「楽天・地方競馬の全場と業務提携、ネット投票民間競争の時代へ一歩前進」
地方競馬(全般)
南関東に続き地方競馬12主催者が楽天と業務提携
(NAR公式サイトより)
楽天、地方競馬全場と勝馬投票券の販売業務委託を基本合意
(楽天の公式リリース)
どうやらSPAT4+ホッカイドウだった楽天が、全地方競馬場と業務提携を行う事になったようだ。
やや長文再引用で申し訳ないが、以前に拙blog「
ネット投票、統一すべきか、統一せざるべきか。」で
次のように指摘した。
利用者側の立場・・・というのがわからないので、何とも言えないのだが、現状では競馬場単位で違うネット投票システムを使わなければならない訳だから不便極まりない、ということは事実。ヘビーな地方競馬ファンなら「D−netにつないでホッカイドウ競馬の○Rの馬券を買った後でSPAT4で南関東の○Rを買って次にオッズパークで・・・」という面倒な流れになりかねない。どこか一つのシステムに統一してほしい、というのは当然の意見だろう。
しかし、民間委託という流れになる以上、また、民間である以上は利益を追求する企業、ということである以上、理由もなく、利益を独占するようなことはあってはならない。従って、将来設計を考えるにあたっては、たとえ一時的な利便性がなくなったとしても、安易に「○○にシステムを統一すべきだ」という立場に立つべきではない。
しかし、地方競馬主催者に利便性が失われることに対するデメリットを吸収できる体力があまりないのも事実。そこで、民間委託の流れになる以上は、ネット投票=○○といった硬直的な考えではなく、各主催者がどこのシステムが一番使いやすいか、また、システム上やプログラム的な問題はあるのかもしれないが、場合によっては複数の投票システムを採用する、ということもあっていいのではないか。要は、民間参入事業者にサービスの競争を促す、ということである。
参入事業者に安易に富を渡し地方競馬を苦しくするのではなく双方が「WINtoWIN」の関係であるべきである。その時に競争原理を導入しないことには参入事業者は自助努力を行わないだろう。
今回の楽天の全地方競馬場への参入表明はオッズパーク、SPAT4、D-netとの併存関係を意味することになり、私が主張したとおりの方向に動いていると評価できるものであり、内容を具体的に精査する必要性はあるものの、大変健全、かつ望ましい姿である。
ただ、まだ基本合意であり、具体的な内容については「
サービスの開始時期は年内を目処として、今後、内容の検討を進めてまいります。」としか書かれていない。
このあたりは、今後も注意しておく必要があることだろう。
オッズパークのシステムは相変わらずみたいだが、こういうシステムに関しては、早いに超したことはないが、ちゃんときちんとしたシステムにしないと信用問題に繋がる。理想はD-net、SPAT4、楽天、オッズパークがネット投票において健全に競争する姿だと思うので、全国展開の先駆者となる可能性が高まった楽天には期待しているところだ。
既に楽天は
楽天競馬なるサイトを作っており、地方競馬の重鎮とも言える皆様がコラムを提供している。
今後も地方競馬の盛り上げ役として、先駆者となる活動を期待しているところだ。

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