双竜ツリモン登場
ツリモン構想
近年の太郎丸のツリモンの傾向は直線、平面が多く絵、柄で勝負する傾向が強かった。今年は夜高史上に無いツリモンを作ろうというスタンスで製作が進められた。「竜のうねりの中に心木ロープを通したい」発案者がこのツリモンで最も拘りたかったのはコレだ。心木ロープは山車の下から出ているが、それをツリモンの中に通す時はツリモンの高さ、山車との位置関係、ツリモンを吊る金具位置を慎重に考察しなければいけない。なぜなら、作ってみたものの大きくて乗りませんでした…では洒落にならないからだ。(作っていくうちにどんどん大きく…という失敗は共感できる町内も多いのでは?) 試行錯誤の結果、山車から2本前に迫り出している船首部分の間の若干のスペースをぎりぎりまで利用し竜が迫ってくると言う結論に至った。
構想後



図解説、「左から塩ビ管切断」「塩ビ管無しの状態」「塩ビ管有りの状態」
ツリモン構想はできたが、実際作ることができるのか?2匹の竜が各々の胴体に絡み合うような細工をどうやって再現するか。形を正確に出すには竜の断面を奇麗に出す以外は無い。そこで大活躍したのは塩ビ管だ。竜のツリモンだけでは無く様々な所にこういったプリミティブとなる素材が利用されている。
鬚の再現。流行の(?)LED使用。



図解説、「電飾マスター」「太郎丸LED」「春日町LED」
2006年の砺波夜高祭では誰しもが春日町の竜ツリモンのLEDに驚かされたのではないだろうか。明らかに今までの方向性とは違い斬新さがあった。今回、太郎丸の竜のツリモンにおいても春日町に倣いLEDを使用することにした。チューブ型のLEDは変形も自由で使い勝手が非常に良い。また夜高錬りまわしの際の振動で髭の躍動感を出す為にフィッシングラインにて保持してある。消費電力はLEDだけあって低いようだ。(元ネタは知らないがたしか車エクステリア用のものだったはず)
夜高マニアックス vol 01