小生は別に暴力礼賛論者ではない。ただ、暴力はアチコチに伏在しているという現実を見、それに怯え、対抗することを考えているだけである。それは個人としても、そして小生が勝手に仲間と考えている人間に対しても、である。だから、特に階級闘争を言う人間が軽々しく暴力反対を言うと、虫唾が走るのである。ストライキも、デモも、暴力なのである。それは法に認められたという姿を取るだけで、中身は暴力なのである。それらは鬩ぎ合いの緊張感から、むき出しの暴力に転化する可能性を持つし、それはマルクス・エンゲルスの言う意味で「革命の助産婦」なる積極性を有するのだ。
前衛政党なるものに可能性があるとすれば、それをスムーズに制御し、目的に叶うようにすることであって、「暴力反対」を言うことではない。
その意味では、言うこととやることが違う日本「共産」党は意外と評価するべきかもしれない。暴力反対と言いながら、暁行動隊などの訓練された暴力装置を持っていたからね。

0