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サッカー日本代表の岡田武史監督(51)が、南アフリカW杯アジア3次予選のオマーン戦(6月2日、日産ス)に向けて横浜市内で合宿を再開した29日、FW高原直泰(28)=浦和=について、無期限の戦力外とする方針を明らかにした。3次予選のメンバーからは外さないものの、不振が続く高原に、所属の浦和での調整を厳命。復帰時期については「特に与えていない」として、無期限の離脱を言い渡した。 |
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衝撃の発表だった。午後3時30分すぎ。日本代表の宿舎で待機していた報道陣の前に突然、姿を現した岡田監督はいきなり切り出した。 「高原は合流しません。代表に行っても出るチャンスは少ないし、練習も少なくなる。それより自分のチームでコンディションを戻した方がいいだろうという話を僕が持ち出した」 前日の28日に高原を含む25人の代表を発表したばかり。一夜明けたこの日からW杯3次予選に向けた代表合宿がスタートしたが、“元エース”が現れることはなかった。 午前中に浦和のグラウンドで汗を流した高原は、電話で休養を打診され前日に「そうしてもらえるならありがたい」と答えたという。今季、浦和でリーグ戦2得点。代表では無得点が続き、キリン杯でも2試合連続スタメン落ちするなど精彩を欠いていた。そんな中での強制休養は、事実上の“代表落ち”だった。 |
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27日のパラグアイ戦後、メンバー発表のあった28日に高原と話し合い、本来の調子に戻すための最良の方法を探った。「本人は代表への思いが強く『代表を降りる』と言えなかったのだろうと思う」という指揮官は「代表に来ても試合に出る機会が少ない。自分のチームで戻した方がいいだろう」とエンゲルス監督とも話した上で、事実上の落選といえる決断をした。 28日夕に代表メンバーが発表された時点では、合流しない方向で話し合われていたにもかかわらず、落選扱いにはしなかった。それは、岡田監督の気遣いだ。「メンバーに入れたのは『待っている』というメッセージ」と強調。練習でも他選手に「特例かもしれないが仲間だから」と説明した。 |
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1度は予選メンバーに名前を掲載した理由については「完全に外したつもりはない。あくまで我々の一員、待っているというメッセージです」と説明。3次予選期間中の復帰には「代表には彼の復活が必要」と含みを持たせ、「本人から代表を降りるとはいえなかったと思う。それくらい代表に気持ちを持ってくれていた」と苦悩も見せた。 |
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