民主集中制とか、党組織論におけるロシア的制約のことに関して、レーニン自身について語らせる。コミンテルン21ヶ条以外。出典は、トロツキストのトニー・クリフの『ローザ・ルクセンブルク』p69。
共産主義ウォッチャーには余分な解説かも知れないが、ロシア的民主集中制はツァーリズムの苛烈な弾圧の下、組織を防衛するための措置なのである。それを表現したものが『なになす』なのである。1905年の第一次ロシア革命は条件を変えた。その後、レーニンは言う。
「現在、『なにをなすべきか?』と論争している人々がおかしている根本的な誤りは、彼らが、特定の歴史的事情との関連から、この著作をまったく切りはなす点にある……『なにをなすべきか?』は論戦によって経済主義をたしなめているのであって、小冊子のこの任務をぬきにして、その内容を検討することは正しくないということである。」
1921年には、この小冊子について言う。
「あの本の翻訳は、少なくともいい解説づきで発行されなければいけない。」
『なになす』はその後、解説なしで発行され、金科玉条となり、党指導部に対する無制限の権力集中の根拠とされた。その末裔の一つが、日本「共産」党である。

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