新潟戦以来、一連のストヤノフをめぐる問題について考えてきました。
感情を抑えたつもりで書いた一昨日の文章ですが、改めて読み返してみますと、それでも認識の足りない部分があったように思えます。ご意見もいただきましてありがとうございました。
サポーターというのは、当たり前の話ですが主義・主張の統一があるわけではありません。単に「ジェフ千葉」が応援するという一致点でスタジアムに集っているわけです。いまのチーム状況について監督の責任問題を感じる人もいればそうでない人もいるし、ストヤノフ問題についても彼に非があるか非がないか、これも賛否両論あると思います。また、一昨日の象徴的な出来事の最大の原因であったサポーターの意見の相違――試合後の「ストヤノフコール」を「ストヤノフへのメッセージ」と感じる人、「ストヤノフを謹慎させているフロントへの抗議」と感じる人、様々だったと思います。
さて、そんななかで何が重要かということを改めて考え、やはり「言」より「動」であるという結論に達しました。
後で聞いた話ですが、昨日姉崎の練習場に一昨日のスタジアムの外での行動に参加していた方々が足を運び、ストヤノフ選手へ残留の願いを届け、またフロント関係者への申し入れも行ったと伺いました。
その中心には私が「サポーター団体」と書いた方々もいたそうです。改めて敬意を表するとともに、一昨日に申し上げた発言の一部を撤回いたします。今後もスタジアムでの応援をともに行っていきたいと考えます。
結局翌日友人の結婚式のため姉崎に行けなかったとはいえ自分は主張するだけで行動が伴っていないことを痛感した次第です。
「dead moon rising」さんから「で、何かしませんか?」とのご指摘をいただきました。賛成です。
ここで大事だと私が感じるのは「できるだけ幅広い一致点を得ること」「サポーター間の対立や不団結を生まないこと」だと思います。
前者とは何か、それは「ストヤノフ選手にとにかくチームに残ってほしい」ということだと思います。まさかそれを願わない千葉サポはいないと思います(まあ、探せばいるのかもしれませんが)。
また、後者は「あいつは団体だから…」「あいつはニワカだから…」「あいつはアマル信者だから…」「あいつは騒ぐが自分じゃ何もしようとしない」というような対立を招くレッテル貼りをやめることです。そのうえで個の力を集めて大きな力にすることだと思います。
そんなわけで「何か」しようと私も考えているところです。
とはいえ、そんなに悠長に構えているわけにもいきません。
そこで私なりの第一段階、先日クラブに送ったメールをWEB上で公開します。
次の段階、それは引き続き考えてみます。もし「こんなのやろうよ」があればお寄せください。
株式会社 東日本ジェイアール古河サッカークラブ御中
代表取締役社長 淀川 隆博様
チーム統括本部長 唐井 直様
監督 アマル・オシム様
平素、貴クラブ発展のためご尽力されていることに心より敬意を表します。
私は、ジェフユナイテッド市原・千葉を愛し、常にチームの勝利を願ってやまない一サポーターです。
貴クラブ所属のイリアン・ストヤノフ選手の処遇について、貴クラブの責任ある立場にある皆様に甚だ失礼かとは存じますがメールいたしましたのは、私のささやかなお願いを申し上げたいと思ったからです。
貴クラブ公式ウェブサイトによりますと、ストヤノフ選手は今月14日に監督批判ともとれる発言を一部メディアに対し行い、それにより謹慎処分が下されました。
また貴クラブの再三にわたる話し合いの努力のなかでも本人に反省の意思表示がないとのことで、処分を継続するとあります。
この一連の出来事について、彼に非があることは明らかであり、彼のとった言動がチームの団結を乱し不信を招きかねない軽率なものであることは私も十分承知しております。貴クラブが下した処分も至極当然のことであると存じます。
しかし、それを承知した上でこうしてお願いをいたしたいのは、ひとえにストヤノフ選手の処分解除です。
一部報道によれば、貴クラブが契約解除を示唆したとありますが、これはあまりにも重過ぎる処分であると思います。
確かに彼の振る舞いは決して許されるべきものではありません。しかし、いまここで、これまで貴クラブに尽くしてきた彼を失うことは、あまりにも大きい代償であると私は考えます。
この問題について、貴クラブが科した謝罪を彼が行えさえすれば、事態も収束に向かうのかもしれません。ただあまりにも感情的になっている彼にそれを求めることは非常に難しいことなのかもしれません。
ここは貴クラブの関係者各位の皆様が「処分解除」を示すことで、彼に和解の手を差し伸べていただきたいのです。彼自身がみずからの誤りを認め、チームのためにひとつになることを決意する最後の機会を与えていただきたいのです。
もし、そこまで貴クラブが歩み寄ろうとしてもなお、彼の態度が頑なであったとしたら、それは偏狭な心の持ち主であったということで、私はそれ以上のことを望みません。しかし、いまなおチームを愛していると述べたと聞きます。きっと心を許し、自らの非を認め、チームの勝利のために全力を尽くしてくれると信じています。
スポーツにおいて規律やチームの輪が何よりも重要です。彼だけを特別扱いすることによる弊害があることも決して否定はいたしません。しかし、貴クラブが、一連の問題を建設的な方向で解決し、そのうえでストヤノフ選手も含めた、文字通り「WIN BY ALL」の精神で今後のチーム発展のために力を尽くしていただくことが私にとって何よりの幸せであります。
貴クラブ関係者の皆様の英断を心より願ってやみません。