安全運転について
(日本国内の交通規則に従った運転が前提です。速度違反や危険運転などを勧める事ではありません。)
日本の法定最高速度に違和感を覚える事は多々ありますが、どうしようもないので今ある規則上で安全運転を目指します。
私は、どうしてそんなに気が短いのかと問いたくなる運転を、多く見ます。日本の場合、ある一部分で何台かの車を追い抜いても到着に掛かる時間は殆ど変わりません。これは私が大学に通っている時に実際に経験した事です。どれだけ急いでも結局信号で止まる事になり、追い抜いた車に追いつかれたり場合によっては追い抜かれたりします。
到着までに掛かる時間が殆ど同じなら、事故になる危険性が低い運転を心掛けるのが良いと思います。事故に遭わない為には、先を予測した運転をする事が必要です。前を走る車の窓が完全に透明な場合、その先を見る事が出来ます。つまり、前の前を見る事が出来るのです。勿論、そこだけを見ていては危険極まりないので、絶えず色んな部分を見、常に周りの状況を把握しながら運転する事が重要です。
車間距離は前の車が急に止まっても確実に走行時と同じ車間距離を保ったまま止まれる距離を開け、割り込んで来る車が居れば譲り、再び車間距離を開ける様にします。この時、出来る限りアクセルだけで操作します。ブレーキを踏まなければ車間距離を開けられないのは、危険予測による余裕を持った運転が出来ていない為です。割り込みする車に苛立ちを覚える人間は、日本の公道を走るのに相応しくないと私は思います。心に余裕を持って運転する事で、苛立ちによる事故を防ぐ事が出来ます。
コーナー侵入前には必ず荷重を前に移すようにします。アクセルを踏んだまま曲げる事が出来るコーナーでも、公道では余裕を持った運転に越した事はないので、アクセルペダルを戻すか軽くブレーキペダルに足を乗せるかを行います。コーナーの半径に沿って徐々にハンドルを回し、これ以上回さなくても良いと感じたらそこで維持します。それと共にアクセルペダルを少し踏みます。曲がっている最中に路面に力が伝わらないと、車は前に進む力が無い事になり、横向きの力が強過ぎる為に、非常に不安定な状態になります。但し、踏み過ぎると曲がらなくなります。曲がらないからと急激にアクセルペダルを戻すとタックインと言う現象が発生し、車は内側に向き、最悪の場合スピンします。踏みすぎたと思ったら徐々にアクセルペダルを戻すようにし、完全に戻さない範囲で操作します。そして、直線が近付くと共に徐々にハンドルを戻し、アクセルを更に踏みます。
前の車が止まっていたら早めにアクセルを戻し、ブレーキを殆ど踏まずに十分な減速が出来るようにします。この時、後ろの車が接近しているかも知れないので、細心の注意をして下さい。
最も重要な事は先を予測した運転をする事です。どんなに見通しが良くても、公道では何が起こるかわかりません。
免許取得者が運転能力の基本領域だとすれば、それが非常に低いのが日本だと思います。いざと言う時にブレーキを床まで踏める人が免許取得者の中に何人居るのでしょうか。危険を感じた時に警笛よりもブレーキを先に踏む人が何人居るのでしょうか。警笛は見通しが悪い場所等で自分の存在を知らせる為以外に使う事は殆どありません。信号が青になって進まない車が前に居れば、短く警笛を鳴らします。
危険を感じてブレーキを踏む癖がある人と警笛を鳴らす癖がある人とではいざと言う時に決定的な違いが生まれます。前者は止まる事ができるか衝撃を最小限に抑えられますが、後者はどうする事も出来ません。警笛を鳴らしても速度は低下しません。
速く走りたいのならサーキットに行けば良いのです。冒頭に書いた様に、公道で部分的に追い抜いても殆ど早く到着出来ません。不要な危険は避けるべきです。その為に、予測し、心に余裕を持つ事が重要なのです。