本来の形は
GWの過密日程に加え負傷者続出で、本来あるべき姿で闘えない我が浦和REDS。しかし、対戦相手は常に全力でぶつかってきます。「REDSにだけは負けたくない!」…正直、それ程の状態ではないです、ウチ。

6年ぶりの対戦となったコンサドーレ札幌。守りを固めてカウンターを狙ってくる相手にどう闘うか? といった予想をしていたのですが、札幌は見事に裏切ってくれました。立ち上がりからラインを上げ、積極的にプレスをかけてきました。それに戸惑ったのか、我が浦和REDSはなかなかボールがキープできない状態が続きました。

この試合も闘莉王選手が細貝選手とともにボランチに入り、2トップにはエジミウソン選手と高原選手、その下には梅崎選手が入りました。
例によって立ち上がりのまずさから早々に失点し、同点に追いついたもののすぐに追加点を許しスコア上は苦しい状態になりましたが、個人の技量で上回る我が浦和REDSは、後半にエジミウソン選手が2得点を上げ逆転勝利となりました。

しかし、この試合、地力の差だけで勝ったような気がしてなりませんでした。

オシム監督が去りその息子監督も去り、主力選手も多くが流出、唯一残った巻選手もケガで欠場。若手中心にチームを作り替えざるを得なくなったジェフ千葉は、ここまでリーグ戦未勝利。(オマケにこの試合にクゼ監督の進退をかけて挑むという構図はいささか迷惑でしたね) こういう相手には滅法弱かった我が浦和REDSでしたが…。

フタを開けてみれば、千葉の惨状は予想以上に酷いものでした。攻撃も守備も、何をしたいのかが全く見えてこない。ファイトしない、連携も皆無、揚げ句の果てにあれだけ誇っていた運動量までもがなくなっていました。エースもファンタジスタもいないチームが走らないのですから、こんなチーム、サッカーにはなりません。

とは言うものの、そんなチームに何となく調子を合わせてしまうのも浦和REDSの悪いところです。象徴的だったのが、後半から終盤にかけての“試合のまとめ方”。安全策をとり、ボールを回すことを選び、攻撃することを放棄してしまいました。あそこはたたみかけて、4点目5点目を狙って欲しかったです。初ゴールを上げた選手がしたかもしれません。シーズン終盤での得点王争いに有利な貯金が出来たかも知れません、何より、チームの形を作り上げるには絶好の相手だったのです、勿体なかった…。
- ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ - ☆ -
地力の劣る札幌が相手だったから、チームとして成り立たない状態の千葉が相手だったから…。緊急避難的な布陣で、その場しのぎのサッカーをしても勝つことが出来た我が浦和REDS。しかし、次の相手は強豪川崎フロンターレです。その次がG大阪、ナビスコ名古屋と続きます。気持ちで闘うことはもちろん大事ですが、戦略・戦術は大丈夫なのか…大きな不安を感じたホーム2試合でした。

0