バブル崩壊の兆しがみえかけても、まだ多くの日本人は世界一の経済大国の栄華に酔いしれていた。そんな時、長淵剛は強烈にこの国の行く末を問いかけるメッセージとして”JAPAN”を歌っていた。
”JAPAN”は高揚感のあるロカバラードで、名曲だと思うが、何故か当時はあまりヒットしなかったようだ。(カラオケのラインナップでももれている。)多分、当時の彼の感性は、今よりはるかに平和ボケしていた当時の多くの日本人にはかけ離れすぎていたのかもしれない。
日本人である自分の中にある、理屈なく発せられる感性を見つめていくと、その源泉が日本の歴史、文化にあることを知る。そして、自分が大切にしたいものと民族の歴史、文化が紡いできた大切なものとの重なりを意識した時、自然な家族愛、故郷愛がしだいに祖国愛へと昇華する。
そんな長淵剛の感性の発露は、世界一ナショナリズムと遠い国といわれた当時の日本では、消化し切れなかったのかもしれない。
しかし、それから15年近く経った現在、世界の激動に翻弄されている国の姿に、多くの人が国を意識するようになった。今ならジャストフィットすると思う。
長淵剛”JAPAN”より抜粋
〜俺たちこの先どこへ 流れていくんだろう
〜貫き通す意地の 壊れたこの国で
強いものと戦う時は ただただ ひたすら 自分を信じればいい
弱いものに真実を語る時は 少しだけ気をつけろ 裏目裏目に 愛が転がる
誰かの弱さを引き上げたいなどと うぬぼれた己の恥を知ったなら
夕陽が青春を まっさかさまに ずり落ちていく前に 事実をどてっ腹で 受け止めろ
〜俺たちこの先どこへ流れていくんだろう
〜だけど俺はこの国で 生まれ育ってきた
平和な国だねと友に語れば 堅い話はおよしと 誰もがすり抜けた
文化は地に堕ち 歴史は教訓ならず 世紀末の雨に 頭のてっぺんからひっかぶるのか
俺たちはまるでどす黒い油に まみれたペルシャ湾の水鳥みたいに
息絶え絶え それでも必死に天高く飛び立とうとしてるのは 富の向こうに 何かを見つけたいから
〜
〜そして俺は二人の 子供を抱きしめている
japan where are you going ? japan what are you doing?
believing 'in myself believin'in yourself
(途中リフレイン略
イラク自衛隊派遣と北朝鮮外交にゆれる中、この歌を何度も聞いた。
ずんずんと心に響くサウンドに、涙が出てきた。
強いアメリカに対しても、自信を持って信念を貫け!
中国、韓国への60年越しの謝罪外交はいい加減やめにしよう
相手はこちらの誠意に、ないものねだりを返すばかりだ!
アメリカだけでなく北朝鮮にもコケにされる日本には耐えられない!

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