漫画家の赤塚不二夫さんが亡くなられましたね。
以前から癌を患うなど、体調がすぐれないことは知っていましたが、ニュースで知って寂しい気持ちがこみ上げてきました。
いつも、バカボンを見ていると、理不尽なパパの行動や言動とは裏腹にそれを信用し、愛している家族の姿がいつも描かれていますね。ママも子供が3人いるような感じなのに本当に幸せそう。ひとりひとりが個性的なキャラクターを持っていて、バカボン一家にはいつも笑顔が絶えませんし、それを目にした読者の多くも同じだったでしょう。
今のギャグ漫画と違い、子供は子供らしく、品がない笑いでもなく、個性過ぎるギャラクター達がその性格を最大限に出して読者を笑わせてくれる。お笑い芸人がハダカになってお尻を出したりして笑いを取るような「反則技」は赤塚さんの漫画にはなかったように思います。これこそ王道であり、真髄なのかな、と思います。
日本が経済成長を果たし、豊かになっていく中で、こうした成長を支えた世代の方々が亡くなっていくことが本当に寂しく思います。これからの日本を支える人たちに本当にバトンタッチできたのだろうか、私たちはバトンを受け取ってこれからの日本を未来に向けて引っ張っていけるのだろうか、そんな不安が常にあります。
きっと、経済成長を続けていた時代の人々も同じような不安があったかもしれません。でも、赤塚さんの漫画が人々の心を癒し、その笑いが明日への活力になったこともあったでしょう。
巨匠と呼ばれる人々が亡くなるたび、「あの人のような人は二度と・・・」という言葉が出てきます。でも、きっとこの平成の世の中にもそうした人が生まれてくるはず。そう信じて未来を見つめようと思います。
赤塚不二夫さんのご冥福をお祈りいたします。

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