11月20日
朝6時半頃目が覚めました。寝台列車は窓から外が見えないようになってる。光は入ってくるが景色が分からない。8時過ぎには到着する予定でした。とりあえずトイレに行くことに。インドのトイレは大変だというけど、嫁様の話によるとインド博物館はかなりすごかったようです。どうやって流して良いか検討もつかない構造だったそうで、、入った瞬間戻ってきました。電車のトイレはというと、夜はいわゆるただのボットン便所だなと思っていたのですが、朝行ってみてびっくり。ボットンの行先はなんとそのまま地面です!お尻がとても涼しかったです。
夜行列車は時間通りに駅に到着。ここで私たちはトイ・トレインに乗り換えます。これはそれ自体世界遺産にもなっている機関車で、まさにおもちゃのような機関車です。88Kmの道のりを約9時間かけて走破します。しかしこの9時間で標高差2000mを上り詰めるのでかなりのものです。駅に着いた瞬間また赤い人が現れたので軽くいなしました。だんだん断り方に慣れてきました。しかし乗り換え口が全く分からない。。。。これまた広大な駅です。しかも番線も何も書いていない。途方にくれてうろうろしていると案内所らしき場所がありそこでようやく場所を確認完了。一番端のホームである。到着したもののやはり番線はなく何もそこにトイトレインが到着する目印は無かったのである。一つ確信できたのは、そこには外国人(notインド人)が多く、あ、観光だな、じゃここで大丈夫だろう、という連想により心を強引に落ち着かせました。
が、事件は乗車してからおきました。トイトレインが到着。かなり小さい。かわいい。といらえずFirstClassに乗り込み座っているとあとから来た人が「俺の席だ、どけ」というのでチケットを見せるとコンファームしていないとの指摘。なんと、コンファームが必要なのか????そもそも予約した時点でコンファームでむしろリコンファームなんじゃないか?と思ってるまもなく、出発時間が迫ってきた。かなりあせりまくった。駅員さんに聞いて、一体何をすれば良いのか、乗れるのか。。。。
と、出発の時間に、、とりあえず一般席に乗り込ませてくれた。満席だったが、座ってる人を立たせてまで席を用意して座らせてくれた。ConfirmしてないまでもFirstClassのチケットは強いようだ。と、ひと波乱あったが無事出発。気になるのはホームに取り残された多くの白人たち。彼らはいったいなぜあそこにいるのだろう???
一波乱の末乗り込んだ車両が一般席だったためみな観光目的ではなく現地人である。結果論としてはこれでよかったと思っている。現地の人がどのような感じでこのトイトレインを利用しているのか肌で感じられた。慣れてしまえば面白いものである。彼らからしたら荷物の多い邪魔な外人だったかもしれないが、、、
トイトレインは走り始めた。まずは平地を走ってゆく。周囲の生活にとってこのトイトレインは生活の一部のようだ。通るのを待ち構えてこちらに手を振ったり叫んだりしている。同様にこちらの中からも現地の人たちが大声を張り上げて叫んだりしている。電車から見える風景は最初のほうは同じものが繰り返されているようだったがとても刺激的で何度見ても目が離せなかった。道端には野良犬、猫、牛、ヤギがうろうろしている。本当に野良なのかは分からないけど、普通に通りをヤギ二匹だけで歩いていたりする。犬は異常に多いのだが狂犬病とそうでない犬の区別がつかない、、、そういう道の風景と、線路にきわどい近さで築かれた家、生活が電車の中からよく見える。
そして次はどんどん山肌を登っていく。時にスイッチバックを行いながら見る見るうちに山の上のほうに上っていく。車道と平行するようにトイトレインは走っており時に車道をまたぐように走る。当然信号はない。汽笛は常に鳴らされているように感じられるが、車道を渡るときは機関車の蒸気の音がさらに大きく連呼される。車が突っ込んできたら山底へまっさかさまである。そうしてどんどん上っていくと、次は山沿いにある街に到着する。こういう街が点在するのだが、家屋はどうかというとその街と街を結ぶ山道にも存在しているようだ。そして学校は街に在るので学校帰りの少年たちがこのトイトレインに乗って家に戻っていく。乗るというのは誤解を与えるかもしれない。飛び乗りしがみついているという表現が正しいか・・・・そしてこの列車は遅い!88Kmを9時間というだけで想像はつくだろう。少年はこの列車をおもちゃのように思っているのだろう。飛び乗って少し乗ったかと思うとまた飛び降りてダッシュで列車の先のほうまで行ってしまう。そして列車の到着を待ってまた飛び乗る。はたまた近くの道端になっている果実をもぎ取り列車の中の人に渡したりもする。とにかく本当にいい表情をしている。何がそこまで楽しいのかと思うほど、みんながみんないい顔をしている。
あと3時間ほどで到着、そして一番景色のいいところへ到着するというときに、なんと辺り一面霧に覆われてしまった。日ごろの行いが悪かったのだろうか。絶景といわれるところも霧で何も見えなかった。残念だ。見えないものはしょうがないので霧をしっかり目に焼き付けました。。。そこを越えたら30分ほどでダージリン駅に到着。8時間半の長いトイトレインの旅は終了したのでした。FirstClassでは味わえない楽しい体験が出来たと思います。結果往来ですね。
ダージリン駅では荷物が大きいのともう迷うのが面倒臭かったので声を掛けてきたタクシー関連の人に行き先を伝え価格交渉をして150RsでMayFairResortまでいきました。いやぁ、上る上る、丘にある街なので高低差があるのは当たり前ではあるのですが実感するとすごいですね。こんな道はスーツケースをひいては歩けません!。順調に丘を登り続けると今度は暗闇の中坂道をおり始めました。これは騙されたか!?と神経過敏になったところ無事到着。ものすごく良いコテージ形のHOTELでした。
部屋に案内してもらうと、ある意味予想通りだけどコテージ。部屋は12畳程度で二つのベッドと暖炉とソファー。日本では考えられない感じでした。暖炉は実際に炭火を焚きます。あとは大きな入り口部分と広いトイレとお風呂。
言うことなし!と言いたいところですが残念な点が一つだけ。お風呂のお湯が出せる量が決まっているようで湯船にお湯をためるとお湯が出なくなるのです、、、残念ながら湯船につかるのはあきらめて手早くシャワーを浴びるしかないのでした。。。食事も非常においしく朝夕付きなのですが食べ過ぎてしまいます。朝からカレーですが、、
まず部屋に着くとお風呂を入れましたが例の事実に遭遇し湯船には水が放出されていました。入ることをあきらめRoomサービスでビールを注文。1本120Rs。どんなものが出てくるかとドキドキしていると、Black Rabel Premiumなる瓶ビールが二本。かなり高級そうで本当に120Rsのビールか聞き直してしまいました。間違いないということでそのビールを飲むとこれがまたうまい。よくよくパッケージを見ると、西ベンガル限定提供のビールらしく、ここで飲んだ後は一生飲むことのない大切な存在になりそうです。650mlで量的にも日本の大瓶より多かったです。
夕飯の時間となりレストランへ向かうと開始時間を5分遅れただけなのになぜか既に満席でラウンジで5分程度待つことに、、その場でまた待ち時間で同じビールを1本ずつ。
その後すぐにレストランへ移動しDinner開始。野菜スープ、餃子のようなモモという食べ物(というか水餃子としか思えない、、、)が出てきて、食べ終わるとそのままカレーやインド料理のバイキングへ突入。どれもこれもおいしくビールも進みその場でさらにビールを2本ずつ。レストラン内はほとんど(すべて)が観光客でツアーできている人がほとんどでした。西洋人なのですが、うるさいうるさい・・・コルカタでは西洋人を見ると安心していたのですが、少数派だったからなんですね。今回は明らかにうざかったです。
食事を終えて部屋に戻り、お湯が復活していたので微妙にお湯につかって風呂は終了。さびし、、、そして晩酌が始まるのでした。Roomサービスを運んでくる人も「まだ飲むのですか?」と聞いてくるほどに、、、結局あと二人で3本飲んでこの日は就寝しました。夜中まで飲んで朝起きられないのも意味ないので。。。。。。。せっかくダージリンに来ているのだし♪
