僕は普段、ロードレーサーで通勤しているから、当然荷物はリュックサックに入れて背負う事になる。
僕のリュックは外国製のドイター(登山用のもので有名)のサイクルモデル。
背中に当たるところがメッシュの薄い布地で、リュック本体とそのメッシュ生地の間は空気が抜けるようにズッポリと、空間が開いている。
これがかなり涼しいのだが、如何せん夏は熱風が吹きぬけるから、それほど涼しさは感じられない。(それでも普通の背中にべったりくっつくタイプよりは、無茶無茶涼しいけど)
2年前に今の会社に転職してからは、通勤距離が非常に短いためあまり夏でも、走行中は汗をかかなくなった。(止まると素晴らしく汗が吹き出てくるけど)
以前の会社や、その前の会社に出勤する時は距離がそれなりにあったから、会社に着いたらリュックの肩パッド辺りが、汗でぐっしょりと濡れているほどだった。
当然、ほぼ毎日、肩パッドは汗に濡れ、日に乾かされ、また汗に濡れを繰り返しているのでだんだんと、汗の中に含まれる塩分で白くなってきてしまう。
本当に塩がふいてきて、まさに自家製塩田だ。
今は違うけど僕はそのリュックを、休日に電車や車で出かける時も持って行っていたので傍から見ると、すばらしく薄汚れたリュックに見えていただろう。
でもさすがにあまりにかっこ悪いから、年に一回はリュックをよく洗ったりしていたモンだ。
洗うと言っても、洗濯機にはさすがに入らないから、外で水道の水をかけて汚れを落としていた。
ホースをリール状に巻いてあり、先端がシャワーや、ストレート状の水流に切り替えられるヤツを蛇口につなぎ、ストレート水流で、激しく塩にまみれたリュックサックに水をぶっかけて洗ったもんだ。
僕に自転車を教えてくれた友達にその事を話すと、“リュックを洗うヤツなんて初めてだ”と言われてしまった。
彼のリュックもご他聞にもれず塩まみれで、なおかつ日に焼け、汗染みでかなり変色しているのだが、一度も洗った事がないらしい。(というか、洗うという概念が沸き起こらないらしい)
そんなんこんなで長いこと使っているマイ・リュックだけど、さすがにくたびれてきた感が出てきた。
しかしドイターのリュックは頑丈で、色あせ、ぼろぼろに見えても穴の一つ、ほつれの一つも見当たらない。
穴の一つでも開いていれば、買い替えにも踏ん切りがつくのだが、貧乏性ゆえになかなか買い替えには踏み切れない。
うーん、どうしたもんかねぇ。