片栗粉が指の間からこぼれる真夏の甘い蜜に羽を浸して沈んでしまったスズメバチの、美しい艶のある胴体の反射する光を待っている。世界の素朴なスープの水面を流された家が暮らしの外へと押しながされていく先に悲しい豚小屋があり、浜辺ではKANIの嘆きが期せずしてあぶり出される。現実に赤々と燃える動機と、民衆への曖昧な慰めの間に横たわる深い溝を埋めるダグ・ユールの笑顔。底の抜けた箱のようなゼロ人のコミュニティで、実の生らない木を切り倒し酒の味と歌の速度を間違った旅で、A♭のルートをB♭に置き換え安堵して座る椅子の上で、孤独な虫けらの塒で、嘘のDNAがまことしやかにささやかれている。もはやわたしの不毛な理論をお話する余地は無く、ただ黙々とシャケの腹を裂きながら猫の罵声を浴びているに過ぎない。度し難く屈折した子ども部屋の蛍光灯の明滅がお母さんに謝り倒しているが、与えられるおやつはすべてヘビイチゴのムカデソース添え、あるいは崩れて跡形もないネオンサインのケーキである。空色の女工服を着た必敗者の敗北の昼の疲れを癒すため、歌の快活さと深刻な霊感の領土がテッテ的に止揚される。宿泊先のネットカフェに反響するからっぽのわたしの声が、刹那的という言葉を絵にかいたようなコーヒードリッパーの底でいつまでも漉されずに、焦茶色の渦をネバネバと巻いている。
pic'n'dolls by natsu
yumbo are;
澁谷浩次KojiSHIBUYA
山路智恵子ChiekoYAMAJI
工藤夏海NatumiKUDO
朝倉美幸MiyukiASAKURA
渡邊哲雄TetsuoWATANABE
高柳あゆ子AyukoTAKAYANAGI
●●● 名前をクリックすると、各自の最新情報へ飛びます ●●●
グループや個人の活動情報をブログ形式でお伝えしております。
Myspace、
IGLOO DIARY、
BBS、
homebound archives
はこのホームページの一部と考えていいと思います。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。