1990年代初頭、一世を風靡したMTBブランドがあった。
その名は『YOSEMITE』。
USAブランドだが企画は日本のヨコタサイクルというメーカーがやっていた。設計はカリフォルニア、生産は台湾。今で言うとルイガノみたいなものだが、ヨセミテは安かろう悪かろうのルイガノなんかとは違いコストパフォーマンスに優れ、当時ではデザイン的なカッコ良さでも他のメーカーを圧倒していた。ワークスもあって、ビンセントフラナガンや磯崎正則(現在はチャーリ−磯崎と名乗っている)、岡崎和彦、マイケルTジャクソンなどがワークスチームで乗っていた。
自分の近所にもヨセミテに乗ってるホビーレースで速くてトライアルテクニック抜群のM口さんっていう兄ちゃんがおりまして、そういうのに憧れて自分も高校の入学祝いに親にねだって92年式のグレーシャーポイントという当時ではまだ比較的珍しいサスペンションフォーク標準装備のモデルを買ってもらいました。(既に93年モデルが出ていたが、カラーが気に入らなかった)高校に入ってからはそのマシンで念願のMTBレースデビューを果たし、96年にイエティに乗り換えるまで東伊豆や小海リエックスのレースを走りました。今はもう使用されなくなってフレームだけの状態になって実家のマイルームのインテリアの一部になってますw
前置きが長くなってしまいましたが、今日はTさんと愛鷹林道へ初のMTBライドに行きました。Tさんの愛車は知り合いに譲ってもらったという91年式のヨセミテ。色とサイズこそ違うものの、M口さんが乗っていたのと全く同じモデル。今見ても純粋にカッコイイ!ディスクブレーキやフルサスでゴテゴテの醜い今時のMTBなんかよりずっと美しいですね。でもサスフォーク無しでフラットペダル仕様のMTBで林道はキツかったようです。(サス無しMTBが当たり前だった中学の頃はこれでもみんな普通に愛鷹林道走ってましたけど)愛鷹林道は最近の大雨で道は川のようにえぐれてしまったり、泥沼になっていたり・・・。
TさんはMTBレースに出た事ないようですが、俺が部屋に眠っているヨセミテを組み直して二人で『帰ってきたチームヨセミテ』とか言うチーム名でMTBの耐久レース走ったら面白いかも。