょっと
焦りのようなものをみせはじめてきました。
今日のDF陣は…いつもの2人に加え、三都主
&加地選手も守備での好プレーが光ったと
思います。もしかしてこの2人は少し下がり目の
ポジションのほうが向いているのかしらと思う
ほどでした。
そして後半31分。やはり前半から狙っていた
裏を突くスルーパスを中村俊輔選手が放ち、
それを見事に飛び出した大黒選手がキッチリ
決めて1−0!これを守って勝利ということに
なったわけです。
勝因というよりもギリシャ側の敗因ということ
でしょうけども、全体的な選手間の連携不足や
日本に対する分析不足(例えば中村選手を
フリーにする場面が余りに目立ちました)など
多々あったかと思います。しかしそれを加味
しても、今回の日本代表は十分に及第点を
あげられると、私は思います。
相手チームの長所・短所を見極めて、攻守で
それを生かす。それができるようなチームに
「現時点ではなりつつある」ということで
しょうか。
予選リーグ残すところは、21日のブラジル戦です。
現在、日本はブラジルと勝点4の同点2位で
どちらが決勝Tに進出するかは直接対決の結果で
決まります。
得失点差ではブラジルが上回っているので、日本に
とっては「勝ち点3」が必須条件となります。
容易ならざる課題ではありますが、全力で
頑張ってもらいたいです。