私の歌は 余り楽譜から外れない。
ジャズの場合 「フィイク」と言って、もっともっと自由に歌っても良いらしい。
外国の方で 凄い人は スキャットで まるで楽器の演奏のように自由に歌う人もいますね。それができません。
スキャットどころか、メロディやリズムも もっと自由に歌っていいのですが なかなか そんな風に歌えません。
もともと ジャズを聴いてこなかったと言うのも有るでしょうね〜。
今回は それが宿題でした。
お手本をまねたり エラをまねたり 色々してみましたが 迷ってしまうばかりでした。
それに、自分の歌い方じゃないので どうしても頑張ってしまって 歌に力が入ります。力の入った歌は とても聞き辛い。
長い間、そんなこんなで「フェイク」は しない事に決めていました。
もっともっと歌い込んで行って 自然に歌が変われば良いやって それくらいに考えていました。
ところが「フェイク」に取り組む宿題が出ていたのです。
「もう、そろそろチャレンジしても良いんじゃない?」
心の中では「フェイクは 暫く取り組みたくないんです・・・」と答えているのに
私は「はい、頑張ります」と答えていました。
先生に素直でしょ?
御稽古ごともそうです。
アートなどの表現活動もそうです。
いいえ、生きる事に置いても そうだと思います。
自分がこれまで「これでよし!」と決めて来た道から
大きく飛び出した方が良い機会が訪れると思うのです。
自分が どんなにこの道が正しいと思っていても チャレンジしてみる・・・それが私のやり方。
今回の宿題は 「ついに その機会が来ちゃった」と感じました。
自分ではチャレンジしたくない「自分の枠」を外すことを 他の人からのエネルギーで
私はチャレンジする事になりました。
練習中は 七転八倒!
ちょっと油断すると とんでもない音になってしまいます。
昨日のレッスンは ドキドキでした。
ピアニストの音が出て 私は歌います。
家でやっているフェイクの 1/5 位しかできません。怖いんですね。
先生から 小さなアドバイス。
で、歌が一瞬で変わってきました。
又小さなアドバイス。
今度はフェイクをしても 少し力が抜けてきます。
歌いながら 感じます。
「ああ、変わって行くのを感じる!!」
まだ 明確には見えないけれど 何かすうっと 抜けて行くものが有る。
何か まだ分からないけれど 真っ暗闇だったところに
小さな小さな そしてまだまだ ぼうっとしているけれど
灯りが見えたような気がします。
「あなた 今 何かヒントをつかんだでしょう?」
私の心の中が 先生にも見えています。
テクニックを得ようとして フェイクにチャレンジしたのでは有りません。
私は 私の歌の枠を 外そうとしています。
自分で決めた とても好きな枠です。
気に入っています。
そこに居ると安心です。
それでも 私はその枠を外そうとしています。
そこに行けば 何が有るか分からないのに 帆を揚げて海へ出て行く冒険家みたいね。
この安心枠を外せば 一体何が見えるのか?
歌だけじゃなくて 私自身がどう変わるのか?
それを見てみようと思います。
私は 帆を揚げて 新しい歌の海を目指します。
はい、私をチャレンジャーと呼んでください!