負け試合であったとしても、試合終了を待たずに席を立つ人がとても多い試合でした。
「DFの裏にロングボールを出されてあえなく失点…orz」 って何回見たでしょう。
フィンケ監督の目指すサッカーは、このパターンの失点に対応するのがそんなに難しいのでしょうか。
プロのサッカー選手が何度も同じことを繰り返し、修正できないということが理解できません。
選手のコメントを見る限りどうすればいいのか選手は理解しているように思います。
ではなぜできないのでしょう。
浦和レッズに所属している選手は「個の能力が高い」という話をよく聞きます。
本当にそうなのでしょうか。そんな素晴らしい選手たちが揃って同じ失点を繰り返しているのですか。
もし本当に「個の能力が高い」 選手ならば、“やることをやっていない”ので繰り返すのでしょうか。
“やること” を指示するのは監督ですが、それをピッチで表現するのは選手です。
ピッチの中ではいろいろなことが起きます。監督の指示をベースに臨機応変に応用するのも選手です。
やらなければならないことが分かっているのであれば、なぜやらないのでしょう。
ひょっとして、出来ないのですか?
今季は下位の順位のチームとの試合は酷い試合が多いと感じます。
アウェイの川崎戦やアウェイの新潟戦では、選手の“勝ちたい”気持が伝わってきました。
少なくとも上位と言われるチームとやる時には “やるべきことをやっていない” 選手はいなかった。
出来ている試合があるのであれば、大宮戦では出来るのに“やっていない”ということです。
いまのレッズでは、監督を代えたとしても同じことの繰り返し。何も解決しません。
世界中のどんな優秀な監督を連れて来たとしても決して強くなることはないでしょう。
出来ることをやらないのは、プロである以上許されないことだと赤豆さんは思います。
何より、一人多い大宮の選手のほうが運動量があり、勝ちたいという気持ちが伝わってきた試合でした。
勝ちたいという気持ちで劣っていることは、大変ショックな出来事でした。
浦和レッズは強くない。個でも劣っているのです。
だから走らなければ負けます。気持がなければ負けます。だって弱いんですから。
数年続いた好成績で“自分たちは優れている”と勘違いしてしまった選手が多いのかもしれません。
浦和レッズは、昨年は7位のチームです。今季もここまで8位のチームです。これで強いですか?
浦和レッズは強くない。認めなければいけないでしょう。
強いチームに勝つために、やるべきことをやらなければ勝てるはずがありません。
松本山雅や大宮は、浦和レッズが「強いチーム」とリスペクトし、やるべきことをやってきました。
勝ちたいという気持ちも、負けたくないという気持ちも、彼らのほうが強かったと思います。
弱いチームが勝ちたい気持ちで劣っていては勝てるはずなんかありません。
ピッチから伝わってくる熱い気持ちがなければ、どんなチームにも負けてしまいます。
スタジアムを包み込む熱い声援は、熱い気持ちを見せてプレーをしてくれる選手が巻き起こします。
勝ちたい気持ちが充満するスタジアム。そうでなければレッズは勝つことができないチームなのです。
もしレッズに所属している選手が「個の能力が優れている」選手であったとしても。
今日の埼玉スタジアムは、寒くて冷たいスタジアムでした。
今日は今季から新たに発売された 「ワンダーシート」 で観戦しました。
1席10,000円という値段は、赤豆さんのような庶民には決して安くない金額です。
机付きの席で、特製お弁当や膝掛け、お土産が付いていました。
膝掛けとペナントには今日の日付と対戦相手が刺繍されていて、この日の観戦の記念になります。
よりによってこんな試合でしたが…
普段は足を踏み入れないワンダーシートには、いろいろな人が座っていました。
親子連れ、家族、カップル、昔はゴール裏で声を張り上げていた人、ひとりで来られた年配の方…
赤豆さんは普段の試合よりもワクワクしていました。
いろんな人がワクワクしてこの試合までの数日間を過ごしていたんだと思います。
試合前から普段の観戦場所とは“違った楽しさ”に包まれた空気を周りから感じました。
スタンドに入って感嘆の声を上げる人がいました。
お父さんに浦和レッズがいかに凄いかを説明している小学生がいました。
逆に世界のサッカー事情についてのウンチクを披露するお父さんがいました。
みんなこの日を楽しみにしていたんだろうなあ…そんなちょっと高揚した空間でした。
遠くに住んでいて、一生でただ一度のレッズ戦の観戦なので奮発した人がいたかもしれない。
自分が熱中しているものを見せたくて、普段は疎遠になっている両親を招待した人がいたかもしれない。
ひょっとしたら、最初で最後の生の浦和レッズだった人がいたかもしれない。
そして、みんなこれから始まる“浦和レッズの試合” を楽しみにしていました。
でも、良かったのはゴール裏で繰り広げられたヴィジュアルサポートが見られたところまででした。
主審の笛が鳴り、試合が進むにつれて、あんなに楽しそうだった空気は失望が支配しました。
来てくれた人を“幸せにすることができない” 悲しいスタジアムだったと思います。
もちろんワンダーシートだけじゃなくて他の席でも同じだと思います。
レッズのスタジアムは、選手のプレーでワクワクしたり、熱くなったり、そんな空間にして欲しいです。
勝っても、負けても、勝てなくても、勝利のために死力を尽くす姿を見せてください。
試合時間を忘れて熱狂出来るプレーを見せてください。“心が熱くなる試合” を見せてください。
試合終了を待たずに席を立つことが出来なくなるようなプレーが出来るはずです。
赤豆さんは勝利を求めています。でもそれ以前に求めている“大切なもの”があるのです。

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