久しぶりの勝利は、どんな形であれやはり嬉しいものです。
試合になれば勝ちを求めることは当然としても、目指すものが見えない不安は消えませんでした。
それでも選手の戦う気持ちは伝わってきましたし、全員で勝ち取った勝利だと思います。
試合後も先週とは比べ物にならないくらい足取りは軽かったですよ (^-^)
柏戦の惨敗を受けて、ゲルトは高原&エジミウソンの2トップを諦め、怪我明けの達也を投入。
エジではなく高原がベンチだったのは意外でしたが、結果が出ていないので理解できる範囲でした。
他には坪井ちゃんに代えて堤が先発復帰。出場停止明けの暢久も右サイド先発で出場しました。
一部にDF復帰が報道されていた闘莉王がボランチだったのは…( ゚д゚)ポカーン
試合は達也投入がまさにあたりでした。ここまで劇的に変わるとは思いませんでした。
持ち味である裏に抜け出す動きもさることながら、前線からの献身的な守備が中盤に動きを与えます。
動きの少ないMF陣を大いに助けることになったと思います。
啓太はまだ本調子ではないものの試合をこなしていくことで徐々に戻してくるでしょう。
闘莉王は…たぶん前半は自重気味だったように思います。想定内のボランチでした (;^o^A
試合開始直後からの、ポンテ先生と達也が絡む攻撃は非常に見ごたえがありました。
達也の動きを捕まえきれないことで、FC東京のDF陣がラインを上げることができず、
さらに達也は前から中盤の位置まで本気でボールを追いかけるので、
あまり動かないレッズMF陣が中盤を制圧していました。達也の投入で劇的な変化を感じました。
達也ひとりでこんなに変わるのかと思いましたが、ポンテ先生の復調も見逃せないと思います。
達也の動きは秀逸でしたが、ボールが収まるポンテ先生がいてこそ達也が活きたと感じました。
2人が絡むことでさらに東京DF陣は混乱していたように思います。
前半3分、裏に抜けた達也が折り返したボールをエジが綺麗に決めて早々に先制!
練習ではまったくシュート練習をしていないエジでしたが、ここは冷静にシュートを決めました。
その後も、達也の動きからポンテに決定的な場面があったり、
暢久の達也を狙った素晴らしいクロスがあがったりと更に追加点を重ねるチャンスが生まれました。
達也が前線から追い込むことでDFラインも高く保持することができていたと思います。
… ここですんなりと追加点が獲れないことが連敗中のチームらしいといえばらしい…((^o^;;;
FC東京は水曜日にナビスコを戦い、疲れからかずいぶんと動きが悪かったように思います。
達也の投入でレッズに変化はありましたが、FC東京の疲労も相当なものだったように感じました。
単にレッズの動きが良かったということだけでなく、相手の調子もイマイチだったと思います。
… 片方が少し良くなって、もう一方が良くなければこんなもんでしょう。
後半10分、達也が永井と交代。この交代は当初から予定通りなのかもしれません。
前半から電池切れの予感がありましたが、怪我明けの達也に無理をさせるわけにはいきません。
達也交代後からほぼ一方的にFC東京のペース。達也交代直後のポンテの故障が大誤算でした。
これで前線にエジひとりとなってしまいボールが収まるところがなくなってしまいました。
レッズの中盤は消耗が激しく、まったく動けなくなってしまいFC東京に完敗。
ゴール前にへばりついて必死の守備の時間が長くなりました。
ボールを奪っても押し上げることが出来ず、苦しい時間の連続でした。
永井、梅崎も守備に奔走することが多く、まったく攻撃できなくなってしまいました。
中盤を作ることが出来ずDFラインはズルズルと後退。こうなってはどうにもなりません。
… 水曜日に試合をしたFC東京よりも疲れが出るようでは厳しいです。
ただヘロヘロになりながらも、“絶対に守り抜く”という選手の気迫は伝わってきました。
選手が“攻めれない、絶対に守り抜く”と腹を括ったのならば、私はそれを応援するだけです。
レッズのゴール裏はきっとそんな気持ちのサポーターが多かったと思います。
どんなに格好悪かろうと、どんなにつまらないサッカーと言われようとも。
終盤にエジミウソンの負傷により、萌が投入され中盤がやや落ち着きを取り戻しましたが、
攻める東京、守る浦和の構図は大きく変わることはありませんでした。
… 東京の攻撃もはっきりしていなかったように思います。焦りなのか、疲れなのか。
… レッズとしてはすでにいっぱいいっぱい、東京の拙攻に救われた試合なのかもしれません。
最後の永井のゴールは本当に嬉しかったです。あのゴールがなければ同点にされたかもしれません。
とにかくあのゴールで、スタンドも選手も元気が出たことは間違いありません。
長いロスタイムも守りきり、レッズが本当に久しぶりに勝利を手にすることが出来ました。
達也がいるときと、いないときのサッカーの違いが、レッズの抱えている問題だと思います。
もちろん達也はレッズの選手なので、達也に頼ることは悪いことだとは思いません。
でも達也がいなくなると、チームとしてガタガタになってしまうとうことは大問題です。
誰が出てもレッズのサッカーが出来ることが理想です。ではレッズのサッカーってなんですか?
現在は
“達也がいないときのサッカーがレッズのサッカー” なんじゃないかと思います。
達也が入ることによって 「レッズのサッカーが、レッズのサッカーではなくなる」だから前半のサッカーは、レッズが主体的に攻撃し、相手を押し込め、素晴らしいサッカーが展開できたのではないでしょうか。
この日の後半が現在のレッズのサッカーの姿なのだと赤豆さんは思います。
勝ったことによってレッズのサッカーが変わらずに停滞してしまうことが怖いです。
久しぶりに試合には勝利しましたが、問題はまだそのまま残っています。
求めているサッカーはこんなものではないはずです。