GO様
素晴らしい分析です。研究を称えて提案させていただきます。
>利子産み資本・・・・産業資本(とりあえず製造業さん)の「稼いだ」剰余価値の一部分をかすめとってくる。
この規定からは、たとえば、株主と経営者の関係しかでて来ず、
>「産業資本」の生産をも押しつぶす「怪物」となってしまったのです
――という筋道がありませんよ・・・
投資家であれば企業を育て、投機家ならばGO様のいわはるとおりです。
今日の「貨幣資本家」は次のような事をしていると思うのです。
「・・・貨幣資本家は、他人の貯蓄を自分の資本にし、また再生産資本家たちが相互に与え合う信用と、公衆が彼らに与える信用とをその致冨の源泉にするのである。」(資本論3巻32章新日本新書11P878原P524)
そして、この「貸付資本」は、「資本に対する請求権」という架空資本の形態なんですから、各種ファンドのやってる債権への投資などが登場するのだと思います。
マルクスは、この「貨幣資本」を、「金融資本」のもう一歩先、「信用資本」(同上)と表しています。
私も利子生み資本の運動をどうにも整理できず悩んでいました。代々木の学者は、「信用や金融は、もともとモノを生産し流通させる経済活動のために・・・形成されたものである。」(『マルクスは信用問題について何を論じたか』(工藤晃著新日本出版社P116)
「マルクスは信用を再生産過程に引き付けて考察している」(同上)
ところに目を奪われると、「信用資本」という規定が見えなくなりますね。
といっても、私がこのことを見つけたのではなく、先輩の榎原均さんに学んだものです。どうか次のホームページを参照願えれば幸いです。
http://www.office-ebara.org/modules/weblog/details.php?blog_id=184
世界恐慌分析のための原理