久宝金属で 初めてグッドデザイン賞をもらった時のことです。
たまたま、展示場で出会って何人かと名刺交換したのですが、その中でおひとり、今でも交流奈続いている方が大阪に会いに来てくださいました。
もう、出会って10年以上になるかと思います。その間会えたのはほんの数回。
でも、不思議なもので、彼とは何となく続いているのです。
で、今回初めて2時間ほどでしたがゆっくり話ができました。
久宝の社長と3人、とんとんと話が弾みました。
で、後で思い返してみると、彼とは前置きとか説明など全然いらなかったのです。
何か投げかけると、その先の言葉が返ってきます。
私たちもその言葉に対して、もっと先の考えや新しい展開の言葉を投げかけることができます。
そうして、会話はぐっと進みました。
凝縮された実りの多い時間です。
ああ、だから、めったに会えないのに何となくずっと続いてきたんだなあ…と納得。
最後に彼はお土産を出してきました。
「富士酢」というオスのメーカーの「ピクル酢」というお酢です。
驚きました
だって、私はその富士酢が大好きで、ずっと使ってきているからです。
「え〜〜、私も富士酢ですよ」
「僕もずっと富士酢です」
ああ、そういうことなのかともう一度納得。
生き方や感性が同じだったのですね。
だから、会うことができなくても、たまにしか連絡を取らなくても ずっと続いていたのですね。
ありがたいなあ・・・・・。
素晴らしい出会いだなあ……。
こうして、一人一人とつながっていくこと。
それが幸せの始まりだなとしみじみ思っているところです。

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