正午過ぎ、目白。アイピット目白へ。
下町ダニーローズ第7回公演「ヴェニスの商人?」
一年ぶりのオリジナルシナリオの本公演。
シェイクスピア「ヴェニスの商人」から着想を得た物語。
前回「あ・うん」は別格。前々回「はなび」を観た限りでは、志らく師のファンや周辺関係者が暖かく見守っていけば良い劇団だと思っていた。正直、人から3500円を取る芝居ではないだろうとタカを括って観る。
ところが。
終盤で見事に持っていかれる。
あの感動は数千円を云々言う類のものではなかった。
これからは居住まいを正し、心して観劇することに決める。
但しテンポに難が有り。それは師ご自身もブログで書いていらっしゃった通り。これが克服されていればラストの感動は累乗的にハネ上がっていただろう。
志らく師の落語は、とにかく高速回転、且つ緩急・強弱・動作がダイナミックというイメージ。芝居の演出では間逆になるのが面白い。テンポを捨ててでも守るべきものがあるという事なんだろう。
もう一つ。場転の多用を厭わない事をポリシーとして持っておられるご様子。
前回の特別公演「あ・うん」では暗転中の間に心地よい余韻が漂っていた(音楽の効果が大ではあったが)。前々回「はなび」や今回の暗転は間がつらかった。
(これからのご活躍を期待しています。願わくば、観ようと思っても発売初日でチケット入手困難になる位の劇団になっていって欲しいです。)

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