剱五山彌谷寺(けんごさんいやだにじ)
香川県三豊郡三野町にあります.国道11号線から,鳥坂峠を越えてちょっと入った山の中にあります.
「剣五山」ってどういう意味でしょう.香川には五剣山という山がありますが,少し離れています.
本堂には,階段を五百段以上登らないと辿り着けません.途中までは,有料道路を通って,自動車でもいけるようですが,結局,大師堂や本堂に辿り着くには階段を登る必要があります.
途中に竹林があり,風にそよいでからからと音を立てています.
観音様の立像が見え,あ,着いたのかな? と思うとそばに長くて手すりの赤い階段があり,それを登りきって,やっと着いたと思ったら大師堂で,本堂にはさらに階段を登らなくてはなりません.ですからここの大師像も,一生懸命歩いています.しかもとても幼い姿です.
岩壁には石仏が彫られています.磨崖仏というのでしょうか.さらに,そこかしこにある四角い穴はお骨が納められているようです.
さすがに,本堂まで登りきると,景色が美しいです.
国道11号線から弥谷寺への入口の鳥坂峠では,鳥坂まんじゅうという土産物が売られていて,休みの日には行列ができるほど混みあいます.
また,弥谷寺のすぐ近くには,「道の駅 ふれあいパークみの」があります.
宗派:真言宗善通寺派
本尊:千手観世音菩薩「おん ばさら たらま きりく」
開基:行基菩薩
御詠歌:「悪人とゆきつれなむも弥谷寺たヾかりそめもよき友ぞよき」
縁起:
聖武天皇の勅願によって行基菩薩が開創。山上からは四国・中国の八力国が望めるところから八国寺と名付けた。弘法大師が七歳のとき(幼名:真魚)この岩窟で苦行している。大同2年(807)唐から帰国した大師は再度この山で修業中、五柄の剣を得、蔵王権現のおつげがあり、剣五山と改め千手観世音を刻み本尊とし、弥谷寺と改号して第71番の霊場に定めた。その後全山焼失したが、慶長年間(1596‐1614)生駒讃岐守が再興。
大師堂につづく奥ノ院は「獅子の岩窟」大師が求聞持の法を修されたところ。大師堂の入口におかげをうけた感謝の奉納品が多くある。
境内:
寺は標高三百八十二bの弥谷山の中腹にある。三つの峰からなっているので三朶の峰といわれ、昔はふもとの村や島で死者が出ると、身寄りの人が両手を背中へ廻して死者の霊を背負った格好をして寺へ参り、境内へ霊をおろしてふり向かないで帰る風習があったといわれ、死霊の行く寺と信じられていた。
山門をくぐると長いだらだら坂の両脇には、うっそうとした木立が生い茂り、その間に西国88力所霊場の本尊と弘法大師の石像が点々と並んでいる。仁王門の手前に名物のあめ湯とトコロテンを売る俳句茶屋がある。
仁王門をくぐると両側に實の河原があり小さな石積みが多く並んでいる。262段の石段と坂道をくり返し上ると二天門が建ち、元禄年間に住僧覚林が造顕した大きい金剛拳菩薩の像。さらに108段上ると大師堂、その左に庫裏。鐘楼堂、岩窟の護摩堂、岩壁に刻まれた弥陀三尊などがあり、大師堂から170段上りきったところに本堂。
引用元:
http://shikoku-net.co.jp/88/8871.htm
http://www.taihodo.co.jp/88/tem/071.html
http://hirotaku.web.infoseek.co.jp/temple/shikoku/shik71.shtml

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